地獄楽に出てくる『天仙様』
仙薬を求めてたどり着いた謎多き島に出てくる天仙様は、この島では特別とされていた。
その圧倒的な強さからたどり着いた人間はすべて花化してしまい島から脱出することすら出来ない。
今回は天仙様7人の正体・性別や強さ・属性などを一覧で紹介していきたいと思います。
地獄楽:天仙様の正体・性別を解説!
ここでは天仙様の正体や性別を解説していきたいと思います。
天仙様の正体は7人の仙人
天仙様とは氣(タオ)の鍛錬を何千年の続けている七人の仙人である。
天仙様と言われているので一人と思われていたが、実際は七人の仙人であった。
元々は1人とされていたが、仙道を極めて神になった仙人が7つに分裂したのが七人の天仙様となった。
七人の性格や役割などは違い、七人がそれぞれの役割を全うして島を取り仕切っている。
島の人間は決して天仙様に逆らうことは許されず、逆らえば魂が安息することはできなくなる。
天仙様とはこの島では特別な存在なのである。
性別は陰と陽で表されている
この島では性別を『陰』と『陽』で表している。陰が女性で陽が男性である。
万物は必ず陰と陽を持っており生物や植物ですらこの2極のどちらかを持っている。
そしてこの2極を循環させる事によって氣(タオ)を高める。二者の陰と陽を結合し循環させる事を『房中術』と言い、房中術を繰り返し行う事によってタオをどんどん高めていく。
天仙様はこの房中術を繰り返し繰り返し何度も行い、何千年もの間房中術を繰り返すことによってタオを高めていった。
それに加え天仙様は陰陽の循環を自分自身で行う事が出来る超人なのである。
なので天仙様は1人で両極なのである。天仙様の姿が男と女に入れ替わるのは、天仙様が両極を極めている証拠なのです。
地獄楽:天仙様7人の強さ・属性などを一覧で紹介!
天仙様の正体や性別は説明しましたが、ここでは天仙様7人の強さや特徴、そして属性について解説していきたいと思います。
表で七人の天仙様をまとめました。
名前 | 属性 | 花の種類 |
蓮(リエン)普賢上帝 | 土 | 蓮の花 |
菊花(ジュファ)ア閦大帝 | 火 | 菊の花 |
桃花(タオファ)ラトナ大聖 | 木 | 桃の花 |
朱槿(ヂュジン)如イ元君 | 水 | ハイビスカスの花 |
牡丹(ムーダン)不空就君 | 土 | 牡丹の花 |
蘭(ラン)准胝帝君 | 水 | 蘭の花 |
桂花(グイファ)文殊公々 | 金 | キンモクセの花 |
このように各人の属性も違えば花の種類も違います。
各人が役割を全うしながら島を統率しているのです。次からは各人の特徴や強さなどを解説していきます。
蓮(リエン)普賢上帝
七人の天仙様の中ではリーダー的存在。徐福が最初に作った天仙と言われており、その強さはおそらく地獄楽の中では圧倒的に一番であろう。
タオの属性は土であり、火→土→金は相生であるためタオが回復する。
逆に木→土→水は相克であるため、タオを弱める事ができる。
上質な丹を集め不老不死の研究を完成させるため、人間全てを丹にする計画を実行する。
菊花(ジュファ)ア閦大帝
菊花は房中術研究ために桃花と共に作られた天仙。菊花は日々桃花と房中術を繰り返しているために、菊花の白は『房中宮』と呼ばれている。
見た目は清潔感があり、かなりの潔癖症である。属性は火である。
強さは亜右弔兵衛と桐馬が二人がかりだったが、菊花には全く敵わなかった。
鬼戸解によって菊花と桃花は一つとなり土と水の2つの属性を持つ強敵となった。さらに丹田も2つになる。
超音波や触手、胞子など攻撃が多彩になる上に、属性を2つ持ち丹田も2つになることからかなりの強敵である。
桃花(タオファ)ラトナ大聖
桃花は房中術研究ために菊花と共に作られた天仙。雌雄が転換できる天仙の中でも女性の姿をよくする人物である。なので登場は女性である。
天仙様の7人の中では明るい性格であり、ムードメーカー的な存在。属性は木である。
桃花は幼い頃から菊花に守られており、いつも菊花を頼っていた。個別での強さはそれほどでも無いが、タオを使っての攻撃は強い。
タオの見えない人物に対してはかなりの強敵である。
桃花の本当の強さが発揮されるのは、鬼戸解によって菊花と一つになったときである。
朱槿(ヂュジン)如イ元君
呼吸法で不死を目指す朱槿の城は『胎息宮』と呼ばれている。天仙様の中では末っ子のような存在で、めんどくさがり屋な人物。属性は水である
胎息を習得すれば、病を治し、猛獣を調伏し、飢えや渇きが無くなるといった不死になるための最後の手段とされました。
強さとしてはおそらく天仙様の中では最弱とされている。
鬼尸解はハイビスカスの花の姿になり、まだまだ余裕な姿見せてましたが、これはただの強がりであったのを士遠に見破られ、最後は倒されました。
牡丹(ムーダン)不空就君
内臓のタオで不死を目指すために作られ、め牡丹の城は『周天宮』と呼ばれていた。
属性は土である。
不老不死に対する姿勢は天仙の中でも非常に意欲的であり、実験を繰り返していた。
島に流れ着いた人間を研究材料として丹にしたり、人間を丹に変え、摂取できるようにしたり外丹法の役割をしている。
強さは紅、左切、仙汰を鬼戸解せずに圧倒していた。しかし左切とのタオの相性が悪く苦戦を強いられていた。
鬼戸解した牡丹は植物の化物へと変身し、無数の触手で相手を襲う、先端は針になっていて擦っただけでも花化してしまう恐ろしい力を持っている。
牡丹は長い修業の間で不老不死は不可能と感じ取っていた。
蘭(ラン)准胝帝君
蘭の白は『導引宮』と呼ばれており、導引を研究する為に生み出された天仙である。
非常に優しい雰囲気の持ち主であり、天仙様の中ではお節介な存在と言われていた。
強さは体術と氣の操作を融合させながら戦う肉体派。
タオを起用に扱い、タオを鎧にしたりと攻撃と防御両方をうまく使いこなす。
通常は鬼戸解すれば知性を失い攻撃を繰り返すだけになるが、蘭は鬼戸解知性を失っていないような冷静な攻撃と防御を行う事ができる。
タオなどを使わずに、通常の格闘においては蘭がダントツで一番の強さである。
桂花(グイファ)文殊公々
桂花の城は『守一宮』と呼ばれており、守一を研究する為に生み出された天仙である。
属性は金である。
常に本を読み、本で顔を見せない極度の人見知りで、闘いを好まない天仙。
天仙の中で唯一房中術をくだらないと言っている。とにかく不思議な謎多き人物である。
常に自身で陰と陽の循環を繰り返しており、常にタオが循環しているので目が反転している。
強さに関しては戦闘のシーンが無いため不明である。
しかし天仙の全員を否定するような事を言っている為、かなりの強さでは無いかと思われる。
まとめ
今回は天仙様7人の正体・性別や強さ・属性などをまとめて解説していきました。
1人1人の性格や役割は違い、それぞれが役目を全うして島を統率していました。
中でもやはり蓮(リエン)の強さは天仙様の中でも桁外れであることは間違いないでしょう。
天仙様7人の各人の強さや特徴を知ることで、また新たに楽しむ事が出来ると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント