チェンソーマンに出てくる『レゼ』
細身の可愛らしい女性で物腰も柔らかく、男性なら誰もが好きになりそうな雰囲気を持っている。
デンジと読者のハートを見事に鷲掴みした。
デンジにはマキマという魅力的な女性がいるが、レゼはマキマにも劣らない程の男の扱いが上手である。
今回は可愛いが少し謎めいたレゼの正体や目的、そして最後の死亡から復活までを解説していきたいと思います。
チェンソーマン:レゼの正体・目的を解説!
ここではレゼとデンジの出会いや関係、そしてレゼの正体、本当の目的について解説していきます。
レゼとデンジの関係につい
レゼとデンジの出会いは、デンジが雨の日に電話BOXで雨宿りをしている時に偶然やって来たのが最初であった。
電話BOXで2人の会話は盛り上がり、デンジが手品のように口から花を出してレゼを喜ばせた。
喜ばせてくれたお礼にとレゼはバイト先の喫茶店にデンジを誘った。
喫茶店で一緒にコーヒーを飲む2人は会話がドンドン盛り上がり、デンジはレゼの魅力にとりこまれていったのです。
レゼは「デンジ君みたいな面白い人はじめて」と頬を赤らめて言った。こんな事を言われれば誰だって好きになってしまう程の魅力であった。
2人はその後も親密な関係となり、夜の学校にデートすることになる。
レゼはロシアのモルモットだった
学校デート中にレゼは1人になったところを通り魔に襲われてしまった。この通り魔はレゼを人質にとりデンジの心臓を奪う目的であった。
しかしここでレゼは驚くべき戦闘力を発揮した。ナイフを持って襲いかかる通り魔に対して柔術のような技を使い、関節を決めそのまま首を絞め落とした。
レゼはロシアにて軍のモルモットとして育てられた存在であった。ロシアでは子供を兵器のように育て、ほとんどの子供は死んでしまうのですが、レゼはその厳しい訓練を生き残った1人であった。
目的はデンジの心臓を奪いマキマから切り離す
レゼはロシアからの刺客であり、目的はデンジの心臓を奪い、そしてマキマからチェンソーマンを引き離すことであった。
そんな事実も知らないデンジがトイレから戻って来ると、いつもの優しいレゼに戻りデンジの事が好きと言ってキスをした。
キスをした時にレゼはデンジの舌を噛みちぎってナイフで腕を切り落とした。レゼは「デンジ君の心臓もらうね」と言った。
何が起こったのか分からないデンジであったが間一髪のところで『ビーム』によって助け出されその場を逃れた。
本当の正体は爆弾の悪魔だった
レゼは逃した瞬間に首元の紐を引っ張り『爆弾の悪魔の魔神』になった。あんなに可愛かったレゼがまさかの魔神で、しかも触れる者全てを爆発させるという桁違いの強さを誇った。
逃げても追ってくるレゼは街中を破壊しながらデンジを襲う。デンジもチェンソーマンとなりここから激しい戦いを繰り広げた。
何度爆破を食らっても死なないチェンソーマンの対して「いい加減面倒だからさっさと死んでくれないかな?」と言った。
するとデンジは「だったら初めて会った時にさっさと殺しとくんだったな・・・」と言い返した。
その言葉にレゼは沈黙した。レゼはデンジの心臓が本来の目的であったが、出会ったときは殺そうと思えば何度も殺せるチャンスはあった。しかし殺さなかった。
これは恐らく本当にレゼはデンジの事を好きという気持ちが少しあったのでは無いかと考えられる。
なので何度もチャンスはあったが殺さなかった。そしてデンジの言葉にも何も返答出来なかった。
デンジにも恐らくレゼの事を本当に好きという気持ちがあったのでしょう。
最後はチェンソーマンのチェンーンでレゼを縛り、海に2人で落ちてレゼの爆発を水の中で防ぎ、レゼを倒した。
チェンソーマン:レゼ最後の死亡から復活を解説
ここではデンジとレゼの最後の約束についてと、レゼの最後の死亡について解説していきます。
デンジとの戦い後に約束
デンジによって敗れたレゼはデンジの心臓を奪うミッションは失敗に終わった。
そして海で倒した後にレゼは死亡したと思われていたが、デンジの血を飲ませレゼを蘇らせていた。
目を覚ましたレゼにデンジは最後の会話をした。
