風都探偵:翔太郎とおやっさん鳴海壮吉の関係は?最後死亡までを解説!

風都探偵

風都探偵で左翔太郎の師匠である『鳴海壮吉

本編ではすでに故人となっておりますが、翔太郎からはおやっさんと呼ばれ翔太郎の憧れの存在でした。

今回は翔太郎の憧れの存在であるおやっさん事「鳴海荘吉」と翔太郎の関係や過去、そして最後はどのようにして死亡したのかを解説していきたいと思います。

風都探偵:翔太郎とおやっさん鳴海壮吉との関係について

ここでは鳴海荘吉の人物像などについて解説していきたいと思います。

翔太郎が慕って憧れた人物、そして今でも翔太郎の探偵の基礎となった鳴海荘吉とはいったいどのような人物だったのか?

おやっさん鳴海壮吉とは


鳴海荘吉は『鳴海探偵事務所』の探偵であり、『仮面ライダースカル』として風都の街を守っていたのです。

壮吉はガイヤメモリを風都の街にばら撒き始め、一般人をドーパント化する目的だった『ミュージアム』と対抗すべく探偵として闘っていました。

ミュージアムとはガイアメモリの生みの親であり、『園咲琉兵衛(そのざきりゅうべえ)』を支配者とする秘密組織なのです。

そんなミュージアムの一員であった『シュラウド』という人物が壮吉にロストドライバーとスカルメモリを渡し、壮吉は仮面ライダースカルに変身していたのです。

シュラウドはミュージアムのガイアメモリを風都の街にばら撒き、人々をドーパント化させた悪行を恨み、元々知り合いであった壮吉にメモリを渡し、ミュージアムの壊滅を依頼したのです。

この頃はミュージアムがいろいろなガイアメモリを作り出し、勢力をどんどん伸ばしていたので、シュラウドはドーパント相手でもしっかり対応できるようにメモリガジェット等を壮吉に提供していたが、壮吉が最後までガイアメモリを使用することを拒んでいたのです。

壮吉は探偵として依頼人を何より大事にし、依頼人を信じ抜いて守りきる探偵としてのスタンスは、翔太郎や亜樹子達、現在の鳴海探偵事務所のメンバーにもその思想はしっかり引き継がれているのです。

翔太朗と壮吉の出会い


壮吉と翔太郎の初めての出会いは、翔太郎まだ小学生の時に、幼なじみと行った街の歌姫のコンサート会場でした。

その会場にこの頃から徐々に流行していたドーパントが現れ、歌姫を襲ったときに壮吉が現れ、ドーパントを見事に制圧したのです。

しかしコンサート会場で倒したドーパントは、壮吉とコンビを組んでいた相棒の『マツ』だったのです。ドーパントとなった元相棒のマツを殺してしまい、自暴自棄になっていた壮吉は探偵業を休業していたのです。

そんな事も知らず、あの姿を見た翔太郎は「はじめて男の中の男を見た」とすぐに壮吉に惚れ込み、探偵の弟子入りを志願したのです。

もちろんそんな小学生を弟子にするはずも無く、休業中のため翔太郎を相手にすることはありません。しかし翔太郎は諦める事無く、弟子入りを志願し続けたのです。

翔太朗が探偵になった経緯

ある夜に翔太郎がドーパントに襲われ、危機一髪のところで壮吉に救われた事件の夜に、翔太郎の風都への想い、そしてドーパントに対抗する姿を見て「オレなどよりよほど、風都に生きる人間の誇りをもっていた」と語り、壮吉は再び探偵として風都の街を守る事を誓ったのです。

救ってもらった事で翔太郎は更に壮吉に惚れ込み、相変わらずしつこく弟子入りを志願したのですが、壮吉からはYESは出ません。

そんな日々が続き翔太郎が高校生になった頃に、自分のためではなく人のために我慢ができるようになった翔太郎の成長を確認すると、ついに弟子入りを認め、「その心で・・俺と一緒に街の涙を拭おう」と渋い一言を翔太郎に残し、翔太郎は泣きながら喜んだのです。

この日から翔太郎の探偵人生がスタートしたのです。

風都探偵:鳴海壮吉の最後から死亡まで


壮吉の助手となった翔太郎は毎日のように壮吉にどやされる日々の中、少しずつ成長していったのです。壮吉のトレードマークである帽子に憧れ、早くあの帽子が似合う男になりたいと、相変わらず壮吉に憧れる日々だったのです。

