ゴールデンカムイ:ソフィアの正体と過去は?鶴見中尉との関係を解説!

ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイに出てくる『ソフィア』

ソフィアはウイルクの重要な過去や、アシリパの記憶を蘇らせるためには重要な人物になります。

そんなソフィアとは一体どのような人物なのでしょうか?

今回はソフィアの正体や過去、鶴見中尉との関係性についてなどを詳しく解説していきたいと思います。

ゴールデンカムイ:ソフィアの正体と過去

ここではまずソフィアとはどのような人物なのかを解説していきます。

ソフィアの正体は反体制ゲリラ組織の指導者

ソフィアの最初の登場時は亜港監獄に収監されていました。

彼女は幼い頃はロシアの上流階級の家に育った令嬢であったが、成長すると共に革命活動に身を投じた。過去のソフィアは現在の姿の面影が無いほど美人な女性だったのです。

それからは反体制ゲリラ組織の指導者としてリーダーの存在になり、ロシア皇帝『アレクサンドル2世』を暗殺した。

活動資金のために色々な犯罪を繰り返すうちに、帝政ロシア法廷では彼女の事を『金の手』と呼ぶようになったのです。

外見は女性とは思えない程の身体つきで、看守による鞭打ちの刑にも平然とした顔を耐え抜き、脱走時にはアムールトラを鎖一つで倒す屈強な女性。

ウイルクとキロランケはかつての同士だった


ソフィアが率いていた組織には『ウイルク』と『キロランケ』が所属しており、かつてこの3人は同士のような存在だったのです。

3人はロシア皇帝暗殺事件後は、日々逃走生活を送っており、3人で北海道に逃げる計画を立てました。

そんな時にウラジオストクに、ある日本人写真家が住んでいる情報を入手し、北海道に逃亡する前に日本語を勉強しようと写真家の『長谷川』という日本人を訪ねたのです。

長谷川は快く引き受けてくれて、3人はそこで日本語を勉強するのですが、この長谷川との出会いが3人の運命を大きく切り裂いていく。

この長谷川という写真家は実は『ロシアのスパイ』だったのです。

ある日長谷川を捕まえるためにロシアの秘密警察が写真館を訪れたのですが、3人は自分たちを捕まえに来たと勘違いし、長谷川と一緒になって秘密警察と銃撃戦になるのです。

ソフィアはその銃撃戦の最中に誤って長谷川の妻と子を銃撃してしまい、妻娘は亡くなってしまいました。

この事件をきっかけにソフィアは1人ロシアに残る決断をし、ロシアで革命活動を続けたのでした。

そしてウイルクとキロランケは、ロシア東部から北海道までの少数民族を中心とした『極東連邦』の設立を目指して北海道に向かったのです。

ゴールデンカムイ:ソフィアと鶴見中尉の関係について


ここからはソフィアと鶴見中尉との関係性について解説していきます。

鶴見中尉はソフィア達の過去をどれほど知っているのでしょうか?

長谷川幸一は鶴見中尉だった


日本人写真家でロシアスパイの『長谷川幸一』は、後に分かった事実で『鶴見中尉』だったのです。

そして17年後にソフィアと鶴見は再び出会い、鶴見中尉の口から知られざる新事実が明らかになるのです。

写真館の長谷川さんがまさかの鶴見中尉と聞かされ、ソフィアは驚きを隠せなかったのと、過去に妻娘を死なせてしまった申し訳無さで、鶴見中尉を直視することが出来ませんでした。

ウイクルが金塊を探す目的は活動資金のためという事実を、鶴見中尉によってアイヌにバラした事や、ウイルクが罪を逃れる為に自分の顔の皮を剥ぎ逃走した事実などを、ソフィアとアシリパに語ったのです。

あの時3人があの写真館に訪れていなければ、「妻のフィナーレも娘のオリガも死なずにすんだはず」と鶴見中尉はソフィアを攻め立てていくのです。

しかしその後鶴見中尉の口からさらに驚くべき真実を語られました。

弾丸はソフィアのものではなかった

ソフィアとアシリパに一通り過去の出来事を語った鶴見中尉は、最後にソフィアに良いことを教えてあげると言いました。

「私の妻と娘を撃ったのはウイルクだ」

ソフィアが撃ったと思われていた銃撃は、実はウイルクの銃撃によってでした。

娘の頭に残った弾丸を調べると、ウイルクがその時使用していた銃の『シュミットM1882 7.5ミリ弾』

この弾丸が娘の頭から発見された事によって、鶴見中尉は妻娘を殺害したのはウイルクだとすぐにわかったのです。

鶴見中尉の妻がソフィア達が指名手配されている手配書を見ている事にウイルクは気づいており、その事実を密告されない為の口封じとして妻娘を殺害たのです。

ソフィアの最後

金塊の解読をし、遂に最終決戦の場所である五稜郭で、ソフィアと鶴見中尉は最後の決着をつける事になりました。

アシリパを追う鶴見中尉の行く手を阻むソフィアは、アシリパにアイヌの未来を託したのでした。

そして向かって来る鶴見中尉に拳銃を向け撃とうした瞬間に、昔の長谷川さんの姿を思い出し撃つことをためらってしまいました。

その瞬間に鶴見中尉によってソフィアは銃撃されてしまったのです。

死の直前にソフィアは「違う道を選べた・・私達が来なければ違う運命に・・ごめんなさい」

やはりソフィアはずっと長谷川さん(鶴見中尉)に対しての罪悪感があったのです。

そして鶴見中尉は最後に「キミを許すよ」と言って最後に3発をソフィアに浴びせました。

鶴見中尉は撃ち終わった後に訂正するかのように「キミのことは許した」と笑顔で死亡したソフィアに言ったのでした。

キミのことは許したの意味

ソフィアに対して言った「キミのことは許した」の意味は間違いなくウイルクは絶対に許さないという事でしょう。

最後に撃った3発の銃弾はすべてウイルクの写真に命中していました!

これは絶対にウイルクを許さないと意味するモノです。

しかしウイルクはすでに網走監獄で死亡している為、復習ができないのです。そこで復習するための人物が娘のアシリパだったのでは無いかと思われます。

鶴見中尉がアシリパにはじめて出会った時、鶴見中尉は今までに見たことがない量の脳汁を流していました。

鶴見中尉は感情が高まると脳汁が出るのですが、アシリパに出会った時にウイルクと同じ青い目をしていたので、感情を抑える事が出来なったのでしょう。

まとめ

今回はソフィアと鶴見中尉の悲しい過去について解説していきました。

知られざる過去として、鶴見中尉はとても辛い思いをしてきた事は間違いないでしょう。

そしてソフィアもずっと罪悪感を抱えながら生きていたのです。

すべてはあの写真館を訪れた事から始まったのです。写真館に日本語を勉強する為に何気なく訪問し、北海道に軍事資金目的で行かなければこのような醜い争いはなかったのです。

すべての始まりはあの写真館だったのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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