チェンソーマンに出てくる『沢渡アカネ』
いつも冷静で少々の事では動揺する姿を見せない、クールで淡々とした性格の持ち主である。
どこの組織に所属して誰の指示によって公安を襲撃したのかは不明である。
今回は公安に多大な被害をもたらした沢渡アカネの目的や能力、そして最後の戦いからの死亡について解説していきたいと思います。
チェンソーマン:沢渡アカネの目的・能力を解説!
ここでは沢渡アカネがどのような悪魔と契約をし、どんな能力を発揮するのか、そして目的は何なのかについて解説していきます。
沢渡アカネは蛇の悪魔
沢渡アカネの正体は元民間デビルハンターである。昔デンジを飼っていたヤクザの孫である男と手を組み、その孫に刀の悪魔の心臓を移植して『サムライソード』として共に公安を襲撃した。
サムライソードはデンジと同様に悪魔の姿へと変身できる数少ない人間である。
そして沢渡アカネの契約悪魔は『蛇の悪魔』
蛇の悪魔は人間の何倍もの大きさで人を丸呑みしてしまう。そして人だけではなく相手が使用している悪魔を丸呑みし、その悪魔を自身が操れるという特殊な能力も持っている。
もちろん戦闘も非常に強力であるが、相手の悪魔を丸呑みしてそれを使役するとこができるのは非常に強力な武器である。
沢渡アカネはサムライソードと手を組み、自身の契約悪魔である蛇の悪魔を使い、次々と公安の人間を襲撃していったのです。
銃の悪魔との契約
沢渡アカネは自身の戦闘力は通常の人間とほぼ変わりないが、契約の悪魔である蛇の悪魔がなんといっても強力である。
そして沢渡アカネの特徴は、いつも冷静な判断をし戦略を立てることなのです。
その証拠に沢渡アカネは銃の悪魔と2万円で契約をし、その力を使ってヤクザ達に銃を供給していた。
そして銃を供給する見返りとしてデンジの心臓を奪う事にヤクザを巻き込んだ。
あの可愛らしい少女がこんな大胆な作戦を考えるとは信じられませんが、事実彼女はヤクザの協力もあって公安を追い込んでいった。
デンジの心臓を奪いマキマから離す目的
彼女は何故デンジの心臓を狙っていたのか?デンジの心臓であるポチタ(チェンソーマン)を狙うのは様々な国からの指示である。
しかし沢渡アカネに関してはどこの国で誰からの指示なのかについては詳し語られていない。
沢渡アカネが手を組んでいたのがヤクザの孫であるサムライソードや、日本のヤクザに銃を渡し協力を要請している事から恐らく日本政府か謎の日本人では無いかと考えられる。
どちらにしても恐らくではあるが、デンジから心臓を奪い、マキマにこれ以上の力を与えないように誰かが沢渡アカネを使い指示したのだと思います。
マキマは全世界から危険視されている存在である。デンジの心臓を奪う刺客はロシア、ソ連、中国、ドイツなどから次々に登場している。
そのすべての目的はデンジの心臓を奪いマキマからデンジを離し、マキマ殺害であった。
なので沢渡アカネも同じように最終の目的はマキマの殺害であったと考えられる。
チェンソーマン:沢渡アカネ最後の死亡を解説
ここでは沢渡アカネが公安との戦いによって最後にどのように死亡したのかについて解説したいと思います。
公安対魔特異4課を追い詰める
沢渡とサムライソード、そしてヤクザ達で公安の人間を次々と殺害し公安を追い詰めた。
そして遂に沢渡とサムライソードはデンジ達の前に現れる。
公安対魔特異4課の早川アキとサムライソードが戦い一度はアキが勝利するも、沢渡によってサムラソードは復活した。
沢渡が「どうして負けた?」とサムライソードに聞き、サムライソードは「油断した」と答えた。
ここからサムライソードは本気モードになりアキを追い詰めていった。アキのバディーである公安対魔特異4課の姫野は、アキを助ける為に自身の悪魔の契約である『幽霊の悪魔』を発動させた。
姫野はアキを救う為に「私の全部をあげるからゴーストの全部使わせて」と言った。これは自分の命と引き換えに幽霊の悪魔の全てを出し切って倒すということである。
