メイドインアビスに出てくる『ベラフ』は、深海六層に出てくる成れ果て村の住人になります。
ベラフとは一体どんな人物なのか?今回はベラフの正体などについてや、ベラフの本当の目的は何だったのか?
そしてミーティと一緒に居たのは何故なのかなど、理由についても解説していきたいと思います。
メイドインアビス:ベラフの正体や過去について
ベラフはその昔ガンジャ決死隊のNo2の存在でした。深海六層でのベラフとは一体どのような存在だったのか?
ベラフの過去や正体などを解説していきたいと思います。
ベラフとはどんな人物
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— GhostMK21-Colourist (@GColourist) October 13, 2019
ベラフは成れ果て村の住民であり、リコ達と出会った時は、成れ果ての姿になっており、見た目は龍のように長い身体で、お面のような、のっぺりとした顔をしています。
言葉は成れ果て村の独自の言葉を喋り、共通語はあまり喋れないようです。
過去のベラフはガンジャ決死隊の三賢として活躍しており、成れ果てになる前の姿は、とても大きな瞳を持ち、鋭い眼光でキリッとした男前でした。
ベラフは未知の言語や文字を解読するのが得意で、先住民達との交渉役などをする能力に長けていました。
ベラフは何故成れ果てとなったのか
ガンジャ決死隊は、黄金郷を目指すために深海六層にたどり着いたのです。
黄金郷を目指す途中の村で、決死隊のリーダーであるワズキャンは、この村を自分達の故郷しようと計画したのです。
しかしこの村の原生生物によって寄生され、決死隊全員の身体はどんどん衰弱していきました。
水も食料もない危機的状況の中、リーダーのワズキャンが『欲望の揺籃』を使ってとった行動がすべての間違いの始まりだったのです。
欲望の揺籃、通称『願いの叶う卵』をワズキャンは、まだ幼い少女のイルミューイに授けて願いを叶えようとするのです。
イルミューイはその後次々と赤ちゃんを産んでいくのですが、リーダーのワズキャンは次々産まれてくる子供をなんと食料にしたのです。それによって瀕死の決死隊を救ったのです。
ベラフは欲に抗えず、イルミューイの大切な子どもを食べてしまい、精神を病み、かつての誇りさえ失ったように自傷しうなだれてしまったのです。そして村がアビス中央に到達したときにベラフ自ら
「私はもはや人間ではいられない・・・」「頼む・・私を罰してくれ、骨も心も何もかも、食い散らかしてくれ」
と叫びながら大きく変貌したインルミューイ自身に取り込まれ、現在の龍のような姿になったのです。その後は後を追うように決死隊のメンバーも取り込まれていき、成れ果てとなっていったのです。
メイドインアビス:ベラフの目的とは
ベラフはワズキャンとは違い、しっかりした人間の感情をもっていました。
成れ果てとなったベラフですが、一体何を目的としていたのか?
ベラフの成れ果て村での想いなども踏まえて解説していきたいと思います。
過去の記憶は村に渡していた
「仕方がない。ヴエロエルコが戻ってくるまでだぞ」
なんだかんだ言って遊んでくれそう。ベラフとイルミューイ。#メイドインアビス pic.twitter.com/0mWGE0aQxH
— 平梅 珠百合🍁フィジクス・ポイント (@suyuli) September 27, 2020
ベラフは成れ果てになる前の記憶は、この成れ果て村にすべて渡していたのです。
ファプタの襲来によって村が破壊されるときに、記憶と本来の人間であった頃の誠実な人柄を取り戻すのです。
すべての記憶を取り戻したベラフの記憶を、イルミューイの娘であるファプタに届けることにするのです。
記憶の匂いをファプタに渡した
村を破壊しようとすファプタをとめる為に、ベラフは最後の行動に出たのです。
ナナチに記憶の全てを渡し、ベラフは暴れるファプタに近づいていき、ファプタに対してベラフの記憶の匂いをファプタに渡し、母親イルミューイとヴエコとの関係などを全て思い出してもらったのです。
ベラフはファプタに対して、イルミューイとヴエコの過去の思い出だけはどうしても渡しておきたかったのでしょう。
ワズキャンの企みを暴くため
ベラフかきました
重くて最新話まだ見れてないーー#メイドインアビス #ベラフ#イラスト pic.twitter.com/Tvnykj5keS— まるのみ人形 (@marudoll) March 30, 2019
ベラフのもう一つの目的は、ワズキャンの本当の企みをナナチに伝える事でした。
ワズキャンの企みとは、成れ果てとなった今もワズキャンだけは黄金郷の夢を諦めて無かったのです。
村の外から来たリコ達を利用して、リコに欲望の揺籃を授け、新たにリコの村を作り黄金郷を目指す冒険をしようと企てていたのです。
全くワズキャンとは自分の欲望を叶えるためには手段を選ばない同しようもない奴なのです。
ベラフはもう二度と欲望の揺籃によってイルミューイのような悲惨な事になってほしくないという想いで、ナナチに全てを教え、ワズキャンの醜い作戦を食い止めたのです。
メイドインアビス:ベラフとミーティがいた理由は
成れ果て村で、ベラフと一緒になんと死んだはずのミーティがいましたよね。
なぜベラフと一緒に死んだはずのミーティがいたのでしょうか?
ミーティは過去にボンドルドと村に来ていた
ミーティは過去にボンドンルドと共に成れ果て村に来ていたのです。そこで初めてミーティを見た時に、ベラフはミーティが不死という事がわかったのです。
どうしてもミーティがほしかったベラフですが、ボンドルドはミーティを譲ってくれませんでした。
ベラフそれでも諦める事が出来なかったのです。
ベラフが払った代償
ベラフはどうしてもミーティが欲しかったので、742本の手足全て・体長の5割・感覚器の一部(眼球)を対価として還元し、村によってミーティの完全な複製を生成したのです。
なのでベラフが食料として吸っていたミーティは、複製されたミーティだったのです。
複製とは言え、魂そのものも完全に複製しているので、ミーティと言ってもいいくらだと思います。
しかし村によって作られたミーティは、村を出ると負荷を受け消えてしまうので、この村でしか生きていくことが出来ないのです。
まとめ
今回は三賢の1人であるベラフについて解説していきました。
ベラフは三賢の中でも、人間的には誠実で、リーダーのワズキャンとは全く違う事がわかってもらえたかと思います。
ベラフがファプタに対して匂いで記憶を伝えるところは、ちょっと複雑でわかりにくかったので、今回は解説していきました。
匂いで伝えるところが独特の世界観があって私個人的には好きでした。
今後も色々な表現で楽しませてくれると思いますので、楽しみ見ていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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