メイドインアビスに出てくる『ミーティ』とは、深界四層でナナチ共に登場する謎の生き物です。
今回はミーティの過去やナナチとの関係、そしてナナチとの再会から最後の別れまでを解説していきたいと思います。
果たしてミーティは死んでいなかったのか?
メイドインアビス:ミーティの過去と醜い実験について
まずはミーティが何故あのような姿になったのか、そしてナナチとの関係性などについてを解説していきたいと思います。
ミーティとナナチには壮絶な過去があったのです。
謎の生物ミーティは女の子だった
ミーティはあのような姿になる前は、白笛を目指すとてもかわいい明るい性格の女の子でした。
ミーティは南国育ちのような容姿で、赤毛の色黒で、孤児として生まれそだったのです。
ある日ボンドルドという探窟家が、世界各国から孤児達を集め、自分の探窟の助手のような存在でアビスに集めました。
その孤児の1人としてミーティはアビスに来たのです。
ナナチとミーティの関係
メイドインアビス12話までみたナナチ可愛い! pic.twitter.com/6M1PlDbR9W
— 石川 アイコン悟! (@eri3222) May 10, 2022
ボンドルドが探窟の助手として集めた孤児の中に、ナナチも居たのです。ミーティとナナチはボンドルドに導かれアビスで2人は出会ったのです。
ボンドルドの探窟の助手として来た孤児達の中で、ミーティは少し変わった性格だったこともあり、周りからは浮いている存在でしたが、ナナチとはすぐに仲良くなり、アビスの事や探窟家についての話をいつも2人で話していたのです。
昔から孤独だったミーティとナナチは、初めて出来た親友だったのです。
ミーティとナナチの醜い実験
#メイドインアビス 黎明卿 #ボンドルド のここがすごい
・アビスの不可侵だったルートの開拓
・アビス深層での拠点の確保
・博愛的で裏表のない人物
・多数の孤児を引き取って世話をする
・孤児達の名前、性格、将来の夢を覚えている
・実験に協力した子供達への感謝を忘れない
・ナナチを作り出した神 pic.twitter.com/KY0OzpjLJu— KOU (@KOU02342239) January 14, 2019
ナナチとミーティはボンドルドが管理している前線基地(イドフロント)連れて来られたのです。
2人は他の孤児達と一緒に、前線基地の一部屋で待機をして居たのです。
ボンドルドは子供たちを1人づつ連れていくのですが、連れていかれた後にその子供たちが戻って来ることは無かったのです。
そして遂にミーティがボンドルドに呼ばれたのです。ナナチは不安になりミーティを探しに前線基地を探し回っていた時に、ボンドルドと誰かの会話が聞こえたのです。
その会話から自分たちがここに呼ばれた本当の目的を知ったのです。
ミーティやナナチそして他に呼ばれた孤児達は、上昇負荷に対する実験台として集められていたのです。
ナナチはミーティを発見したのですが、もう昇降機のカプセルのような物にミーティは入ってました。その後ナナチもボンドルドに囚われ実験を始めるのです。
昇降機に入った2人はボンドルドから本当の実験目的を告げられるのです。
その昇降機は上昇負荷を、相手に全て押し付ける事ができるかどうかの実験なのです。ミーティが負荷を受ける側とボンドルドに言われました。もしミーティがその負荷に耐える事が出来なければ、ナナチも死んでしまうと脅されたのです。
それを聞いたミーティは、大好きなナナチを守るために、ナナチの分の上昇負荷も全て引き受け、耐えると言ったのです。
実験は始まり、その結果ミーティは全ての上昇負荷を引き受け、呪いによって身体が溶けていき、あのような姿になってしまったのです。
そしてナナチは負荷を受けずに祝福を受け、うさぎのような姿になり力場がみえる能力がついたのです。
その後ナナチは、醜い姿になったミーティを見てショックを受け塞ぎ込んでいましたが、ボンドルドがミーティをまた実験に使おうとしたので、ミーティを連れ出して第四層に逃げ出したのです。
メイドインアビス:ミーティを死亡させた理由などを解説
ボンドルドの醜い実験によって、ミーティは醜い姿になり、喋る事も人間として生活することも出来なくなったのです。
そしてミーティはこの実験で不死の肉体になっていたのです。この姿で何も出来ず生き続けなければいけないというとても悲惨な能力をもらっていたのです。
ナナチの願いとは
ナナチは「オイらもそのうちどうにかって死ぬ、そしたらミーティは永遠に一人ぼっちだ」と語っていました。
永遠に苦しみ続け、悲鳴すら上げることも出来ず、魂を囚われたまま永遠に生き続けるミーティを何とか開放してあげたいという気持ちだったのです。
しかしミーティは何をしてやはり死なないのです。ナナチが何をしても。
ナナチはずっとミーティを苦しませずに殺す方法を探していたのです。そんな時に深海四層で出会ったレグにお願いするのです。
