メイドインアビスに出てくる『ワズキャン』とは、ガンジャ決死隊のリーダー的な存在である人物になります。
ワズキャンとは一体どんな人物なのか?悪党なのか、それともリーダーとして正義の人物だったのか?
ワズキャンの能力や目的などもちょっと複雑だったので、そして最後の死亡についてもしっかり解説していきたいと思います。
メイドインアビス:三賢ワズキャンの能力や過去について
ワズキャンとはガンジャ決死隊のリーダー的存在ですが、深海六層の成れ果て村ではどのような存在だったのか?
そしてどのような能力があったのかなどについて解説していきたいと思います。
ワズキャンとは?
ワズキャン#メイドインアビス pic.twitter.com/7KcayTAeSt
— Yubrich 🐧 (@yubrich) March 21, 2022
ワズキャンは成れ果て村の住人で、リコ達と出会った時はワズキャンは成れ果ての姿になっており、触覚のあるカマキリのような姿で、手や足みたいな物が無数にあるような姿でした。顔に関しては身体の中にあるようです。
性格はとても気さくな感じで、ノリが非常に軽く、リコ達にも気さくに話しかけてくれる一見とても村では良い人の印象でした。
しかしそんな明るく社交的なワズキャンは得体の知れない、なにか闇のあるような存在なのです。
ワズキャンの能力などについて
「メイドインアビス 烈日の黄金郷」で
ワズキャンの声を担当するのは、
平田広明さんです。https://t.co/e3wSp1uRcF#miabyss pic.twitter.com/w4We0kyOtj— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) December 4, 2021
ワズキャンは成れ果てになる前は通常の人間の姿でした。見た目は痩せた感じで髭面の優しい感じのリーダーでした。
ワズキャンは未来を予知できる能力があったようです。
特に超能力者のようにはっきり未来が見えるのではなく、感覚的な直感で未来を察知出来ると言われています。
ガンジャ決死隊のNo2のベラフによると「彼の体感する心理を言葉にすることは出来ない」と語っておりました。なので大半は言葉にすることは出来ないので、ワズキャンの言葉は軽く聞こえてしまうことがあるのです。
三賢の1人イリュミューイの決死隊の入隊も予言していたと言っております。
ワズキャンは「僕が信じることは必ず当たる」と自信をもって言っているので、ワズキャンは予知というより、思ったことは必ずどんな手を使ってでも叶えるという強い思いも入っていたのではないかと思われます。
メイドインアビス:ワズキャンの目的は何だったのか
ワズキャン率いるガンジャ決死隊は、黄金郷を目指して深海六層に冒険に向かったのです。
黄金郷を目指す途中にたどり着いた村では現住人達と出会い、ワズキャンはそのたどり着いた村を『望郷』と言っていました。
ワズキャンの望郷とは、『どんなに求めても得られなかったもの』という事なのです。
ワズキャンはたどり着いた村で何を目的としていたのか?
ワズキャンの目的とは?
ワズキャン率いるガンジャ決死隊が目指した黄金郷が一体何なのかは、作中では未だ明らかにはされていません。
なので黄金郷の途中の村『望郷』にワズキャンは自分たちの村を築き、故郷にしようとしたのです。
ワズキャンはどのように自分たちの村を築いていったのか?
イルミューイに『欲望の揺籃』を与え子供たちを大量に産ませ、産まれた子供達を食料にし、イリュミューイがどんどん大きく変貌していき、イルミューイ自身を村にしていったのです。
とても醜いやり方で、ワズキャンは自分たちの望郷を作ったのです。
黄金郷の夢を諦めていなかった
イルミューイ自身の成れ果て村は、村の外に出ることが出来ず、成れ果て村の住人は深掘を諦めてしまっていましたが、ワズキャンだけは成れ果てとなっても自らの夢であった黄金郷を諦めていなかったのです。
リコいわく、ワズキャンが六層に村を築いたくらいでは絶対に満足していないと言っていたのです。
その通りで、ワズキャンは村の外から来たリコ達を利用して、新たな自分の夢に利用しようとしていたのです。
欲望の揺籃でリコ村を作ろうとしていた
メイドインアビス2期楽しみ!
