チェンソーマンに出てくる『早川アキ』
公安退魔特異4課所属のデビルハンター。デンジとパワーの保護者兼監視役として自宅で共同生活を送っている。
銃の悪魔に家族を皆殺しにされた過去があり、銃の悪魔に復讐するためにデビルハンターになった。
仕事熱心かつ真面目な性格の常識人である故に、デビルハンターとして非情になり切れない部分があるためハンターには向かない性格である。
今回は早川アキが一番憎んでいた銃の悪魔に何故なってしまったのか?そして銃の悪魔となりデンジとの戦いについても解説していきます。
チェンソーマン:早川アキは銃の悪魔になぜなった?
ここではアキがどのようにして銃の悪魔になったのか、そして何故このようなことになったのかについて解説していきます。
マキマの支配の能力で全てを奪われた
アキは自身の契約している未来の悪魔によって自身の死が近い事を知った。
自分が死んだあと処分されるであろう天使の悪魔を心配し、天使の悪魔が処分されないようにするために、アキと天使の悪魔は2人でマキマの元に相談に向かった。
しかしアキがマキマと会って口にした事は「デンジとパワーだけは幸せになってほしい」という願いであった。
アキは過去に家族を銃の悪魔によって殺害されていた。そしてアキだけが偶然にも生き残った。弟が死んだ責任が自分にあると思っていた。
そして長く同居生活をしているデンジとパワーを兄弟のように思っていたのでしょう。今度はオレの力でどうにかしたいという想いが出てきた。
そしてアキは「どんな悪魔とどんな契約でもします・・・俺に力を貸してください」とマキマに言った。それほど2人を大事に思い助けたかったのでしょう。
マキマはそこでアキに提案をした。「私と契約しようか。早川くんの全てをくれるなら私が力を貸してあげる」
戸惑うアキであったが、マキマの支配の悪魔の能力によって強制的に契約すると言わされ、マキマに全てを渡す契約をした。
そしてそのまま一緒に居た天使の悪魔にも同じ契約を支配の悪魔の能力によって交わした。
2人を支配し従えたところに、遂にマキマの前に『銃の悪魔』が現れた。
銃の悪魔がアキの死体を乗っとった
銃の悪魔が現れ街中にとにかく銃を撃ちまくります。その凄まじい弾丸は数多くの死者を出しました。
おびただしい程の死者の名前が出てくる中、死者の名前の中になんと『早川アキ』という名前もありました。
これは銃の悪魔によってアキが完全に死亡したという事になります。
マキマも勿論銃の悪魔によって何度も撃たれたが、支配の悪魔の能力によって何度も再生した。
そしてマキマはさらに自分を従えている者を増やし、アキと天使の悪魔を含め6人の過去に死亡したメンバーを集め、銃の悪魔に反撃をした。
その後はハッキリとした描写はありませんが、銃の悪魔をマキマの手によって支配し、そしてアキの死体を銃の悪魔が乗っ取り、アキは魔神となったと思われます。
アキが過去に語っていた魔神の条件として、『人の死体を乗っ取った悪魔、それが魔人』『魔人は頭の形状が特徴的』と言っていた。
アキはこの魔神の条件に一致している。なのでアキは銃の悪魔に乗っ取られ魔神になったのです。
チェンソーマン:銃の悪魔のアキとデンジの戦い
マキマに全てを奪われ銃の悪魔となったアキは、マキマの指示によってデンジの元に現れます。
ここではデンジと銃の悪魔となったアキの戦いや、マキマは何故アキとデンジを戦わせたのかについて詳しく解説していきます。
ポチタより開けちゃダメだ
デンジとパワーが自宅でくつろいで居ると突然チャイムがなった。デンジがドアを開け出ようとすると「デンジ、開けちゃダメだ」とポチタがデンジに言った。
ポチタはわかっていたのです。ドアの向こうに居るのはアキという事を!
戸惑うデンジでしたが次は電話が鳴った。電話はマキマからであり、銃の悪魔を倒し損ねたからデンジ君の家に行ったと伝えた。そして「今回は何も考えず戦って」とデンジにお願いした。
すべてはマキマによって作りあげた作戦であった。
銃の悪魔としてデンジの前に現れたアキ
マキマにお願いされたデンジはまさか銃の悪魔が家に来るはずが無いと思いドアを開けると、額から銃が出ており、ライフルを持った変わり果てたアキが立っていた。
アキはデンジを見て「デンジ」と言っていたのでアキとしての記憶は残っているが、マキマに完全支配され全てを奪われた状態。しかも銃の悪魔に乗っ取られている。記憶はあるが理性は無い状態でした。
そこからデンジはチェンソーマンとなり、銃の悪魔となったアキと激しい戦いをする。
アキは幼い頃兄弟でした雪合戦を思い出しながら、楽しく雪合戦をしている様子でデンジと激しい戦いをしていた。
そして最後に雪合戦をしていたデンジが涙を流している姿を見て「分かったもうオレの負けだ」と言って寝転んだ。
その瞬間に現実の戦いに戻りアキはデンジのチェンソーで身体を切り刻まれ死亡した。
デンジにとってはトラウマが残る程のとても悲しい殺害であった。
デンジを不幸のどん底に突き落とすため
マキマの策略によってアキを銃の悪魔に乗っ取らせ、デンジとアキを戦わせて、最後はデンジのチェンソーマンによって殺害。
一体何故マキマはデンジとアキに殺し合いなどをさせたのでしょうか?
その理由はデンジを不幸のどん底に落とすためなのです。
マキマの真の目的はチェンソーマンを支配下に置き、より良い世界を作る事。
チェンソーマンを支配下に置き、死、戦争、飢餓などこの世になくなったほうが幸せになれるものをチェンソーマンに全て消し去ってもらうことだった。
より良い世界と綺麗事を言ってますが、実際は世界を支配することが目的だと思われる。
なのでマキマが本当に欲しいものはデンジではなく、デンジの心臓である『ポチタ(チェンソーマン)』なのです。
デンジとポチタの契約は、ポチタがデンジに心臓を渡す代わりに、デンジの夢(普通の人生を送る)をポチタに見せる事でした。
マキマはそこで考えた。どうすればその契約を破棄する事ができるか。契約を破棄することによってポチタがマキマのモノになると考えた。
契約を破棄するためには、デンジを不幸にしデンジの夢である普通の生活を送る姿をポチタに見せれなくなる事で契約を破棄しようとした。
なのでアキとパワーちゃんとデンジの共同生活を送らせ、3人が兄弟のような存在になったところで、デンジの手によってアキを殺し、その後パワーちゃんを殺害すればデンジは不幸のどん底に落ちる。
デンジに不幸を味あわせ、ポチタというチェンソーマンを奪う為に長い時間をかけて色々な人を殺害した。
なんとも恐ろしいやり方で、そしてかなり巧妙な手口でデンジを不幸のどん底に落としたのです。
まとめ
今回はアキが何故銃の悪魔になったのか、そしてデンジとの最後の悲しすぎる戦いについて解説していきました。
アキが銃の悪魔になったあたりは少し話が複雑だったので分かるように解説していきました。
全ての黒幕はマキマだったのです。マキマの世界を支配したいという思いだけで数多くの人々が被害にあいました。
チェンソーマン第2部でもデンジとポチタのコンビで活躍してくれることを楽しみにしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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