惑星のさみだれに出てくる『秋谷稲近』
みんなからは「師匠」と呼ばれ、慕われていた存在になります。
今回は秋谷稲近について詳しく解説していきたいと思います。
秋谷稲近の過去や能力について、そして秋谷稲近前世がなんとアニムスだったのではないかという疑問についても解説していきます。
惑星のさみだれ:秋谷稲近の能力・過去について
ここではまず秋谷稲近の基本情報、そして能力や過去について解説していきます。
秋谷稲近とは一体どのような人物だったのでしょうか?
秋谷稲近とは
#敬老の日だからカッコイイ爺さん婆さんを貼ろう
漫画『惑星のさみだれ』より 秋谷稲近
いやー、最終巻読了後にあの設定知った時はホント驚きました pic.twitter.com/SFTK36GC9D— 梟司(キョウジ)@ゲムマ春2日目 タ10 (@biomega231) September 19, 2016
秋谷稲近は『カジキマグロの騎士(アマル)』で、なんと500年生きた人物になるのです。
とても温厚で、500年の間に数々の弟子を育て、自身も弟子たちから学ぶような非常に頭の柔らかい人物でありました。
騎士12人が集結する以前に雪待、昴と行動を共にし、2人から「師匠」と呼ばれ慕われていました。
昴と雪待と共に泥人形1体を倒したが、その引き換えに命を落とすことになったのです。
未来視の能力を持っており、自身がビスケットハンマーをめぐる戦いの中で命を落とすことを、500年前から知っていて、その最期を最後の弟子となる雪待と昴が見取ることも知っていたのです。
秋谷稲近が生きていたら、もっと早く魔法使いを壊滅させていたのではないかと思いますね。
秋谷稲近の過去について
『惑星のさみだれ』コミックス表紙、8巻のやつが好きっす(味方陣営が勢揃い pic.twitter.com/Lweqexm7NX
— オダ (@oda8888) January 24, 2022
秋谷稲近は5歳の時に大地震の影響で波に飲まれ、太平洋まで流されてしまったのです。
しかし秋谷稲近は奇跡的に自力で泳ぎ生還した時から『神通力』を手に入れた過去があったのです。
その噂を知ったある仙人が秋谷稲近を弟子とし、十数年の修行をした結果『全知者』となったのです。
全知者となった秋谷稲近はその後身寄りのない子供達を弟子としたことで、初めて師匠となるのです。
それから500年の間数多くの弟子を取り育てていきますが、全ての弟子が秋谷稲近より先に死んでいったのです。
弟子が先に死ぬ辛い経験を重ねた結果、秋谷稲近は自分は全知の神などではなく無知のただひとりの人間であると悟ったのです。
500年生きるという事は良い事ばかりではなく、辛いこともたくさんあったのでしょう。
秋谷稲近の能力について
秋谷稲近の能力は大きく3つあり、『神通力』『全知者』『天沼矛』になります。
まず『神通力』とは、未来を見ることが出来、空間移動で物体を入れ替えたりする能力なのです。
神通力の能力は年をとるごとに弱っていったのです。
次に『全知者』とは、宇宙や人類の過去から未来までの全ての歴史や事柄を知る能力です。
秋谷稲近はアカシックレコードとつながる事で、過去、現在、未来がすべてわかるのです。
次に『天沼矛』とは、能力で創り出した矛で敵を貫く能力です。
かなり強力な攻撃力なのですが、泥人形を一撃で倒す事は出来なかった技になります。年をとったせいもあるかと思われます。
惑星のさみだれ:秋谷稲近の前世はアニムスだった
生まれ変わった先が『500年過去』とかですね。
(水上悟志『惑星のさみだれ』より) pic.twitter.com/ufpMOGDNyr— えすちー(手洗い/中2女子/ツイートは取材で演出でアート) (@St7081_tw) February 19, 2022
ここでは秋谷稲近の前世はアニムスだったの疑惑について解説していきたいと思います。
あの地球を破壊するためのビスケットハンマーを創った人物がまさかの秋谷稲近だったのか!
死に際のアニムスの言った言葉
ラストバトルでアニマによってとどめを刺されたアニムスは最後に知りたいことがまだあると言っていました。
アニマは輪廻を探せば転生できるかもと語り、アニムスは転生後次はすべてのものを知りたいと言っていました。
アニムスは転生後にすべてのものを知り、前世の業を償いたいと思っていたのです。要するに地球を破壊し数々の人を傷つけた自分を償いたいと死に際に思ったのです。
そして次の転生した場所として見えた場所が随分昔だったのです。
アニマの「前世の業は償えるか」との質問に対しアニムスは「難しいな・・・500年はいるかも」と答えたのです。
アニムスは償うためには500年はかかると言ったのです。
秋谷稲近がアニムスの転生先と考える3つの理由
この2人の会話から、考えられる言葉が3つありました。
1つは『すべてのものを知りたい』とは秋谷稲近のもつ能力の『全知者』なのです。
アニムスは転生後、秋谷稲近となりその願いは叶いましたが、秋谷稲近は「全知などくだらない」と最後に語っていました。
2つ目は『転生先は随分昔』と語っていました。秋谷稲近が生まれたのは西暦1492年なので随分昔なのです。
3つ目は決定的な言葉で、アニムスが前世の業を償う為の時間が『500年はかかる』です。
秋谷稲近は約500年の人生で、その間に数多くの弟子を育て償いをしているかのようにも思えます。
この3つのアニムスの言葉から、秋谷稲近の前世はアニムスだったのではないかと考えられます。
しかし作中ではハッキリした事は明らかにされておりませんので、あくまで考察にはなりますが、ほぼ間違いないのではないかと思います。
まとめ
今回は師匠の秋谷稲近について解説していきました。
秋谷稲近の壮絶な過去や、あれだけの人間性はアニムスの前世の業の償いと思えば納得のいく行動だったと思います。
あくまで考察にはなりますが、これだけの共通点があれば間違いないかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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