しかし姫野の命がけの幽霊の悪魔は、沢渡の蛇の悪魔に丸呑みされてしまい姫野はそのまま死亡した。
公安襲撃もマキマによって失敗
姫野は死亡する直前に最後の力でデンジの胸のチェンソーのエンジンの紐を引っ張り何とかデンジがチェンソーマンとして目を覚ました。
ここからはチェンソーマンとサムライソードの激しい戦いとなった。
しかしサムライソードの強さの前にチェンソーマンは真っ二つに斬られてしまいまいした。
沢渡達は真っ二つになったデンジを運び持ち去ろうとした。その時運ぼうとした人物が次々と爆発したように消えていった。
これはマキマの能力であった。マキマは遠隔でその人間の名前を言えば殺害することができる恐ろしい能力を持っている。
さすがのいつも冷静な沢渡もこれには驚き、デンジの上半身を諦めてその場を一旦逃げ出した。
デンジの心臓を奪うまであと一歩のところでマキマの恐ろしい能力によって断念せざる得なかった。
幽霊の悪魔を使用した戦い
その後沢渡達はヤクザ事務所のビルで公安を待ち構えていた。次こそデンジの心臓をもぎ取ってやると意気込んでいた。
そして遂にやって来た公安と最後の戦いとなった。アキは姫野の仇をとる為に沢渡の元へむかった。
沢渡はアキに対して以前丸呑みした姫野の契約悪魔である『幽霊の悪魔』を吐き出して使役してアキと戦わせた。
アキは最初は苦戦するも、幽霊の悪魔から姫野のメッセージが入ったタバコを渡されリラックスすることが出来た。
人の恐怖心を見る幽霊の悪魔は、恐怖のないアキの姿を捉えることができずアキを認識出来なかった。
そして幽霊の悪魔の背後に行ったアキは幽霊の悪魔の首を切り落とし倒した。
まさかの展開になった沢渡は動揺し急いで蛇の悪魔を出そうとするが、公安対魔特異4課のコベニに背後をとられ公安に拘束されたのです。
沢渡は蛇の悪魔を出す前に拘束されてしまったのでした。
最後は自らのヘビの悪魔によって自殺?
公安によって拘束された沢渡に動機などを聞く事となった。遂に拘束されたので何故デンジ心臓を狙ったのかについてが明らかになると思われた。
しかし全ての事実を聞く前に、自らの蛇の悪魔によって沢渡は丸呑みされて死亡したのです。
マキマ曰く、銃の悪魔との契約で拘束された場合は自動的に自殺する事になっていたのでは無いかと推測していまいした。
せっかく事実が明らかになりそうでしたが結局謎のまま沢渡は死亡してしまったのでした。
その後はマキマに支配され復活
完全に死亡したと思われていた沢渡であったが、マキマと銃の悪魔との決戦時に再登場しました。
この時に登場したのは全員過去に死亡したと思われていた、天使の悪魔やアキなどがマキマに完全に支配された状態で再登場しました。
もちろん沢渡も完全にマキマに支配されていた。そして再登場したときの沢渡の服装は公安の制服を着用していた。
ここで考えられるのは、マキマは元々沢渡の能力を銃の悪魔との決戦の為に利用するつもりだったのではないかとも考えられる。
マキマはこの死亡したメンバーの能力を使って実際に銃の悪魔に攻撃をしている。
なのでマキマが報告した、沢渡は自らの蛇の悪魔によって自殺した事は本当かどうかがとても疑わしい事になります。実際はマキマが支配するために殺害した可能性も高いですね。
今まで殺害して復活させた人物たちはすべてマキマに能力だけを利用された使い捨てのような存在だったのかもしれません。
あのマキマであれば考えられない事もないと思います。
まとめ
今回は沢渡アカネについて解説していきました。
彼女がどのような理由でデンジの心臓を狙っていたのかについては最後まで不明でした。そして黒幕が誰なのかも分からずでした。
しかしマキマによって何らかの細工はされているのではないかと考えられます。
どちらにしても沢渡アカネは不本意な最後だったことは間違いないですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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