コナン緋色の弾丸で銀の弾丸を使ったのはなぜ?リニア狙撃は重力など物理的に可能なのか!

映画

名探偵コナンの映画『緋色の弾丸』は大ヒット映画で、この物語はあの謎多い赤井一家がメインという事で話題にもなりました。

この作品で何よりも魅力的だったシーンは、やはり赤井秀一が放つ銀の弾丸は非常に神業でシビレましたよね。

もちろんアニメなので、ちょっと非現実的で無理な設定はあったかとは思いますが。。。

今回は、あの狙撃のシーンでいろいろと疑問が残った人もいるかと思います。

あくまでアニメなので、全てが現実にありない事もみなさんわかってるとは思いますが、実際どこまで現実的なのかなどを調べていきたいと思います。

緋色の弾丸で赤井がリニア狙撃に何故銀の弾丸を使用したのか?

まずは、何故赤井秀一は今回の狙撃で銀の弾丸を使用したのか?少し疑問が残りましたので調べてみました。

内容を簡単に説明すると、この作品では、犯人とコナン達が乗った『真空超電導リニア』を狙うのです。最高速度はなんと時速1,000㎞で、東京から名古屋間を25分で移動できるすごいリニアになるのです。

赤井秀一は、犯人とコナン達が乗ったこの超高速で走っているリニアに向かって、狙撃を行い、見事にリニアのボディーを貫通させて、犯人を狙撃する事に成功するのです。

さすがの天才スナイパー赤井秀一の神業になります。しかし何故あそこで銀の弾丸を使用したのか??

リニアの磁力の影響を受けないため

今回リニアを狙撃するために、FBIに銀の特別な弾丸を準備してもらいました。わざわざFBIに準備させてまで何故だったんでしょうか?

これは恐らく、この真空超電導リニアは、電導磁石を使って電流を作り出し、車体を浮かせてこのすさまじいスピードを出しているのです。

通常の鉛の弾丸だと、電動磁石の磁石に影響をうけ、もしかすると磁石に引っ付きますので、弾丸がそれたりする可能性があったからです。

しかし鉛は磁石にくっつかないのでは??と疑問になると思いますが、鉛の弾丸は表面を金属でコーティングしている事が非常に多いようです。そして、鉛の弾丸の先端に鋼鉄の芯を入れて、金属の装甲版でも貫通できるような仕様になっているみたいです。

なので通常の鉛の弾丸では、磁力の影響を受ける可能性が非常に高くなるので、銀の弾丸を使用したという説もあるのです。

そして今回の場合は、かなり難しいミッションだったため、少しでも確率を上げるようにしたのでは無いかと思います。

銀の弾丸を使用したのは殺傷能力が低下するから?

次の可能性は、銀の弾丸を使用したのは、磁力の影響だけではなく、犯人を殺害するつもりが最初からなかったのでは無いかという推測が出来ます。

銀の弾丸は鉛の弾丸に比べて、比重は低下します。なので殺傷能力は鉛の弾丸の方が強いのです。

そして、銀の弾丸の方が、鉛の弾丸に比べると変形しにくいという特徴もあります。

もちろん先程説明した磁力の影響もあると思いますが、赤井秀一自身は、もしかしたら最初から犯人に致命傷をおわせる、殺傷する事は考えてなかったのではないと思います。

あくまで犯人を動けなくする程度の負傷をおわせる目的だったのではないかと思います。

なので、殺傷能力の低い銀の弾丸を使用したのだという考えも出来ます。

さすが赤井秀一は、やっぱりあんなことを言っても非常に優しく渋い男ですよね!!

