今回は、ハリーポッターシリーズで名前のみ出てきた、ニコラスフラメル!
何とファンタビシリーズの2作目で、まだニコラスフラメルが生きている姿で登場しました。
ファンタビ2を観た時、終盤の方で、水晶玉でグリンデルバルドの集会を突き止めた、この物語で非常に重要な役割をした人物の1人になります。
しかし、あのお爺さんは誰だったかな??って思った人もいると思います。
私も誰だか最初は思い出せませんでしたが、あのハリーポッターに名前だけ出てきた、ハリーポッターシリーズでも『賢者の石』にまつわる重要人物として登場していた人でした。
FB2から錬金術師ニコラスフラメルが登場するんだけど、ジェイコブがフラメルの家を飛び出した後の場面で金庫に入ってる賢者の石がチラッと映るんだよな。当時は彼の自宅に置いてあった。ダンブルドアがフラメルと共にやっていた研究内容も今後描かれるかもしれないから楽しみだね。 pic.twitter.com/1pW4FCUiRi
— Eva (@cnntnst) November 13, 2020
ファンタビ2の賢者のおじいさん:ニコラスフラメルとは?
まずは、ニコラスフラメルとは一体どんな人物だったのかを説明していきます。
ハリーポッターシリーズでもファンタスティックビースシリーズでも非常に重要な人物です。
フラメルとはどんな人物で、どんな能力があるのか!
ニコラスフラメルとはいったいどんな人物なのか
ニコラス・フラメルは14世紀初めに生まれ、若い頃フラメルはフランスのボーバトン魔法アカデミーに通っていました。
フラメルは、著名な錬金術師として有名で、賢者の石を生み出すことに成功した人物になります。
ダンブルドアとは旧知の仲で、ダンブルドアは賢者の石の共同開発者となっています。
ニコラスフラメルの強さや不老不死なのか
フラメルは先程も説明した通り、賢者の石を生み出した人物になります。
フラメルは、賢者の石の他にも、あらゆる物質を黄金に変える力があると言われており、フラメルは石を用いて命の水をつくり、これを飲むことで不老不死の力を手にいれたのです。
ファンタビシリーズは約1972年で、フラメルの年齢はこの時すでに約600歳でした。命の水を飲んでこれだけの長寿になっているのです。
そして、ダンブルドアがニュートの隠れ家として紹介したのが、フラメルの家だったので、ダンブルドアとは親友関係だったことも非常にわかります。
フラメルの強さについては、ハリーポッターシリーズでは話だけで、人物としては登場していないので不明でしたが、今回のファンタビ2で遂に姿を表して登場しました。
ファンタビ2では、集会での戦いで、『200年も戦ってないから』と不安げに言っていたので、実力はそんなに無いのかなと思っていました。
しかし悪霊の火からパリ全体を守るために、闇払い全員に的確な指示を出し、円陣を組み杖を地面に指して、以後にフィニートの呪文で見事にパリを守りました!
フラメルは著名な錬金術師で、戦士ではなかったが、600歳であの実力は只者では無い気がします。
そして、水晶玉で居所などを的中させる能力などを見たら、恐らく実力的には、全盛期はダンブルドアと互角に立ち回っていたのではないかと予測されます。
ニコラスフラメルの死因は
フラメルの最後にわかっている年齢は、665歳とされています。
何故不老不死を手に入れたのに死んでしまったのか?
1990年代に、フラメルはイギリスに移住しておりデボン州で静かな暮らしをしていました。
しかしこの年に、ヴォルデモードが賢者の石を狙っていました。ヴォルデモートに仕えるクィリナス・クィレルは、ヴォルデモードの賢者の石を奪う手助けをし、ホグワーツに隠された賢者の石を盗もうとしました。
しかしその作戦は、ハリー達によってなんとか盗まれることは免れました。
そしてこの出来事により、ダンブルドアは今後の事も考えて、フラメルと話し合った結果、ついに賢者の石を破壊することに決めたのです。
フラメルは賢者の石破壊後も、命の水を蓄えていたので、それから数年は生き延びたようですが、やはり賢者の石を壊したことで、不老不死の効果も無く、数年後に亡くなったようです。
詳しくいつ亡くなったのかは不明になります。
ニコラスフラメルが本の中で助けを求めた女性は誰?
