ゴールデンカムイに出てくる『谷垣源次郎』
帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士。
体格に恵まれ非常に毛深い特徴がある。真面目で義理堅く誠実な男であるが、一方で自分は軍人として向いていないのでは無いかと迷いもあった。
今回は誠実な谷垣とインカラマッの子供の行方についてや、最後の五稜郭の戦いで谷垣がどのような活躍をしてくれたのかについて解説していきます。
ゴールデンカムイ:谷垣とインカラマッの子供の行方はどうなったのかを解説!
ここでは谷垣とインカラマッの恋の行方や生まれてくる子供は無事に生まれたのかについて解説していきます。
鶴見より子供が居ることを明かされる
インカラマッは網走監獄襲撃後は第七師団の元で治療をうけ、そのまま第七師団の看護師のような仕事を行っていた。
どうしてもインカラマッを助け出したい谷垣であったがインカラマッの居場所も特定出来ずにいた。
鶴見中尉はどうしても金塊の暗号を解くためにアシリパが必要だった。そんなアシリパを杉元達から奪うべく谷垣を利用する。
谷垣は鶴見中尉の口から驚くべき事実を知ることになる。「インカラマッは谷垣源次郎の子を宿している」という事実を言われたのでした。
谷垣であれば杉元に近づいても警戒さてにくい。だからアシリパを奪いやすいと考えたのです。
もしアシリパを奪う事ができればインカラマッは解放してやるという条件をだした。
谷垣は自分の子供がお腹にいる事実を初めて知り何としてでもインカラマッを解放しようと決意した。
しかし谷垣にはアシリパの祖母である『フチ』に命を救われたなどの恩もある。そして杉元やアシリパを裏切るのも心が痛い。
いろいろな間に苦しむ谷垣であった。
谷垣によってインカラマッの居場所を探す
谷垣は迷いに迷った結果、インカラマッを探し出し連れて逃げるという決断をしたのです。
インカラマッが治療のために入院していた網走の病院に行けばインカラマッが移送された病院が分かるかもと思い向かったのでした。
病院に直接尋ねるのと第七師団に気づかれてしまうリスクもあったため近くの商店などに聞き込みをしようと考えた。
近くの商店で偶然インカラマッの事を知っていた女性に出会い、インカラマッは小樽市内の病院に移送された事が分かった。
谷垣は病院に侵入し見事インカラマッとの再開を果たし二人は抱き合った。
インカラマッの救出を月島の阻止される
病院から2人で逃げ出そうとした時、廊下から軍人の鋲を打った軍靴の足音が聞こえた。異変を感じた月島軍曹が病室に近づいている。
月島は「お前の選択だぞ、谷垣一等兵」と言ってドアをこじ開けられ月島は谷垣に拳銃を向けた。
その瞬間後ろから病院の医者をしていた女医である刺青囚人の1人『家永カノ』が月島に睡眠薬のような注射を首元に打った。月島は即座に家永を銃撃し家永は命を落とした。
月島はすぐに気を失い眠ってしまう。その隙きに2人は病院から逃げ出した。
逃走中にインカラマッは破水。時間に余裕がないと判断し谷垣はまたしてもアシリパの祖母であるフチを頼って行く。
フチの家で出産することになるが、またしても月島が居場所を突き止め邪魔に入って来た。
そして谷垣を銃撃しようとした時、鯉登少尉がやって来て月島を止めてくれ、谷垣とインカラマッは何とか生き延びた。
月島はその後も2人を殺害しようとするが、鯉登少尉の説得によって殺害を諦めた。
フチのおかげで無事誕生
フチは19歳の頃からお産を助ける百戦錬磨のとりあげ女で有名だった。アシリパもフチがとりあげた。
そしてフチによってインカラマッの出産が始まった。
谷垣を殺害しに駆けつけた月島や鯉登も出産の手伝いをするようにフチから命じられ最大限協力をした。月島は慣れない感じで他の赤ちゃんを子守していた。
そして皆の協力もあり無事にインカラマッは女の子を出産したのでした。
ゴールデンカムイ:谷垣の最後を解説!
子供を出産したあとは谷垣、インカラマッは幸せに静かに暮らしていた。
もう最後まで谷垣の登場は無いのかと思われましたが、金塊争奪戦の五稜郭で谷垣は大活躍をしてくれました。
五稜郭での谷垣の活躍
五稜郭で杉元、土方達は鶴見率いる第七師団と金塊、土地権利書の争奪で激しい戦いを繰り広げる。
アシリパが土地の権利書を持って鶴見から逃げる最中に馬から落下し川に落ちそうになった。
その時谷垣が現れアシリパを掴み救った。そして谷垣の馬に乗せ鶴見から逃げ切った。
谷垣は「これでフチに恩を返せる」と言った。谷垣はフチに自身の命を救われそして娘を取出してくれた大恩人である。何とか恩を返したかったのでしょう。
谷垣がアシリパを助ける為に五稜郭に向かう時にインカラマッは「行ってあげてください、あなたが役目を果たして自分の過去にケリをつけるまで・・待ってます。」と勇気をもって谷垣を送り出した。
谷垣は第七師団との過去にケリをつけ、フチへの恩返しをするために五稜郭にむかったのでした。
暴走列車からアシリパを救う
五稜郭から最後は暴走列車での最後の戦いを迎えます。暴走列車はブレーキも効かない、そしてそのまま海に落ちてしまうので暴走列車なのです。
暴走列車で最後に鶴見と杉元の激しい戦いになった。
暴走列車が海に落ちる寸前に杉元はアシリパを守るために列車の外にアシリパを投げた。
列車の外に投げられたアシリパがそのまま地面に落ちてしまうのかと思った時、谷垣の乗った馬が向かってきたアシリパを見事にキャッチしたのです。
五稜郭・暴走列車編の詳しい解説はこちらを御覧ください。
インカラマッとの子供を15人授かる
金塊争奪戦後の生き残った人物の紹介で谷垣とインカラマッも紹介されていました。
2人は谷垣の故郷である阿仁へ戻って暮らしていました。
そして何より驚いたのは子供をその後15人も作っていました。長女以外は全員男の子で大家族となったそうです。
谷垣もインカラマッもとても幸せそうな笑顔でした。
まとめ
今回は谷垣とインカラマッについて解説していきました。
地味なキャラクターではありますがとても重要な場面ではいつも活躍してくれる心強い印象でした。
インカラマッの子供は無事出産し、その後は15人もの子供を作って大家族の父親となったことは本当に嬉しかったです。
最後はアシリパを救い出し、鶴見一派を倒す重要役割もしてくれました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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