ゴールデンカムイ:金塊の目的・狙う理由を勢力別に解説!

ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイと言えば金塊の争奪戦からすべてが始まっています。

争奪戦ではいろいろな人物や勢力があり、それぞれの目的で金塊を見つける為奮闘している。

『杉元・アシリパ』『土方一派』『鶴見一派』『尾形百之助』『ウイルク・キロランケ・ソフィア』といろいろな勢力が金塊に人生を捧げたと言っても過言ではありません。

今回は金塊争奪戦の目的を勢力別に狙う理由について解説していきまとめたいと思います。

ゴールデンカムイ:金塊の目的・狙う理由を勢力別に解説!

いろいろな派閥が手を組み合ったり、裏切ったりの繰り返しで物語が進んでいきますが、誰がどのような目的なのかがわかりにくくなっているので、派閥ごとにまとめて解説していきます。

勢力別 目的
杉元・アシリパ 杉元は梅ちゃんの手術費用。その後はアイヌの文化に触れアシリパ信念に惹かれ、アリシパを守りアイヌの未来を導く事になった。

アシリパは父親の復讐の為だったが、父親の意思を継ぐ為アイヌの未来を切り開く事を目的とする。

鶴見一派 金塊を獲得して軍資金を調達し戦友や家族たちに安定した生活をさせること、戦友たちが眠る土地を手に入れること、そして日本国の繁栄の為
土方一派 蝦夷共和国を作って北海道を独立させたい。
尾形 鶴見を第七師団長から引きずり落とし、自分が師団長になる事が目的だった。
ウイルク・キロラン・ソフィア 『極東ロシア』『樺太島』『北海道』を独立させ『極東連邦』を作る事。しかしウイルクが北海道だけを独立させる計画変更をする。

杉元・アシリパの金塊目的・狙う理由


杉元とアシリパは最初に手を組みました。当初の目的は杉元は元恋人で友人と結婚した『梅ちゃん』の目の手術費用の為に金塊を探す事でした。

アシリパは過去の金塊によるアイヌ殺害事件の被害者である父親の仇をとる為に金塊争奪戦に参加した。

しかしその後父親であるウイルクが網走刑務所で『のっぺらんぼう』として囚人の身体に刺青を彫って、未だに生きてる事が判明しました。

生きている事実を知ったアシリパの目的は父親の復讐では無く、父親の意思を継ぐための目的に変わっていった。

元々金塊はアイヌが見つけた物だからアイヌの未来の為に金塊は使うと誓い、金塊争奪戦を続けたのです。

杉元もアシリパと共に金塊をさがしていくうちに、アイヌの文化に触れ戦争で汚れた自分が救われるような気持ちになった。

アイヌの風習である『人を殺害すると地獄に落ちる』と言い伝えがあり、アイヌの文化風習をアシリパは守っていました。

そんな信念を持つアシリパに次第に杉元は『尊敬』のような感情を抱いてくる。

作中でも「アシリパさんが見ている世界に俺もいると思うと、なにか綺麗なものになった気がして救われる」とも言っていた。

杉元は次第にアリシパに平和になって欲しいとの目的も湧き始めアシリパを全力で守る事を誓う。

2人は最後には対等な相棒となり、金塊で得た『土地の権利書』を手にして、アイヌの未来のために幸せに暮らしていくのでした。

鶴見一派の金塊目的・狙う理由


鶴見中尉の本当の目的は最後の最後まで理解出来なかったのですが、暴走列車のシーンで本当の目的が明確になりました。

鶴見の目的と思われる内容は大きく分けて2つありました。

・金塊を獲得して軍資金を調達し戦友や家族たちに安定した生活をさせること、戦友たちが眠る土地を手に入れること、そして日本国の繁栄の為

・過去に妻子を殺害されたアシリパの父親である『ウイルク』への復讐

この2つが鶴見の目的とされていましたが、部下である鯉登や月島でさえどちらが本当の目的かは不明でした。

しかし最後の暴走列車で杉元の攻撃により形見としていた『妻の骨』と『土地の権利書』が同時列車から落ちたのです。

その瞬間に拾ったのは『土地の権利書』だった。

つまり鶴見中尉の本当の目的は、日本国の繁栄と戦友達が眠る土地を手に入れる為、権利書を利用して自分の計画の邪魔となる中央を黙らせる事でした。

部下たちに語っていた事は本当の目的だったのです。

確かにウイルクへの恨みもあり目的の中にはあったでしょうが、あくまで本来の『日本国の繁栄の為』のおまけに過ぎなかったのでしょう。

土方一派の金塊目的・狙う理由


土方の金塊目的は最初から最後までブレる事なく一貫していた。

土方の目的は蝦夷共和国を作って北海道を独立させたい。

ロシアの南下に備え、北海道を独立させることで北への盾「緩衝国」として利用することにありました。

北海道の独立した国に関しては金塊を隠した『ウイルク』と目的が似ており、そのためウイルクは土方には網走でも信頼を置いていました。

その証拠に土方にとても重要となる『』の刺青を彫り、金塊の在り処を指し示す暗号でした。

尾形の金塊目的・狙う理由


尾形も最後の最後まで非常に分からない存在でした。

単に金塊争奪戦をかき回してみんなを混乱させたいのか、という意見も多くありましたが尾形にもしっかりした目的があったのです。

これも最後にわかったのです。

尾形の目的は鶴見を第七師団長から引きずり落とし、自分が師団長になる事が目的だったのです。

尾形の役割は中央政府のスパイで鶴見の暴走を監視すること。スパイとして反乱分子である鶴見一派を全滅させ、おまけに土地の権利書まで手に入れる。

それだけの条件が揃えば中央政府の『奥田閣下』も十分納得してくれるはず。そして尾形を師団長にするくらい安いもの。

尾形はこんな生まれた事すら祝福されていない、両親の愛もうけて来なかった自分でも師団長になれるという事を証明したかったのでしょう!

鶴見は尾形に対して「第七師団長なんぞ偽物でも成り上がれると証明したいのだろう」と表現していました。

闇の深い尾形の目的っぽいですね。結局は鶴見にも見放され、親にも見放された尾形はすべてを見返したかったのでしょう。

ウイルク・キロランケ・ソフィアの金塊目的・狙う理由


この3人は少数民族が住む『極東ロシア』『樺太島』そして『北海道』これらを日本とロシアから独立させて一つの国にする、それが彼らの最終目的の『極東連邦』だったのです。

極東連邦を作るためにはもちろん軍資金が大量に必要です。その軍資金を集める為にウイルクとキロランケはロシアから北海道に渡って金塊探しをしたのです。

しかし北海道に渡ったウイルクは現地で家族を作り娘の『アシリパ』が生まれたことにより、キロランケ曰く変わってしまったのです。

ウイルクは当初3人で計画していた『極東連邦』を変更した。それは北海道だけを独立させて樺太島と極東ロシアは希望者を募り移民させようと計画変更を勝手にしていた。

ウイルクの計画変更はキロランケの言う通り、家族が北海道に出来た事が大きな理由になるでしょう。

なので当初の『極東連邦』の軍資金の為の金塊探しは、ウイルクだけ北海道の独立国という目的に変わったのです。

勝手なウイルクの計画変更によりキロランケとは決別する事になる。

そしてウイルクは1人で金塊を探し当て、金塊を隠しアイヌの未来のためそして娘のアシリパの為に暗号化し刺青を彫った。

まとめ

今回はそれぞれの金塊目的について解説していきました。

それぞれ目的は違いますが、すべては未来の為だったように思えます。尾形以外は。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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