チェンソーマンに出てくる『マキマ』
公安退魔特異4課のリーダーで主人公であるデンジの上司。内閣官房長官直属のデビルハンターである。
普段は落ち着いた性格で、デンジをはじめとした部下や同僚にも優しく接している。そのため周囲にも慕われているようだが、何かと謎の多い存在であることは間違いない。
その証拠に特異4課の隊長『岸辺』らには非常に警戒されている。
今回はマキマの強さや能力、そして正体や本当は敵なのかそれとも味方なのか、そして真の目的は何なのかについて解説していきたいと思います。
チェンソーマン:マキマの強さ・能力を解説
ここではマキマの能力や強さについて詳しく解説していきます。
不死身の再生能力
見た目は可愛い普通の女性であるが、実はなんとも恐ろしいほどの強さと能力をもっている。
代表的な能力としては、不死身の再生能力である。ピストルで頭を打ち抜かれても一度は死亡するものの、すぐに再生し復活してしまう。
何度殺害しても復活するその再生能力はかなり優位な能力と言えるでしょう。
名前を名乗らせ対象者を殺害する
この能力は殺害したい人物を遠隔で操作し殺害することができる能力。
この能力は終身刑以上の犯罪者に対象の名前を言わせた後に、マキマが念力のように潰すポーズを取れば、名前を言われた対象者はどんなに離れた場所にいようと圧縮されて死亡してしまう。
そして名前を発した終身刑以上の犯罪者も圧縮によって死亡する。
要するに終身刑以上の犯罪者1人の生命を使って対処者1人を殺害する能力なのです。
マキマに名前を知られれば誰でも遠隔によって殺害されてしまう恐ろしい能力なのです。
睨むだけで相手を流血させる
この能力はマキマがヤクザ事務所に1人で乗り込み、ヤクザとの交渉を行った時に発揮した能力になります。
交渉中に下っ端ヤクザがマキマに殴りかかろうとした瞬間に、マキマがその男を睨みつけ男は鼻血と目からも出血をし、立ち上がれなくなった。
その後ヤクザとの交渉では、ヤクザ達の親兄弟などの目玉を見せ、交渉に応じれば親兄弟の目を元通りに戻してやると脅し、交渉を成立させた。
能力も恐ろしいが何と言ってもやること全てが規格外で恐ろしいですね。
小動物などを自在に操る
この能力は小動物などを自在に操り、小動物の聴覚で盗聴をすることができる能力。
実際にいろいろな情報を小動物を使って盗聴し、情報を集めている。
なので油断していろいろな事を話すとどこで何を聞かれているのかわからないので一切の安心が出来ないのです。
ばーんの一言で対象物に大穴を開け破壊する
これも驚異的な能力で、対象者に向かってマキマの指を拳銃のようにし「ばーん」と言うだけで対象物は爆発してしまう能力。
この能力はマキマも多様に使用しており、これに撃たれてしまうと対象物は大穴が空いてしまう。
ここまで来ると強いというレベルでは無いですね。もはやどうやったら死んでしまうのかが不思議なくらいです。
すべての者を支配・洗脳できる
マキマの口から対象者に対して「これは命令です」と発すれば、対象者は全てを受け入れてしまう能力。
対象者にこれは命令ですと言って何かの指示を出せば、対象者がそうは思っていなくても勝手に身体が動いてしまい指示に従ってしまう。
自分より程度が低いと判断した者を完全支配する
先程の洗脳と少し近いものがありますが、マキマが自分より程度が低いと判断した者に対しては、完全に支配することができるのです。
要するに自分より弱い、自分に負けた者はすべて支配下に置く事ができる。
そして強力な悪魔などが現れたときは、支配下に置いている者を招集し、各人の能力を自在に使用する。
ここまで来るともう手に負えないほどの強さですね。
チェンソーマン:マキマの目的や正体は敵か味方なのかを解説
マキマの能力や強さは理解できたかと思いますが、マキマは何故複数の能力を持ち、支配下を作っているのでしょうか?
ここからはマキマの真の目的を解説していきます。マキマは果たして敵なのか味方なのか?