ミーティを殺してほしいと。
とても切ない選択ですが、こうするしか方法が無かったのでしょう。
レグの火葬砲によって殺された
メイドインアビス三巻まで読みました!ナナチとミーティのお別れのとこで号泣してしまった…悲しすぎる pic.twitter.com/SeLu9EtCRx
— ナオ LAS (@nao1341398) May 10, 2022
以前ボンドルドがスパラグモスという遺物でミーティの目を潰したのですが、そこだけは元にもどらなかったのです。スパラグモスは当たった部分がほどけるように消えて、直後に空気が焼き切れる遺物だったのです。
この特徴はレグの必殺技の火葬砲と同じだったのです。
頼まれたレグはとても迷います。そこで一つの条件をレグはナナチに出すのです。
「ミーティがいなくなっても・・・自ら命を絶ったりしないって」と条件をだしたのです。
ナナチはレグの条件をしっかり守ると誓い、レグの火葬砲によってナナチは開放されたのです。
ミーティ死んでしまったのです。
メイドインアビス:ミーティは死んでいない?再会から別れについて
深海第六層まで来たリコ達は、なんとミーティと再会するのです。
しかし深海第四層でレグの火葬砲によってミーティは死んだはずでした。
何故またミーティがリコ、レグ、ナナチの前に現れたのでしょうか?
深海六層でミーティは生きていた?
【つぼミーティ】
出典:メイドインアビス(つくしあきひと)アビス第六層「成れ果て村」で再会した、専用の壺に入れられたミーティ。グッズ販売出来そうなくらい可愛いデザインだが、喫ミーティ用。喫ミーティの意味が分からないと言う方はコミック7巻をご覧下さい。 https://t.co/yPiGTY4gKH pic.twitter.com/qhjW1P4mHo
— おぎの稔議員元ネタ解説bot (@oginomatomewiki) August 30, 2020
深海第六層とは、成れ果て村と呼ばれる村があり、そこには成れ果てが住んでいました。
『成れ果て村』の住人たちは「価値」をやりとりすることで生活しているのです。
この成れ果て村でナナチはミーティと再会するのです。ミーティは成れ果て村でベラフという成れ果てから食料として吸われていたのです。吸っても吸っても無くならないミーティをベラフはとても大事にしていたのです。
いつもミーティはこのように誰かに利用されてしまう、とても悲しい存在なのです。
何故ミーティは生きていたのか
何故レグの火葬砲によって死んでしまったミーティが生きていたのか?
その理由は、過去にボンドルドがこの成れ果て村にミーティを連れて訪れていたのです。
それを見たベラフはミーティが不死である事を知り、ミーティをどうしても欲しくなったのです。
しかしボンドルドは絶対にミーティを譲りませんでした。ボンドルドもとって実験材料としてミーティは価値があったからです。
そこでべラフは724本の手足すべて、体長の5割、感覚器の1部、それらを永久に還元し対価としたのです。そして成れ果て村にミーティを産んでもらったのです。
なのでここで出会ったミーティは成れ果て村の作った、コピーのようなミーティだったのです。
コピーのような存在ですが、魂なども全て複製されているので、ミーティそのものと言っても間違いではないのです。なので複製のミーティはナナチの存在もしっかり覚えていたのです。
ミーティとナナチの最後の別れ
複製されたミーティは、もちろん不死ですが、成れ果て村によって産み出されているので成れ果て村の外では生きて行けないのです。外に出ればミーティは死んでしまうのです。
ナナチはミーティが村を出ると消えるとは知りませんでした。その事実をベラフから聞かされ、ナナチはリコ達を助けに村の境界線をでてミーティを消しお別れするか、このままとどまってせっかく再会できたミーティとずっと一緒に暮らすかの選択に迫られたのです。
ナナチは決断したのです。ファプタと戦うレグ達を助ける事を!
最後にナナチは「オイら必ず見つけにいくから・・・必ず会いに行くから・・だからミーティ・・待ってて」と泣きながらミーティに語りかけミーティは消えて行ったのです。
とても感動するシーンでしたね。ナナチが本当にミーティを大事にしている事、そしてミーティもナナチを大事にしている事がとても良く伝わるシーンでした。
こうやって再会した2人は、また悲しい別れをしたのです。
まとめ
今回はミーティの悲しい過去や、ナナチとの関係などについて解説していきました。
2人の友情は本物でしたね。この先の冒険でまたミーティと出会えて、次は一緒に楽しく冒険に行って欲しいと願うばかりです。
これからもファンとして楽しく見ていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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