私も気になったのですが、フラメルが観覧禁止の棚から本をとって、その中にいた女性に話しかけているシーンがありました。あれは誰だ??と疑問になったので調べました。
あの女性は、ユーラリー・ヒックス教授でした。イルヴァーモーニー魔法魔術学校の呪文学の教授です。アメリカにある魔法魔術学校で、ティナやクイニーが卒業したとされる魔法学校です。
しかしフラメルとヒックス教授が何故ここで会話をしているのかは不明です。この2人に共通点はないので。
ハリーポッターの作者、J.K.ローリングによると、ユーラリー・ヒックス教授は、3作目に、重要な人物として登場すると言っているようです。
どのようにして登場するかは謎ですが、このフラメルとの絡みが、何かの伏線になっているのかもしれないですね。3作目が非常に楽しみです!
ニコラスフラメルは実在した人物だったのか?
いろいろ調べてみると、実際にニコラスフラメルが実在したという伝説があるようです。
実際に、『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングは、20代前半でフラメルの人生を知ったと言っているので、ハリーポッターの原作が出来る前から、フラメルの存在は原作者は知っていたようです。
ということは実在する?ってなりますが、実際はどうなのかを詳しく調べてみました。
ニコラスフラメルは実在していた
ニコラスフラメルという人物は実際に存在はしていたようです。そして実在した錬金術師とも言われております。本当の名前はニコラ・フラメルと言うようです。
生涯は1330年 – 1418年とされております。フラメルはフランスの出版業者だったようです。錬金術にも関係し、金属変成や、賢者の石の製造に成功したという伝説もあるようです。多数の錬金術書の著者でもあり、フラメルが1407年にパリに建てた家は現在もパリで最も古い建物として残されているようです。
そして妻も実際に存在していたようです。フラメルの妻ペレネレ(ペレネル)も、夫とともに錬金術作業を行ったことで知られています。欧州で錬金術作業に女性が関わることは稀であったようで、実際の多くは錬金術に女性の関与は禁止されていたようです。
その中でも、フラメル夫人は希有な例とされているとされています。
実際に賢者の石や著名な錬金術師は本当だったのか
フラメルが記したとされる錬金術書は17世紀~18世紀にかけて広く伝えられるようになっていきました。
しかし後年の研究により、錬金術書は、17世紀以降に作成された偽書であるという説が提起され、近年では多くの検証の結果、パリに実在した出版業者フラメルが錬金術に関わっていたという証拠はないという見解が出ているのです。
近年のいくつかの研究は、フラメルの残した記録等と、筆跡・文体等について客観的な比較検討を行った結果、別人の著作であるという結論を示しているようです。
なので実在した人物は確実なのですが、錬金術や賢者の石は実際にどうなのかは非常に微妙なところになるのですね。
まとめ
今回はニコラスフラメルについてを紹介していきました。
この人物は、今回のファンタビシリーズ、ハリーポッターシリーズにおいて非常に重要な人物であることは間違いないです。
フルメルの若かりし頃がどんな人物だったのかも見てみたいものです。
フラメルは、確かに実在の人物でしたが、本当に永遠の命の秘密を解き明かした錬金術師だったのだろうか? それとも、こうした話はすべて伝説にすぎないのか?
明確な答えはありませんが、伝説として今でも語り継がれるのは非常に魅力的な事だと思います。
しかし、ニコラスフラメル(ニコラ・フラメル)は実在の人物で、いろいろな意味で歴史に名を残したことは間違いない事実でもあります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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