最もM-1王者らしくないランキングTOP5を紹介!つまらないと言われる理由も!

エンターテイメント

今年もついにやってきました。年末恒例のM-1グランプリ!

人生を変えようと数多くの芸人が挑むM-1も今年で18回目となり、今年のエントリー数は過去最多の7261組となりました。

去年の2021年は最年長の『錦鯉』が見事優勝をし感動しましたね。

優勝の栄冠を手に入れるとメディアでの露出は格段に増えてきます。しかし王者の中でも全く王者らしくないコンビも存在します。

今回はM-1マニアの私の意見と、世間の声を参考に最もM-1王者らしくないランキングTOP5を紹介し、つまらないと言われる理由についても解説していきます。

最もM-1王者らしくないランキングTOP5を紹介!

ここでは17組の王者のうちもっともM-1王者らしくない、何故王者になれたのかと首を傾げたくなるTOP5を紹介していきます。

世間の声も踏まえてのランキングTOP5になります。

5位:銀シャリ

2016年王者の銀シャリは、前年の2015年にM-1初登場を果たしました。

ボケ担当の鰻 和弘(うなぎ かずひろ)とツッコミ担当の橋本 直(はしもと なお)の、関西のしゃべくり漫才で王者になった。

銀シャリの特徴は、ボケ1人で笑いが成立するのではなく、ツッコミの橋本の手数で笑いを完結させるスタイルである。

ボケで笑いをとるというよりは、ツッコミで笑いを取っていくスタイルである。

橋本の流れるようなツッコミは、数多くのツッコミ芸人の中でも指折りの才能を持っている。

ネタ自体はそれほど目を見張るものではないが、橋本の連発するツッコミが笑いを誘う。

しかし優勝後はメディアにあまり出ることはなく、それほど売れている印象は無い。東京に進出しても東京での仕事も優勝後それほど増えてもいない。

考えられる原因の1つに、彼らの古臭い見た目とスタイルである。昭和の漫才師を連想させるような青いジャケット、そして顔立ちが古臭い。

何より笑いの取り方がツッコミで笑いを取るので、ひな壇やフリートークではなかなか発揮しずらいのであろう。

漫才自体は非常に面白いが、ネタを作り込んで披露するのが漫才である。フリートークはその場の瞬発力と印象に残るキャラクター性も大事になってくる。

そう考えると銀シャリはキャラが古く印象に残りづらい。だからイマイチ売れておらず、王者ぽくないと世間に思われているのではないかと考えます。

4位:ますだおかだ

ますだおかだは第1回から出場し、第2回で見事王者に輝いた。

関西のしゃべくり漫才の基本のような漫才であり、正統派な漫才師である。

しかしM-1当初のレベルはお世辞にも高いとは言えない。今のレベルからすればかなり低いと思われる。

ますだおかだのネタで今のM-1に参加すれば、恐らく決勝にも残れないであろう。

ますだおかだに関しては、漫才も微妙だがなんと言ってもフリートークもイマイチである。

どちらかと言うとツッコミの岡田のキャラのほが目立っており、ボケの増田はキャラも薄くトークもそれほど得意とは思えない。

漫才としても、そしてバライティ芸人としてもイマイチなますだおかだがM-1王者らしくないと言われるのは分かる気がします。

3位:とろサーモン

2017年に王者に輝いとろサーモン。ボケの久保田のひねくれた感じが特徴である。

ツッコミの村田は久保田の強烈なキャラによって印象が薄いが、実はツッコミとして非常に優秀な才能の持ち主だと思われる。

言葉のチョイスなどもセンスが良く、久保田のボケをしっかり引き立たせている。

優勝後はメディアの露出も多かったし、久保田の嫌われキャラで人気もうなぎ登りであった。

しかし彼らの最大の事件は、M-1審査員への誹謗中傷で炎上した事である。

あの事件をきっかけにとろサーモンのメディア露出は激減した。それからテレビで見ることも少なくなり、人気も一気に急降下だった。

しかしここ最近では、久保田の嫌われキャラが定着しており、メディアの露出も増えているが、村田はあまり出ていない。

王者としての品格などの面からとろサーモンは王者らしくないと世間に思われているのであろう。

漫才もフリートークも実力はありながら、あの事件によって王者らしくないコンビになってしまった。

2位:トレンディエンジェル

2015年に王者に輝いたトレンディエンジェル。2015年はM-1が再び5年ぶりに復活した最初の大会である。

はっきり言ってトレンディエンジェルが優勝したのは何故かといまだに不思議なくらいである。

