メイドインアビス:成れ果て村の正体とは?価値と精算について解説!

メイドインアビス

メイドインアビスの成れ果て村は深海六層に出てくる成れ果てた姿を持つ奇妙な集団が住んでいる村。

リコのプルシュカの白笛を盗まれた事から始まる深海第六層の物語。

そんな成れ果て達が住んでいる村の正体とはいったい何なのでしょうか?

そして住人達がいつも口にしている価値と精算とは何を意味するのでしょうか?

今回は成れ果て村についてと価値と精算についてもしっかり解説していきたいと思います。

メイドインアビス:成れ果て村の正体とは


まずは不思議な見た目の成れ果てが住んでいるこの村の正体とは一体何なのか、について解説していきたいと思います。

深海六層の成れ果て村とは

成れ果て村深海六層にある村で、成れ果てが住む村になります。村の見た目は塔のようにも見えますが、どこか生き物の死体のようにも見える不気味な形をしております。

成れ果て村は独特の価値観があり、そして話す現地の言葉は『イルブル』と呼ばれ、村独自の言葉や文化があるのです。

この村は外からは自由に出入りすることが出来ますが、住んでいる成れ果て村の住人は村から出る事は出来ないのです。

そして例外として成れ果ての姫とされている『ファプタ』だけは村の外にいますが、村に入ることが出来ません。

成れ果て村の中は力場と言われる上昇負荷が無いため、村の内部では自由に動く事も出来、上昇する事もできるのです。

成れ果て村はイルミューイで出来た村


成れ果て村は独特の文化を持ち、村の中では上昇負荷も無い不思議な村は『イルミューイ』で出来た村になるのです。

イルミューイとは、南海ベオルスカの孤島がまだ未開拓だった大昔にその島に住んでいた先住民の少女になります。

イルミューイは子供の産めない身体で、その事が理由で親に捨てられた過去を持つので、子供を産む事がイルミューイの夢だったのです。

そんな時にイルミューイの住む村に、黄金都市を目指していた『ガンジャ決死隊』と出会い、ガンジャ決死隊の道案内役として共に行動する事になりました。

黄金都市を目指して旅する中で、イルミューイはガンジャ決死隊の1人であるヴェコにとても懐くようになり、2人は親子のような仲になっていくのです。

欲望の揺籃がすべての始まりだった

イルミューイが成れ果て村になった経緯にはとても悲しく、そして悲惨な出来事でした。

その出来事とは、探索中に飲んだ水もどきが原因だったのです。

この見た目は水のような水もどきの正体は、水に擬態した謎の生物のことで、熱を与えたくらいでは生物は死ぬ事は無く、それを飲んだ人間は次々と感染していき身体が蝕まれていくのです。

次々と感染していく中、イルミューイも感染していき悪化していったのです。そんな中、卵のようなモノを発見し、その卵が願いを叶える卵の遺物である事が判明しました。

その卵の遺物は『願いを叶える欲望の揺籃』である事がわかったのです。

その欲望の揺籃をイルミューイに使う事で、イルミューイは一命をとりとめ元気になっていったのです。この時にイルミューイが何を願ったのかは不明ですが、元気な姿になっていったのです。

イルミューイが成れ果て村になった経緯


イルミューイはこの欲望の揺籃によって元気になりましが、次第にイルミューイの身体に異常な変化が起きてきます。

イルミューイはどんどん大きく異様な姿に変化していき、遂には赤ちゃんを次々に生んでいくのです。

次々と生まれてくる赤ちゃんを、ガンジャ決死隊のリーダーである『ワズキャン』は食料にする事を思いつき、赤ちゃんを次々に殺害し、食料にしました。

そしてワズキャンは全部で3つの欲望の揺籃をイルミューイに使っていったのです。

そんな日々が続く中、大きく奇妙な身体に変化し続けるイルミューイは知性を無くしていき、ある日層の中心部へと向かい自身が成果て村に化し、村の人間達をどんどんと取り込んでいって成れ果てとしました。

こうしてイルミューイ自身が成れ果て村となり、住人は成れ果てとなったのです。

次々と赤ちゃんを生んで殺害されそれを食料にされていく毎日に耐えられなかったイルミューイは、自身が村と化し、その苦しみから開放されたかったのでしょう。

メイドインアビス:成れ果て村の価値と精算とは

成れ果て村には、独自の文化のようなものがあります。

それは価値と精算になります。

ここでは成れ果て村の『価値』と『精算』について解説していきたいと思います。

成れ果て村は価値という独自の概念がある

成れ果て村には『価値』という独自の概念によって生活をしています。

価値とは、そのモノが持っている特技や好きなことに対して、そのモノの価値が決められていく事です。

成れ果て村では、この価値をやりとりすることで物を売買するなどの生活が成り立っているため、成れ果て村では価値が非常に重要になってきます。

実際に欲しいモノの価値が、自分の持っている価値を上回る場合は残りの価値を補うために、自分の身体を売る事などもしていくケースもあるのです。

村にある価値の釣り合いを保つために行われているのです。

価値をキズつける事で精算される


そしてもう一つの成れ果て村での決まりが、『精算』なのです

精算とは、村の価値を傷つけたり、破壊してしまった場合、その壊してしまったものの代償として所有物の没収などを受けるといったことがあります。

壊したり盗んだモノの価値が所有物のみで精算が完了しなかった場合は、自分の身体の一部を取り上げられたり、ひどく身体を傷つけられるというとても苦痛な目にあう事もあるのです。

それほど成れ果て村では価値を重要にしているのです。

まああが精算された理由

リコ達が初めて成れ果て村に訪れたとき、まああが精算をうけてリコたちは驚いていました。

まああさんが精算を受けた理由は、リコ達が大事にしている『メイニャという価値を傷つけた』からなのです。

まああはメイニャのお腹にパンチをいれメイニャを傷つけてしまいました。

その行為は村からすると、リコたちの価値を傷つけた事になるので、それに対しての精算をうけないと釣り合いが取れないからなのです。

まああが受けた精算の内容は、まああが大事にしていたぬいぐるみを取り上げられ、それでは価値に見合わなかったので、身体の一部を奪われ精算が完了したという事になります。

メイニャの価値は、まああの大事なぬいぐるみと身体の一部で釣り合いがとれたということになるのです。

まとめ

今回は成れ果て村について解説していきました。

成れ果て村の出来た経緯にはとても辛いイルミューイの過去があったのです。

欲望の揺籃という願いが叶う卵に全員が翻弄され、全てが崩れていったのです。

そしてイルミューイ自身の成れ果て村が出来、そこには独自の文化がるのです。

第六層まで来たリコ達、今後もどんどん深海にいき、いろいろな村に行くことになると思います。

今後のいろいろな村での出来事を楽しみに見ていきたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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サラリーマンをしながら趣味、副業を含めていろいろな事に挑戦しています。

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