ゴールデンカムイ31巻でついに完結しました。最後はハラハラドキドキでしたが何とかハッピーな感じで終わってくれてよかったですね。
そんな最終話ですが非常に気になるところはやはり『鶴見中尉』は本当に死亡したのかです!
鶴見の事なのでそんなにあっさり死んでしまうとは思えないところもあります。
今回は最後の暴走列車で鶴見中尉は本当は死亡していなかったのではないか?生存について気になるシーンなどもありましたので解説・考察していきたいと思います。
ゴールデンカムイ:鶴見中尉は最後死んでいない?
鶴見中尉の最後の死亡について気になる点が何点かありました。
今回は最後の暴走列車の戦いから気になるシーンをまとめて解説していきます。
鶴見の暴走列車の最後のシーン
【ゴールデンカムイ 302話感想】杉元・鶴見・尾形等主要キャラが大集合!!地獄行きの暴走列車が走り出す!! https://t.co/nZhCUcGQQ4
— ジャンプまとめアンテナ君 (@jump_m_ant) January 5, 2022
土地の権利書をめぐり鶴見と杉元・アシリパは暴走する列車で激闘を繰り広げる。
鶴見は権利書をなんとか自分のものにし、文句があるなら北海道の土地を海外に売ると中央政府を恫喝する材料にしたかった。
しかしアシリパにはアイヌの未来のためには北海道の土地の権利書とても重要なもの。
お互い金塊争奪ではなく権利書争奪戦になっていく。
戦いは激化していき、杉元はポケットに隠しもっていた金塊を鶴見の目に当て、その瞬間に鶴見を見事に斬りつけ、アシリパは権利書を奪い返した!見事なコンビプレイですね!
その後杉元は胸を刺されるも不死身の杉元は鶴見にとどめの銃弾を右胸辺りに撃ちこみ、杉元と鶴見は一緒に暴走列車ごと海に落ちてしまった。
杉元は生きていたが鶴見は不明
楽しみ!
最終話読んでからゴールデンカムイ展に行く!!#ゴールデンカムイ #ゴールデンカムイ展 https://t.co/IZOqUSHl5e— ガッちゃん(SW)🦌⚽🏐🎾🏀🥌🏂🐕 (@gattyann) July 18, 2022
胸を刺されて海に落ちた杉元、胸を撃たれ海に落ちた鶴見。
さすがに2人とも死んでいるだろうと思い、シーンはそのまま半年後になった。杉元は見事に生きていました。さすがは不死身の杉元!
杉元は生きている描写がしっかりとありましたが、その後鶴見がどうなったかは全く触れる事もなく、描写もありません。杉元からも海に鶴見と共に落ちた後の事は何も語れてもない。
杉元と鶴見は共に胸を負傷した状態で列車ごと海に落ちている。同じ状況で不死身の杉元は生存していた。鶴見も不死身とまではいかないが彼もそう簡単に死ぬようには思えない。
同じ状況で杉元だけ助かった事も不思議ではあるし、その後を何も語られてないのも違和感を感じます。
月島の必死の捜索でも何も出てこなかった
月島は生き残り、鶴見中尉が列車から落ちて死亡したとされる『函館湾』を必死に骨の1本でも、そしてトレードマークである『額当て』でも出てこないかと探した。
半年かけて必死で探しても鶴見の死体も見つかっていないし骨、額当て、衣服も何も見つかっていない。
何1つとして鶴見の物は見つからず、その後は鶴見の情報に関して何も語られない。
月島と鯉登の会話の中でも鶴見中尉が死亡したとは1度も会話に出てこない。
非常にモヤモヤが残る感じでした。
ゴールデンカムイ:鶴見中尉の生存を最終巻加筆から考察!
ここでは最終巻の31巻加筆から鶴見中尉の生存を考察していきます。
加筆には驚くべき事実が隠されていました!
31巻の加筆内容
最後は金塊を掘り起こした『白石』がどこかの国の王になり、白石の顔が入った金塊のコインが杉元とアシリパの元に届き驚いて終わりました。最後は白石オチ最高でした!
しかし単行本の特典として最後に加筆があったのです。
それは一枚の写真にマッカーサーが写っている写真。マッカーサーの死後に彼の遺品から見つかった1枚の写真でした。
何故いきなりマッカーサー?と思いつつ読んでみました。
太平洋戦争終結の直前にソ連は北海道の占領を画策していた。そこに日本軍が迎え撃ち攻防戦となった。
攻防戦の中、ソ連軍の侵攻を阻止出来たのはマッカーサーが米軍のBー29爆撃機を北海道に飛来させたことで、ソ連軍は牽制し結果的に北海道侵攻を断念することとなった。
当時のアメリカはソ連に援助もしていた。それなのになぜマッカーサーはソ連では無く北海道を助けるような行動をとったのか?
その後もマッカーサーは朝鮮戦争においても「北朝鮮及び中国への進軍」「旧満州帝国領内の占領」をトルーマン大統領に進言、おもて向きは『ソ連の南下を阻止するため』という大義だが・・
裏でマッカーサーはそれらの作戦に日本軍を投入しようと独自で計画していた。
マッカーサーが日本軍に対して何故ここまでするのか?
根拠については、マッカーサーはアメリカ大統領に出馬するための膨大な選挙資金の援助をある日本人から約束されていた。
ある日本人によりこの計画が実行されていればマッカーサーは間違いなくアメリカ大統領になっていただろう。
しかしマッカーサーは大統領になっていない。その理由はマッカーサーは『ありもしない人参をぶら下げられていた』からなのです。ある日本人のマッカーサーを利用するためのすべてウソだった。
しかしこのウソのおかげで北海道を無事ソ連の侵略されることなく、今でも北海道は無事に日本である。
鶴見は生存し、マッカーサーを操る黒幕に
#ゴールデンカムイ
このマッカーサー元帥の写真の後ろの方にいるこの人鶴見中尉じゃない?? pic.twitter.com/9BYHiVUttI— 山。 (@yama_gxh) July 19, 2022
ここからはあくまで考察になります。
マッカーサーを騙し、見事に北海道を守ったある日本人!この頭の切れる黒幕は誰なのか?
そうです!皆さんお待ちかねの『鶴見中尉』だったのです!
はっきりとは鶴見中尉とは名前は出ていませんが、ヒントのような描写が最後に出てきていたのです。
マッカーサーが持っていた遺品の写真の箱から一緒に入れられていた物があったのです。それはマダラ模様の金塊5枚ほど入っていた。
最後は写真とマダラ模様の金塊5枚の写真で終わったのですが、金塊では無く写真に写っていたのです。
マッカーサーが中央に写っている写真の隅っこになんと鶴見中尉と思われる人物が写り込んでいた!
何と後ろにあの鶴見の特徴であった『額当て』をしている人物がいたのです。
これは間違いなく鶴見は生きていた証拠になります。あの額当ては確実に歳をとった鶴見です。
鶴見はやはりあのまま死亡しておらず、その後マッカーサーに近づき、ありもしないにんじんをぶら下げ、北海道を守り素晴らしい活躍をしてくれていたのです。
最終的に鶴見中尉を単なる悪役では終わらせず、死んでいった仲間や母国に抱いていた「愛」は本物だった…と言う締めだと思います。
まとめ
今回は鶴見中尉の最後について解説していきました。
最後の写真については考察になりますが、間違いなくあの写真に写っているのは鶴見で間違いないでしょう。
やはりただでは死んでいなかったのですね。さすがの鶴見!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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