アニメ『メイドインアビス』2期で訪れる“成れ果てたちの村”とは? (電撃オンライン) https://t.co/FqH8jB7hBv— せつら・フォン・ロイエンタール (@S_VonReuental) May 17, 2022
物語終盤になって村がジュロイモーによって混乱してしまい、混乱を抑える為にレグが火葬砲を放った事で、村に大きな穴を空いてしまいました。
その穴から、成れ果て村の住人に恨みを持った、怒りに満ちたファプタによって村を破壊し始めたのです。
ファプタを止める為に、ワズキャンは昔の記憶を取り戻し、ナナチに取り戻した記憶と、ワズキャンの企みも一緒に伝えたのです。
ワズキャンの企みとは、リコに『欲望の揺籃』を与え、黄金郷の夢を果たす事だったのです。
欲望の揺籃とは別名『願いを叶える卵』と言われており、人の中で卵を使って願いを叶える事ができるのは子供だけなのです。
ファプタは欲望の揺籃を3つ宿しており、願いの化身なのです。
リコに新たに欲望の揺籃を与え、新しいリコの村を作り、アビスの底を目指しているリコを村にする事で、上昇負荷などを受けない自由に移動できる村を作って、ワズキャンの夢である『黄金郷』を目指そうとしていたのです。
ワズキャンはイルミューイに欲望の揺籃を与え、子供を産ませ村を作るという醜いやり方をしたにも関わらず、またしてもリコにこのような醜い事をしようとしていたのです。
ワズキャンとは本当の悪人だったのです。
メイドインアビス:ワズキャンの最後の死亡について
ワズキャンの企みはベラフによってナナチに暴かれ、作戦は失敗に終わったのです。
ワズキャンは最後にどのような想いで死んでいったのか?
最後は砂となり消えていった
ワズキャンは後始末が滅茶苦茶うまい人だった感じかな。
上手すぎて「こいつ最初から全部わかってたんじゃないのか?」と未来視的な能力を勘違いされてきた。最後に行き着いた考えが白笛と同じ「継承」な辺り、
適当に見えて真面目な人だっだんだろうな・・・。#メイドインアビス pic.twitter.com/HWYqEeLDlW— GFX360 (@GFX3601) January 14, 2022
村はファプタによってほぼ破壊されたのですが、その破壊によってアビスの原生生物たちが村に侵入してきたのです。
原生生物によって更に村は破壊、そして成れ果て村の住人達は食べられ、壊滅状態になったのです。
成れ果て村はイルミューイの力によって成れ果てとなり生活できているので、破壊されてしまうと住人達も共倒れで消滅してしまうのです。
ワズキャンも例外ではなく、逃げ切れる事が出来ず、最後は砂のように溶けていき、ワズキャンは完全消滅してしまったのです。
ワズキャンがリコ達に託した想い
ワズキャンは自分が消滅する前にリコ達に「せめて夢をかなえて、絶望しておくれ」と言って砂のように消えていったのです。
最後までワズキャンらしい嫌味を含めた最後の言葉ですね。
ワズキャンは自分が叶えられなかった夢を、最後にはリコ達に託したのではないかと思います。
ワズキャンは未来を予知が出来たのですが、ここまでは予知出来ていなかったのではないかと思います。ワズキャンの見ていた未来は、アビスのほんの一部しか見えてなかったのかもしれないですね。
リコ達にはワズキャンの嫌味な最後の言葉なんかに負けず、たくましく冒険をしてほしいものです。
まとめ
今回はワズキャンについて解説していきました。
結局ワズキャンは大悪人だったのですが、本当の悪人なのか善人なのかはちょっと謎なところもありました。
いくら未来が予知できたとしても、アビスはそんなちっぽけな予知では予測できない、壮大なものがまだまだあるように思えます。
今後のリコ達の冒険を楽しみに応援していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント