ゴールデンカムイ:上ヱ地圭二の過去・正体は?刺青の理由や最後についても

ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイに出てくる刺青囚人の1人『上ヱ地圭二』

顔中に自らで刺青を多数彫っており、見るからに普通ではないのが一目でわかる人物。

網走刑務所脱獄後は飴売りを装って日本各地を渡り歩いていた。

今回は上ヱ地圭二の過去や正体、そして上ヱ地によって刺青が24枚必要ではなかった事実が明らかになった理由について解説していきたいと思います。

ゴールデンカムイ:上ヱ地圭二の過去・正体を解説

ここでは上ヱ地がどのような人物で、どんな過去があったのか、そして以外に裕福だった幼少期についても解説していきます。

上ヱ地がサイコパスになったのには過去に関係があったのです。

幼少期は裕福な家庭だった

上ヱ地の父親は新政府軍の軍人で、とても立派な裕福な家庭の子供でした。

父親が立派であるゆえに、いつも父親のような優秀な子で居なければいけない事に疲れ、次第に反抗的になっていった。

そして現在の上ヱ地という悪魔が出来上がった出来事が起こるのです。

それは上ヱ地の心の支えであった愛犬の『ジロー』がある日失踪した。

いつも勉強をしないいでジローと遊んでばかりいる為、失踪を上ヱ地は父親がジローを殺害したと決めつけ、更に父親に対しての敵意が湧いてくる。

このジローの死をきっかけに何とか父親を困らせてやろうという気持ちが芽生えてくるのです。

父親を困らせる為に刺青を入れた

上ヱ地は何とか父親を困らせてやろうと考えたのが、自分の顔に『犬』という刺青を彫ることにした。

額に犬という文字の刺青を入れ父親に見せたところ、「みっともない、顔の落書きをけしてこい」と言われた。

父親はまさか刺青とは思ってもいません。そして上ヱ地は父親に対して嬉しそうに「刺青だからきえないよ~」とバカにするように言った。

父親は馬鹿なことを言うなという感じで落書きを消しますが本当に消えず、本物の刺青と理解し「お前はなんで・・・こんなことを・・・」ととてもショックでがっかりした顔をしたのです。

そのがっかりした父親の顔をみて上ヱ地は大爆笑をし、それから上ヱ地は人ががっかりした顔を見ることに興奮を覚え、がっかりした人間の顔が大好物となったのです。

正体は子供を狙うシリアルキラーの変態だった

上ヱ地はがっかりした顔を見る事ともう一つ、幼い男の子を殺して埋めたくてモヤモヤする病気ももっていたのです。

刑務所に監獄された理由も子供を何人も埋めた罪だったのです。

幼い男の子を狙うシリアルキラーだった!

子供を埋める理由は、人間のがっかりした顔が見たいという気持ちと子供を埋めたい気持ち、この2つが頭の中でモヤモヤしどうしていいか分からない状態でした。

どうしていいか分からない2つのモヤモヤを一気に解決するには、最高にがっかりした顔の男の子を殺せば、モヤモヤは消えると思ったのです。

悪魔のような考えで、何度も子供を殺害し埋めてきたが、父親を超えるがっかりした顔を未だ見ることが出来ず、何人もの幼い男の子を殺害してきたのです。

ゴールデンカムイ:上ヱ地(ウエジ)の最後

がっかりした顔と男の子を埋めたいモヤモヤが無くならない上ヱ地は、何とか父親のがっかりした顔を超える何かが無いかをずっと探していた。

そんな時に杉元・土方・鶴見などが刺青人皮をさがしている情報を入手する。

自らの刺青を利用してがっかりした顔を見るための大胆な行動にでるのです。

上ヱ地は自分の刺青を渡さない事で全員を困らせたかった

刺青人皮を探す杉元・土方・鶴見達の注目を集める為に上ヱ地は高い煙突の上に登った。

大声で「暗号はもう解けないよ~」と叫び、全身裸で自らが刺青人皮だという事をアピールする。

自身の刺青を渡さなければ暗号は解けない、そして金塊も見つけられない、そうすると奴らは相当なダメージを受けきっと計り知れないくらいのがっかりした顔を見せてくれるはずと考えたのです。

しかし上ヱ地の予想に反して杉元・土方・鶴見達は全く見向きもしない。

上ヱ地はその反応に驚き「おい!ふざけんな!無視すんな!僕を見ろ!」となるがそれでも誰も見向きもしない!

その後上ヱ地は煙突から足を滑らせ落下する。落下中に窓ガラスに写った自身の顔を見て、父のがっかりした顔を思い出し、爆笑しながら死んでいったのです。

登場時は何か重要人物ではないかと思わせていたが、最後はとてもあっさりした感じでした。

最後の最後まで狂った人物だった。

上ヱ地によって刺青は24枚必要で無い事が明らかに

全員はなぜ上ヱ地の刺青に見向きもしなかったのか?

それはすでに全員が刺青人皮は24枚全て揃えくても暗号は解けると勘づいていらからです。

上ヱ地のイカれた行動によって24枚全てが必要でない事を認識させてくれたのです。

24枚揃わなくてもなぜ必死で刺青を集めていたのかは、本当に最低枚数で暗号が解けるかが分からないのと、1枚でも多く集める事で他勢力の解読を妨害出来るためだった。

24人の刺青囚人がすべて生存しているとは限らない。そんな無謀な暗号をウイルクことのっぺらぼうが作るはずがないと全員が考えたのでしょう。

そして刺青より大事なのはアシリパであるとも随分前から気づいていたのです。

この事実に気づかずに無駄死にした上ヱ地は本当に何がしたかったんだって感じですね。

その他の24人の刺青囚人をまとめて見たい方はこちらをご覧ください。

まとめ

今回は上ヱ地圭について解説していきました。

人のがっかりした顔が見たいとはとても理解が出来るものではないですね。

そして最後は誰にも相手にされず、興味を示してくれる事も無く本当に虚しい最後でした。

唯一の活躍と言えば刺青が24枚必要で無かったという事実が分かった事だけでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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