マキマの正体は支配の悪魔
マキマがここまで規格外の能力や強さを持っているのは『支配の悪魔』だったからなのです。
国のトップである内閣総理大臣と契約を交わし支配の悪魔となった。
マキマの一番の能力とも言える不死身の再生能力は、総理大臣との契約によって「マキマが受けた攻撃は日本国民の病気や事故に変換される」のです。
なので銃で頭を撃たれて復活した際も、日本国民の誰かに死亡が変換されマキマは復活出来た。
そしていろいろな者を支配下に置く能力も、支配の悪魔の契約を交わした事で成し得る事だったのです。
目的はチェンソーマンを支配下に置くため
マキマの真の目的はチェンソーマンを支配下に置き、より良い世界を作る事。
チェンソーマンを支配下に置き、死、戦争、飢餓などこの世になくなったほうが幸せになれるものをチェンソーマンに全て消し去ってもらうことだった。
より良い世界と綺麗事を言ってますが、実際は世界を支配することが目的だと思われる。
なのでマキマが本当に欲しいものはデンジではなく、デンジの心臓である『ポチタ(チェンソーマン)』だったのです。
デンジを不幸にしポチタを奪う
デンジとポチタの契約は、ポチタがデンジに心臓を渡す代わりに、デンジの夢(普通の人生を送る)をポチタに見せる事でした。
マキマがデンジに当初は夢のような幸せな生活を送らせ、その後色々な不幸なことを行わせたのは、一度幸せを味合わせてからどん底に叩き落し『普通の人生を送る』という夢を諦めさせ、デンジの夢をぶち壊すことで契約を無効にさせポチタを手に入れる事を考えたのです。
しかしデンジはそう簡単に世の中を諦める事はせず、ポチタを奪うことは出来なかった。
そしてマキマは遂にデンジを殺害して強引にポチタを奪う事にしたのです。
マキマは敵でラスボスだった
マキマはデンジの精神をグチャグチャにして言葉も自我もない、怪物のようなチェンソーマンにしていきました。
そしてラスボスであるマキマvsチェンソーマンの戦いが始まった。
最終目的であるチェンソーマンを奪う為にマキマは自身の支配下に置いていた『武器人間』を複数人招集しチェンソーマンと戦わせました。
チェンソーマンは戦いの中でマキマに攻撃を与えるも、マキマの支配の悪魔の能力によって再生を繰り返す。
そこからはマキマの猛攻撃によって遂にチェンソーマンは気を失った。
そしてマキマはデンジの内蔵をえぐり、強引に心臓のポチタを奪おうとした。しかしデンジから離れようとしないポチタ、そしてまだ抗うデンジの姿を見てマキマは「私達の邪魔するなら死んで」と言って強引にポチタをデンジから引きちぎった。
遂にマキマは念願であったチェンソーマンであるポチタを手にしたのです。
最後はデンジによって死亡
ポチタを手に入れたマキマは一安心でなれないタバコを吸っていた。完全に油断した状態であった。
その時死体の山からデンジが現れた。そしてチェンソーを持ったデンジは油断していたマキマをチェンソーで斬りつけた。このチェンソーはパワーちゃんの血で作ったチェンソーだった。
何故デンジが生きていたのかは、マキマがずっと戦っていたのはデンジが心臓からもぎ取っていたポチタであった。要はデンジの分身のような存在と戦っておりデンジは死体の山に身を潜めていたのです。
そしてパワーちゃんの血で作ったチェンソーで斬りつけ、マキマの中でパワーが暴れまわっているのでキズの治りがいつものようにすぐには復活出来なかった。
パワーの血で作ったチェンソーでマキマを切り刻んだ。しかし切り刻んでもまた時間の経過とともにマキマは復活してしまう。
そこでデンジが考えたのは、マキマを小さく切り刻み、マキマの肉を料理して食べるという何ともぶっ飛んだ発想であった。
マキマは攻撃が効かないので体内に取り込むしか無いと考えたのです。
マキマは攻撃によって破壊されれば再生の能力によって復活するが、このデンジの食べるという行為は攻撃と認識されず再生能力が発動しなかったのでしょう。そのためデンジの胃の中で死亡したと思われます。
マキマとデンジは最終的に愛の融合をしたという事ですね。
まとめ
今回はマキマの能力や目的、そして最終的には敵なのかを解説していきました。
最後の戦いは少し複雑でわかりにくかったので詳しく解説していきました。
マキマの目的は言葉ではキレイな事を言っているが、最終的には自分自身の為の目的でした。
デンジとポチタの強い絆によってポチタを奪われる事無く本当に良かったです。
第2部がどのような展開になるかが本当に楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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