そんなある日とても大きな依頼が来たのです。それこそが『ビギンズナイト』だったのです。

2人が潜入したのはミュージアムだった

シュラウドからの依頼で、壮吉は『運命の子』の救出を依頼されたのです。

壮吉は自分がスカルであることや、大きな依頼は翔太郎には伝えずに、秘密裏に単独行動していました。これはま翔太郎には自分がスカルという事実を話すには早すぎるを考えたからでしょう。

この運命の子救出の依頼も翔太郎には何も告げず、一人で行動していたのです。

なにせ運命の子の救出の場所はミュージアムの本拠地だったからです。とても危険な依頼だったからです。

しかし翔太郎は今回の依頼は何かいつもとは違う、やばい依頼だと気づき、事務所に隠してあったシュラウドから壮吉に以前渡していた、『ダブルドライバーと6本の専用のガイアメモリ』が入ったトランクを持って壮吉を追って船に乗り込んだのです。

船で壮吉と合流したものの、勝手な行動をした翔太郎に対して「なぜここにいる」と問うと、翔太郎は「おやっさんがやばいじゃ無いかと思って・・・・」と返答。

壮吉はそこで今回の依頼内容が運命の子を救う事を翔太郎に告げ、2人でミュージアムに潜入するのです。

運命の子フィリップだった

救出の依頼の運命の子は、フィリップだったのです。フィリップはミュージアム支配者『園咲琉兵衛』の息子であり、本名は『園咲来人』という少年だったのです。

フィリップは幼い頃に大怪我をし、その影響で脳内に地球記録の全てを宿したのです。

父親である園咲琉兵衛は、フィリップのその才能を利用しガイアメモリの開発をさせ続けたのです。

潜入に成功した壮吉は、スカルメモリの特性を利用して、地球の本棚の中に引きこもっていたフィリップ(運命の子)に強制的に接触するのです。(この反動でスカルメモリは消滅してしまう)

スカルメモリによって地球の本棚に入った壮吉は、運命の子に対して、父親である園咲琉兵衛の言うがままの生き方だけの彼に対し「自分自身の決断でこの暗闇の牢獄を出ろ・・そして自由になってから・・お前の罪を数えろ」と諭し、運命の子に壮吉はフィリップという名を授けたのです。

その後フィリップは自分の意思で始めて行動し、地球の本棚から壮吉と共に脱出したのです。

鳴海壮吉の最後

運命の子フィリップは救出したのですが、この島を出る事は不可能に近い事だったのです。

敵も無数に居る、そして何よりスカルメモリは破壊されているのでもうスカルには変身できない。

そんな危機迫る中、壮吉は翔太郎が持ってきた専用のガイアメモリを使おうかどうか迷っていたところ、一瞬の油断で背後から敵に銃弾をくらってしまったのです。

そして、壮吉は翔太郎に対して「この依頼はお前が引き継いでくれ」と翔太郎に自分の帽子を渡し「似合う男になれ」と言い残して死んでしまったのです。

最後まで本当にハードボイルで渋いおやっさんだったのです。

人生最悪の別れと最高の出会いの日

壮吉の死後、翔太郎はフィリップと共に島の脱出を見事成功させたのです。

この時、翔太郎とフィリップは初めて『サイクロンジョーカー』として仮面ライダーWとなった日だったのです。

フィリップはこの事件を通して、荘吉を失ってしまった「最悪の夜」

しかし、翔太郎という最高の相棒に出会えた事でもあり、人生最悪の別れと、人生最高の出会いが両方訪れた日。

なので2人はあの日を悪夢の夜では無く『ビギンズナイト(始まりの夜)』と呼ぶようになったのです。

まとめ

今回はおやっさんこと鳴海壮吉について解説していきました。

この回想シーンは涙無しでは語れないですね!別れと出会いが同時にくるって本当に複雑ですが、翔太郎とフィリップは大好きなおやっさんの死を無駄にしないように、あえてはじまりの夜としたのでしょう。

2人にはおやっさんの想いを継いで、これからも風都の街を守っていってほしいと願います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

アバター

普段は会社員の40代男性です。

サラリーマンをしながら趣味、副業を含めていろいろな事に挑戦しています。

とにかくアニメが大好きなのでアニメに関してのブログを中心に記事を執筆しています。
少しでも皆様に楽しんで頂けるよう記事を書いて行きたいと思いますので、宜しくお願いします。

iwabobuをフォローする
風都探偵
iwabobuをフォローする
サラリーマンのお手軽趣味ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました