ゴールデンカムイ:ウイルクがのっぺら坊なのはなぜ?目的は何?

ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイに出てくる『ウイルク』

アシリパの父であり網走監獄の『のっぺらぼう』と呼ばれています。

のっぺらぼうは網走で囚人達に刺青を彫り、その絵を金塊の解読ヒントにしていました。

今回はウイルクがのぺら坊になったのは何故なのかと、ウイルクの本当の目的は何だったのかについて、過去の出来事なども説明しながら解説していきます。

ゴールデンカムイ:ウイルクがのっぺら坊になったのは何故か

ここではウイルクの過去に起こった出来事から、のっぺら坊になった理由までを解説していきます。

ウイルクの人物像

ウイルクは樺太アイヌの母とポーランド人の父のハーフで、南樺太で生まれ育ちます。

幼い頃から狼のような強さと非常さを持ち合わせており、ポーランド語でウイルクとは『』を意味した事からウイルクと名付けなれたのです。

彼は目的達成のためには最短距離で物事を考え、邪魔なものと判断した時点で合理性を考えて躊躇なく決断を下していく非情な所があるので、まさに狼と言ってもよいでしょう。

成長していくと共に、アイヌや北方そして少民族が大国から合併されていく事に憤りを感じ、『ソフィア』や『キロランケ』と共に反体制の組織を作り最終的には樺太・北海道までを含めた極東連邦国家を作る事を目標にしていたのです。

その後ロシア皇帝『アレクサンドル2世』を暗殺し、追われる身となりました。

ウイルクが変わってしまった理由


ウイルクとキロランケは金塊の噂を聞きつけ活動資金と逃走目的で北海道に渡りました。

後にウイルク達が北海道に来た事によって金塊争奪やアイヌ7人惨殺などの事件に繋がっていくのです。

北海道に渡ってからは、ウイルクとキロランケは別々で行動を行ってきました。お互いアイヌ達の中で生活し、金塊の情報を入手する段取りだったのです。

ウイルクはより北海道のアイヌの生活に馴染むために、結婚し家族を作り娘である『アシリパ』を生んだのです。

キロランケ曰く家族が出来たことで「ウイルクは変わってしまった」と嘆いていました。

キロランケとの決別


ウイルク達が北海道に来て数年が経ち、遂に決定的にウイルクとキロランケが決別する出来事が起こったのです。

ウイルクは金塊の秘密を知るであろう老人の『キムシプ』が小樽の村にいる情報を手に入れ、遂に金塊の有力な情報を手に入れたのです。

しかしウイルクはこの事実をキロランケには秘密にしたのです。

秘密にしていた事を知ったキロランケは勿論の事激怒しウイルクに詰め寄った。

そこでウイルクは計画を変更したほうが良いとキロランケに発しました。

ウイルク、ソフィア、キロランケ達が計画していたのは、少数民族が住む『極東ロシア』『樺太島』そして『北海道』これらを日本とロシアから独立させて一つの国にする、それが彼らの最終目的の『極東連邦』だったのです。

極東連合という独立した国を作る為に、ウイルクとキロランケは北海道に渡り、そしてソフィアはロシアに残りました。

ウイルクは北海道だけを独立させて樺太島と極東ロシアは希望者を募り移民させようと計画変更を勝手にしていました。なのでキロランケには秘密にしていたのです。

ウイルクの勝手な計画変更によってキ2人は完全に決別してしまいました。

ウイルクの過去を鶴見中尉によって暴かれた


ウイルクとキロランケは決別し、その後ウイルクの行動は全くの不明のままでした。

しかしその後のウイルクを知る人物がいたのです。それが鶴見中尉です。

ウイルクがキムシプという老人と共に7人のアイヌ達と金塊の在り処を探している時、鶴見中尉も同時に金塊の情報を手に入れていたのです。

鶴見中尉は1人のアイヌ人にウイルクの金塊目的は反体制組織の資金の為と、ウイルクの目的をバラしました。

これはウイルクとアイヌの仲間意識をバラバラにさせる為の鶴見中尉が行った作戦だったのです。

鶴見中尉はウルクが活動資金のために北海道に渡り、金塊を資金源にするというウイルクの目的を知っていたのです。

鶴見中尉はこのように、一本の毒矢をウイルクに放ったのです!

アイヌ同士の仲間割れ

鶴見中尉の作戦は見事に当たり、アイヌ同士が揉めたことにより、ウイルクとアイヌ人達は殺し合いをしました。

ウイルクをかばう者とそうでない者が争い、殺し合いをした結果あのアイヌ7人惨殺事件が起きたのでした。

すべては鶴見中尉の思惑通り、放った毒矢で完全に崩壊してしまいした。

罪を逃れるために顔の皮を剥いだ

事件現場に鶴見中尉達が向かった時は、ウイルクの死体もありました。

しかしウイルクは生きていました。

ウイルクは自分の過去を知る者たちがかならず追ってくると悟って、自らの顔の皮を剥いで他人の生首にかぶせ、自分の死を偽装したのです。

殺人事件の容疑者から完全に自分を除外させるために、顔の皮を自ら剥がすとは何という覚悟でしょう。

自分が容疑者となればアイヌ社会で暮らす家族はどうなるのか、そして自分が死んだ事によってキロランケも金塊を諦めるだろうと考えた結果、死を偽装し皮を剥いで逃走したのです。