漫才のネタのクオリティも低く、ボケ、ツッコミ共に上手とはお世辞にも言えない。ハゲネタのキャラクター押しでレベルは低い。

そして現在ではメディアの露出も少ない、もちろん冠番組などは皆無である。もっとも王者らしくない王者である。

そして何よりこの年の審査員は今までと全く違った、過去の歴代王者だった。

今までは島田紳助や松本人志など、昔の漫才から今の漫才を知り尽くした、笑いの王者のような面々が審査員だった。

しかしこの年は歴代王者という少し審査員のクオリティが低く感じた。

過去の審査基準でいけば確実にトレンディエンジェルは王者に輝けなかっただろう。

1位:マジカルラブリー

2020年王者に輝いたマジカルラブリー。前の年の2019年が過去最高にレベルの高い大会だったため期待されていたが、2020年は残念な結果であった。

マジカルランブリーと言えば漫才じゃない論争が勃発したが、漫才ではなくても面白ければいいと思う。

しかし彼らの漫才は特に面白さもなく、動きが多かったため何がしたいのかがわからなかった。

マジカルラブリーと審査員であった上沼恵美子の因縁によって話題になったのも後押ししてか、何故か全く笑えなかったマジカルラブリーが優勝した。

優勝後はネタがつまらなかったのでメディア露出はあまり無いかと思われたが、ボケの野田のキャラなどでメディアの露出は意外にも多く、今でもテレビではよく観る。

世間の意見としては、ネタがとにかくつまらないのと、あれは漫才ではないとの意見から、マジカルラブリーが最も王者らしくないとされている。

私も世間のマジカルカブリーの意見には同感である。

つまらないと言われる理由を解説!

ここでは上記5組が何故つまらないのかの共通点について解説していきます。

大会自体のレベルが低い年だった

まず1番に言えることは、この5組が出場した時の大会自体のレベルが非常に低かった印象がある。

他の年はレベルも高く、そして誰が観てもわかるくらい圧倒的に面白いコンビだった。

特に2019年のミルクボーイの時は本当に伝説なくらいレベルの高い年だった。かまいたちも2019年じゃなければ確実に優勝しているくらいのクオリティはあった。

上記5組の年は確実に他の年に比べるとレベルが格段に落ちるのが共通した特徴である。

この5組は違う年に出場していれば絶対に優勝はできていなかったと思われる。

ある意味運がいいのはあるが、実力はイマイチである事は確かである。

審査員のレベルが低い年

ここ数年はずっと同じ審査員であるが、以前は審査員も変わっていた。

特に2015年のトレンディエンジェルの時は審査員が本当に雑なキャストだった。

やはり大御所から若手中堅が入り混じった審査員じゃないと、公平なジャッジはなかなか難しい。

審査員のレベルが低ければ、やはり王者のレベルも低くなるのであろう。

結局フリートークが出来るかである

作り込んだ漫才がいくら面白くても、その後フリートークやひな壇で面白い事を言えるかどうかである。

そしてやはり強烈なキャラがあるかも大事になってくる。

M-1は2位が売れるという説があるが、2位だけが売れているわけではない。王者になった芸人でもフリートークやひな壇が上手であれば確実に売れている。

ただ一時期2位のキャラが強い面子が次々に出てきたから2位は売れると言われだしただけである。

王者になってもメディアでは通用しないコンビもいれば、王者にならなくてもずっとメディアに出ているコンビも居る。

結局はフリートークがどれほど面白いかにかかっているのである。

まとめ

今回は最も王者らしくないランキングを解説していきました。

これは私の個人的意見と世間の声を参考にランキングしました。やはり王者らしくないコンビには共通してフリートークが得意ではないという共通点がありました。

今年ももうすぐM-1決勝が開催されます。

王者らしい王者が出てくる事を期待して、楽しみにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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普段は会社員の40代男性です。

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とにかくアニメが大好きなのでアニメに関してのブログを中心に記事を執筆しています。
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