チェンソーマンに出てくる『トーリカ』
チェンソーマンの刺客編で登場した刺客の1人で、女性である師匠と共にデンジの心臓を狙って登場しました。
刺客編ではドイツのサンタクロース、中国のクァンシ、アメリカの三兄弟、そしておそらくロシアと思われるトーリカと師匠がデンジの心臓を狙って日本に来た。
4国の刺客の中でも特に謎が多かったトーリカと師匠ですが、物語序盤に素性などが明らかになってきました。
今回はトーリカと師匠の正体や、何故トーリカは最後に人形となったのかについて詳しく解説していきたいと思います。
チェンソーマン:トーリカの師匠の正体は?
ここではトーリカの師匠である女性の正体について解説していきたいと思います。
謎多きこの2人は一体何者なのでしょうか!
トーリカと師匠の関係
2人の関係性については、師匠がトーリカをうまく操っているような関係性でした。
そしてトーリカは師匠にとても従順で、師匠の指示には必ず従う様子であった。
トーリカは余命半年の師匠に余生をゆっくり過ごしてもらいたいと願っていた。デンジの心臓を奪うことが出来れば師匠はデビルハンターを辞められると聞き、トーリカは師匠の為に依頼を快く引き受けた。
トーリカは師匠の為に殺しをし、師匠の命令には従順であった。そして師匠が笑えばトーリカも微笑むという、師匠の為に生きているような関係性だったのです。
4勢力が日本に上陸
遂にドイツ、アメリカ、中国、ロシアの4勢力が日本にデンジの心臓を奪うために上陸した。
アメリカの3兄弟は公安の人間を殺害し『皮の悪魔』の能力で触れた死体の身なりを奪い公安に変装し攻撃を開始した。
中国のクァンシは自身の愛人である4人の女性を引き連れ次々に公安を襲い始めた。
ドイツのサンタクロースのおじいちゃんは『人形の悪魔』の能力によって街中の人々を次々に人形にしていき、公安を追い詰めていった。
そしてトーリカと師匠は、ハンバーガーショップでデンジに『呪いの悪魔』の針を3回バレないように刺した。呪いの悪魔の針は4回刺せば死亡する。師匠は4回目のトドメの針を刺すのをトーリカに任せた。
トーリカ達以外の3勢力は派手な動きで公安やデンジ達に襲撃をしているが、トーリカ達は派手な動きも無く、非常に地味で強さなどは謎のままであった。
師匠の正体はサンタクロースだった
デパートの中でデンジ達は各国の刺客たちと激しい戦いになった。その最中トーリカもデパートに入り遂にデンジに呪いの悪魔の針を刺すことに成功した。4回刺されたデンジは死亡した。
4勢力の中でも一番謎の多かったトーリカ達がいち早くデンジ捕獲に成功したのだった。
そこにトーリカの師匠が「やりましたねトーリカ」と言って現れ、デンジの死体を運ぼうとするトーリカに向かっておもむろに語りかけた。
「トーリカ精巧な人形を作るコツを教えましょう」
「人形にする人間に、人間にしか持たない感情を入れる事。敬愛、崇拝、哀憐、罪悪感」
と言ってトーリカに触れた瞬間にトーリカの表情が一変し、見た目は人間のようなですが、自我を失った精巧な人形となった。
ここではじめて明らかになった事実は、真のサンタクロースはおじいちゃんでは無く、トーリカの師匠の女性だったのです!
サンタクロースのおじいちゃんは精巧な人形だった
ではドイツでサンタクロースとして恐れられていたあのおじいちゃんは何者なんだ?
あのおじいちゃんは師匠が作った精巧な人形だったのです。
通常の人形達は触れらると人形になり、見た目も行動も人形のようにしかならないですが、トーリカを人形にしたときのように敬愛、崇拝、哀憐、罪悪感を入れる事で精巧な人形を作る事が出来る。
おじいちゃんは恐らくトーリカの前に精巧な人形にされた存在です。精巧な人形は人間と見た目がほとんど同じで、通常の人形に比べてはるかに従順に動いてくれる存在なのです。
師匠はおじいちゃんがサンタクロースだとデンジや公安を錯乱させて攻撃を仕掛けていたのです。
チェンソーマン:師匠がトーリカを人形にした理由は?
トーリカは師匠の言う通りにデンジを捕らえたのですが、何故師匠によって人形になってしまったのか?
ここではトーリカが人形になった理由について解説していきます。
トーリカは師匠によって精巧な人形に
サンタクロースと思われていたおじいちゃんは師匠がつくった精巧な人形であった。そしてトーリカはデンジ殺害後に師匠によって精巧な人形になった。
何故トーリカまでも精巧な人形にさせられてしまったのか?作中ではハッキリとした説明はなかったのですが次のように考えられます。
おじいちゃんは自らの心臓とあらかじめ準備していた4人の養子の命と引き替えに、『地獄の悪魔』と契約をした。「このデパートにいるすべての生物を地獄に招いてください」という契約である。
地獄の悪魔は契約通りにデパートに居るすべての生物を地獄に送り込んだ。
そして地獄で登場した最強と思われる『闇の悪魔』
トーリカは闇の悪魔と契約をした。「約束通りチェンソーを持ってきました。私にどうかマキマを殺せる力をください」と契約をした。
要するにおじいちゃんは地獄に送り込む為の人形で、トーリカはチェンソーの心臓を闇の悪魔に渡して契約を成立させる為の人形であったのです。
この2つの契約を成立させる為には精巧な人形が2体必要だったのです。
闇の悪魔との契約の為にトーリカは精巧な人形にさせられたのでした。
師匠が闇の悪魔の肉片をもらうため
トーリカによって闇の悪魔との契約が成立した。そして師匠は闇の悪魔の肉片をもらい完全覚醒状態の変身を遂げた。
師匠の目的はデンジ心臓では無く、マキマの殺害だったのです。
そして肉片によってマキマを殺害出来るほどの力を得た人形の悪魔と変身した!自身がマキマを殺害できる力を得る為にトーリカは人形になったのです。
トーリカは闇の悪魔に全てを捧げ死亡
闇の悪魔は地獄にいた者達を次々に殺害していく。これはマキマをおびき寄せるためであった。
そしてマキマが地獄に現れ、闇の悪魔に攻撃するもさすがの闇の悪魔にはマキマの攻撃も効かない。
マキマは戦っても意味がないと察し、マキマの悪魔の支配によってトーリカを支配し、トーリカに「私のすべてを捧げます。なのでどうか私達をお帰しください」と地獄の悪魔にお願いさせ、何とか地獄にいた全員が地獄から抜け出せた。
全てを捧げたトーリカは闇の悪魔との契約によって死亡してしまった。
師匠によって人形にされ、最後はマキマの支配の悪魔によってすべてを捧げ死亡してしまったのです。
なんともかわいそうな最後だったトーリカでした。
まとめ
今回はトーリカや師匠、そしてサンタクロースと思われていたおじいちゃんについて解説していきました。
おじちゃんとトーリカは師匠がマキマを倒すための道具のような存在だったのです。
ここの話は少し複雑でわかりにくかったのでわかりやすく解説していきました。
一番恐ろしい存在はやはり世界中から狙われているマキマの存在である事は間違いないですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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