デンジは確保したレゼを公安には引き渡さないと言った。そのデンジの言葉を聞いて「もしかして私がまだ本気で好きだと思っているの?君に会ってからの表情も頬を赤らめも全部嘘だよ。訓練で身につけたもの」
そう言ってレゼは行方をくらまそうと歩きだした。その時デンジが「一緒に逃げねえ?」とレゼに言った。
一瞬レゼは戸惑ったがデンジの首の関節を決めて去っていった。
正体がバレてしまい、ロシアからの命令も失敗に終わったレゼはこれ以上はデンジと一緒にはいられないと判断しての事でしょう。
立ち去るレゼの背中を見てデンジは「今日の昼にあのカフェで待ってるから!!」と叫んだ。
レゼはその言葉を聞いても振り返らずにそのまま去っていった。
待ち合わせのカフェの直前でマキマによって死亡
レゼは変装をし山形行きの新幹線に乗ろうと駅にいた。駅で花をもらいデンジと初めて会った時の事を思い出していた。
そしてレゼは山形行きの新幹線には乗らずに、デンジの待っているいつもの喫茶店に向かった。
レゼはデンジの事を好きだったのは全て嘘と言っていたが、やはりデンジに対して特別な思いがあった事がこれでわかりました。
レゼは喫茶店の目の前まで来た時に大量のネズミに囲まれ、その中から『マキマ』が現れた。
マキマは小動物を操って盗聴する事ができる能力を持っている。そして海で会話するシーンにはヤドカリの姿があった。
恐らくヤドカリなどの小動物を使ってデンジとレゼの全ての会話は盗聴されていたのでしょう。
マキマは喫茶店に向かおうとするレゼを一瞬にして殺害し、レゼはデンジが待つ喫茶店にあともう少しのところで死亡してしまったのでした。
そんな事を全く知らないデンジは喫茶店で荷物をまとめて花束をもってずっと待っていた。デンジは本当にレゼと逃亡する覚悟だったのです。
マキマのチェンソーマンを独占する執念は本当に恐ろしいですね。
死亡後に公安対魔特異5課として登場
マキマから殺害された後は全く登場もなかったのでこのまま何もないと思われていましたが、遂にチェンソーマンvsマキマとの戦いで再登場しました。
再登場したレゼは残念ながら以前のレゼとは別人のようになっていました。
マキマの正体は『支配の悪魔』であり、支配の悪魔によってレゼはマキマに完全に支配され、公安対魔特異5課の一員としてマキマを崇拝しているようでした。
マキマによってデンジとの未来も潰され、復活したかと思えば悪魔の支配によって洗脳されと、とても悲惨な人生だったのです。
もうデンジとの記憶も全く無いレゼは完全に敵としてチェンソーマンと再び戦う事になるのです。
再びチェンソーマンによって瞬殺される
チェンソーマンとの再戦で何か大きな事が起こるかと期待していましたが、何も起こらず、そしてチェンソーマンは苦戦をすることも無く瞬殺でレゼを倒したのです。
せっかくの再登場だったのにこんなにもあっさりとは驚きでした。
しかしマキアの支配の悪魔によって支配されているレゼは何度殺しても生き返るのですが、最後チェンソーマンによってマキマも完全殺害したので、もうレゼが復活する事は2度とないでしょう。
※マキマとチェンソーマンの戦いについてはこちらの記事を御覧ください。
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まとめ
今回はデンジが本当に惚れたロシアのモルモット、レゼについて解説していきました。
レゼは恐らくですがデンジとの少しの時間ではあったが、楽しい思い出として好きという気持ちもあったのだと思います。
もしデンジとレゼがあの喫茶店で再会していたら、デンジもこれから先にある度重なる苦労をすることも無かったでしょう。
すべての者はマキマによって振り回されていたのです。
私個人的にレゼは可愛い好きなキャラだったので最後の再登場であっさりと死んだのは残念でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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