物語性を重視したから

銀の弾丸は、通常の弾丸では通用しない吸血鬼狼男魔女などが、銀の弾丸なら射殺できるとされており、伝説やフィクションの世界で多用される存在となっているみたいです。

なので通常は銀の弾丸は非常に高価なものなので、使用することは無いのです。だから銀の弾丸はフィクション的な魔物などを倒す伝説の弾丸のような存在なのです。

なので、アニメ映画などはファンタジー的な要素を入れるために、この銀の弾丸をあえて使用する物語にしたのでは無いかと考えられます。

そして、コナンシリーズでは、黒の組織を倒しうる存在を『シルバーブレット』と例えています。

このシルバーブレットとは、ドライ・ジンをベーズにしたカクテルなのです。そしてカクテル名は『銀の弾丸』と呼ばれていて、魔除けや厄払いの酒として有名なのです。

ベルモットは過去にコナンに助けられたことがあったため、コナンの事をシルバーブレットと呼んでいます。そして赤井秀一のこともシルバーブレットと呼んでいます。

なのでこのシルバーブレットとかけて、物語性を重視したチョイスではないかと私は考えます。

実際にあのリニア狙撃は可能なのか

銀の弾丸を使用した経緯はある程度理解されたのではないかと思います。

次の疑問としては、あのリニア狙撃は現実的に可能なのかってところです。

この狙撃について細かく説明したいと思います。

狙撃の距離は

赤井秀一は、東京ー名古屋間を超高速で走るリニアを山梨あたりで狙撃しているのです。一体どのくらいの距離だったのか??

距離はなんと約10万ヤード!!ヤードで言われてもちょっとピンと来ないと思いますので、約100kmの距離なのです。

現実の今の狙撃の射程世界最長記録は3,540mです。この世界記録は、2017年にカナダ軍のスナイパーが出した記録になります。

この世界記録を遥かに超える距離を、赤井秀一は簡単に成し遂げてしまったのです。

重力や空気抵抗なども計算して物理的に可能なのか

そもそもこの10万ヤードの動くリニアを撃ち抜く事は可能なのかを、物理的に考えてみました。

そう考えてもこの距離は現実的に考えて無理だろうと思いますが、いくつか可能ではないかと思えるポイントがありました。

先程もご説明しましたが、電導磁石を使用したリニアに対して、磁力の影響を受けない銀の弾丸を使ったのはもちろん理由の1つではありますが、これだけではとてもこの作戦が可能になるとは思えません。

一番気になる点は、空気抵抗と重力を完全無視してる作戦だと思ってると思います。そうなんです!この狙撃は完全に重力と空気抵抗を無視しているのです。

じゃあ何故無視しているのかというと、あの真空トンネルです。リニアを追っている銀の弾丸が真空トンネルに入ると、真空トンネル内では重力と空気抵抗を全く受けない状態になります。

真空状態であれば、弾丸はリニアと同じ速度でずっと追うことが出来ます。そこでリニアが減速すれば、銀の弾丸がリニアのスピードに追いつき弾丸がリニアに到達する計算になるのです。

なので作中では、しっかり減速もしてるのでリニアに銀の弾丸が追いついて撃ち抜く事がかのうになったのです。

FBIのキャメルも作中でしっかりこのように説明しています。

しかし、はっきり言って現実では無理かと思いますが、作中では少しでもリアルな感じが出せるような理由もしっかり示しているので、まあいいんじゃないかなと思えます。

なんと言っても、これは赤井秀一だからできた神業です。赤井秀一だからこの狙撃は成功したと思って楽しんでもらえたらと思います。

まとめ

名探偵コナンシリーズは何回見ても楽しめる作品ですよね!!

いろいろと非現実的な事もありますが、今回の狙撃も完全にリアリティーがないかと言えば、そんな事もないと思ってもらえたのかなと思います。

10万ヤードのあの距離も、赤井秀一が、銀の弾丸を使用したり、真空トンネルで重力や空気抵抗をなくす計算をして狙撃したり、コナンとの連携したりで成功しています。

今後も赤井秀一の凄まじい狙撃を期待して、見ていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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サラリーマンをしながら趣味、副業を含めていろいろな事に挑戦しています。

とにかくアニメが大好きなのでアニメに関してのブログを中心に記事を執筆しています。
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