普通の人間は思いついても実行出来ない事だが、ウイルクは最短経路で決断し実行する、まさに合理性を考え目的のためにはどんな事でもする非情な男だったのです。

ウイルクは鶴見中尉から逃れる為に、自ら支笏湖近辺の『監獄部屋』に行き、ウイルクという事実を隠して網走監獄へと移送された。

こうしてウイルクは網走ののっぺら坊となったのです。

ウイルクの本当の目的は何だったのか

ここからはウイルクが本当は何を目的といしていたのかについて解説していきたいと思います。

ウイルク達の当初の目的は、少数民族が住む『極東ロシア』『樺太島』そして『北海道』これらを日本とロシアから独立させて一つの国にして極東連合を作るでした。

活動の為の軍資金を得るために金塊の噂を聞きつけ、北海道に渡ってきたのです。

しかし北海道に渡った事によってウイルクは計画を変更し、そして本当の目的を見つけたのです。

北海道に家族が出来目的が変わった

キロランケが「ウイルクは家族が出来て変わった」と言っていましたが、やはり家族の存在は大きかったと思われます。

全く関係の無い北海道だけに集中し守ろうと考えたのは、間違いなく家族の存在でしょう。

しかし家族だけが理由では無く、船でしか来れな北海道に対して、樺太や極東ロシアは大陸において地続きである為隣国からの攻撃を防ぐのは難しいと判断したのです。

ウイルクは地続きでない北海道に集中する事を選んだのでした。

なのでウイルクは家族の為と、北海道だけを独立させ集中的に守り、アイヌを守ろうという目的もあったのです。

アシリパをソフィアのようにしたかった

家族が出来たウイルクは、娘であるアシリパにアイヌの未来を託したのです。

アシリパには幸せになって欲しい気持ちはあるのですが、誰かに戦わせて自分は安全な所で生きる無責任な娘ではなく、茨の道のを自分で選び幸せをつかもとする人間になってほしかったのです。

なのでウイルクはアシリパが幼い時から、動物の狩りなどを積極的に憶えさせたのでした。

そのためには勿論軍資金は必要になってきます。なのでウイルクは金塊を見つけ出し、それを軍資金にしてアイヌを守り、そのアイヌの未来を娘のアシリパに託そうとしていたのです。

ウイルクは「ソフィヤのようになって欲しい」と語っていました。

ソフィアのようにたくましく、自ら行動をする人物に自分の娘にもなってほしかったのでしょう。

娘アリシパに土地の権利書とアイヌの未来を託す


金塊を手に入れるまであと一歩の所で鶴見中尉に追われる事になり、ウイルクの目的は達成できませんでした。

しかしウイルクは監獄の中でも目的を諦めてはいませんでした。その方法が『囚人の刺青人皮』なのです。

囚人24人の身体に金塊の在り処の刺青を入れ、その最終解読はアシリパにしか分からないモノになっていました。

アシリパにしか分からない暗号がウイルクの名前である『狼に追いつく』のアイヌ語で『ホロケウオシコニ』だったのです。これは確実にアシリパになか分からない暗号になります。

金塊の在り処を解読し、土方の刺青に彫られていた『神』の文字が五稜郭の兵糧庫をさしていたので、兵糧庫の床を掘り続けた結果、謎の箱が出てきました。

しかしその箱にあったのは金塊では無く土地の権利書だったのです。

北海道のあちこちにある広大な土地を買い占めている権利書です。アシリパによって解読した場所には金塊では無く北海道の土地の権利書でした。

アシリパは土地の権利書を見て「これしか無いと思っていた」と語ったのです。

ウイルクが娘に本当に残したかった物は、金塊では無くこの北海道の土地の権利書だったのでしょう。

何故かというと、土地を買い占める事によって戦うこと無くアイヌを守る方法はこれしかなかったのです。

森を守ればカムイが残せる、アイヌ達の文化はカムイがあってのもなのです。だから土地があれば森を守りカムイも守れる。

しかし権利書を良く見ると、土地の代金には金塊の半分しか使われてなかったのです。

後の残りの半分がどこかに存在するという事です。

土方には金塊の在処と協力・開拓の願いを託す


残りの半分の金塊の謎を解いたのは『土方歳三』でした。残りの金塊の在り処がわかる暗号は土方にしか分からない暗号だったのです。

最後の人皮刺青の囚人『門倉利運』の刺青に馬という文字が彫られていることに気づきました。

これは五稜郭に随分昔にあった馬用の井戸を示しており、昔の五稜郭を知る人物だけが知っている事です。今の時代にこの馬用の井戸を知っている人物は土方だけなのです。

ウイルクは、土方だけにしか分からない暗号を最後に残していた事になります。

なので結果的には、アシリパには土地の権利書を手に入れて、北海道のそしてアイヌ未来を守って欲しい、土方にはアリシパと協力して森だけではなく開拓もバランス良く行ってくれ、という思いがあったのだと思います。

土方は囚人の中でもウイルクに一番信頼を置いていた人物になります。なのでアシリパと土方に未来を託したという事でしょう。

ここははっきりした事は語られておりませんので私の考えになるのですが、恐らくそのような事だと思います。

まとめ

今回はウイルクについての解説をしました。

ウイルクとは善人だったのか悪人だったのかはとても微妙なところになりますが、アイヌをそして家族を守りたかったのは確かでしょう。

そして最終的には裏切るような形にはなりましたが、ソフィアの事はずっと尊敬していたように思えます。

いろいろな人間模様が見える本当に楽しい漫画なのですね。秋からはアニメも放送されるので楽しく観たいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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サラリーマンをしながら趣味、副業を含めていろいろな事に挑戦しています。

とにかくアニメが大好きなのでアニメに関してのブログを中心に記事を執筆しています。
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