ゴールデンカムイ:都丹庵士は死亡せずに生きてた!最後の戦いも解説!

ゴールデンカムイ

網走収監時代に硫黄山で亜硫酸ガスに目を侵され失明してしまった盲目の盗賊。

目が見えないため耳で人の気配などを察知し、相手の攻撃などを見破る能力がある。

音を拾うために耳につけた集音器が特徴的な強面の人物。

しかし歳の割には口調はとてもフランクな感じで、若々しく冗談なども飛ばすような性格をしている。

今回は都丹庵士は有古との戦いで死亡せずに実は生きていた事についてや、五稜郭での最後の戦いについて解説していきたいと思います。

ゴールデンカムイ:都丹庵士は死亡せずに生きてた!

ここでは都丹が有古との雪山の激戦で死亡したと思われていたが生きていた理由についてと、都丹の刺青によっての心理戦について解説していきます。

有古との雪山の決戦で都丹庵士死亡

登別で第七師団が休養中に真っ暗な雪山の中を下駄で明かりもつけずに彷徨う怪しい人物がいると話題になっていた。

その怪しげな男こそが都丹庵士だった。

都丹はこの時、土方一派に所属しており、第七師団の情報を土方に流すために登別にいた。

第七師団に目をつけられてしまった都丹達は警戒するも見つかってしまう。

そして第七師団と激しい銃撃戦になるが、都丹は何とかその場を逃げ切った。そして第七師団の『有古力松』との1対1の銃撃戦となった。

有古からすれば登別は庭のようなものであり、登別の雪山で有古から逃げ切るのは不可能と言われているほど登別の雪山を熟知していた。

目の見えない都丹は音だけを頼りに敵の動きを読み、攻撃を仕掛ける。有古はわざと木などの音を立て都丹を誘導した。

そして都丹が誘導され、拳銃を雪山に打ち込むと雪山が雪崩となり都丹は「負けたと言って雪崩に巻き込まれ死亡したと思われた。

死亡したと思われた都丹庵士は生きていた

物語は進み都丹は完全に死んだと思われていたが実はかろうじて生きていたのです。

有古が雪崩の中の都丹を見つけ出したときにまだ息があることを確認し、有古は都丹の意識が戻ったら他の囚人について何か聞き出そうと思い、都丹をおぶって雪山を下山していた。

その時有古の目の前に土方が現れた。

ここから都丹の刺青を利用しての土方と鶴見の心理戦が始まるのである。

都丹庵士の偽物刺青人皮を鶴見に渡す

土方は有古が第七師団と知っていながら土方陣営に勧誘した。土方は有古の父親がのっぺらぼう事ウイルクに殺されたとされるアイヌ7人の内の1人である事実を知っていた。

父親の夢であった金塊を継ぐようにと説得され、有古は土方陣営に加わる決意をした。

土方は有古に都丹の刺青人皮を持たせ、鶴見中尉の元に持っていかせた。そして鶴見の持っている刺青人皮をすべて盗んで来てくれと頼んだ。

有古は土方の指示通り都丹の刺青人皮を戦利品として鶴見に渡し、第七師団復帰の手見上げとした。復帰としてはかなりの手見上げとなった。

しかし有吉が渡した都丹の刺青は違う囚人の物だった。

鶴見は土方が保有していた刺青人皮の大半を網走脱獄襲撃事件で奪い取っており、その中に都丹の刺青の写しも含まれていたので、すぐに都丹の刺青ではないと暴かれてしまった。

鶴見は有古に刺青人皮6枚を全て渡し、「この刺青人皮を土方のところへすべて持っていけ、信用させてあちらの勢力に潜り込め」と指示した。

有古は事実を知らないが、鶴見は土方陣営を混乱させるために以前作ってあった偽物の刺青人皮を有古に持たせ、土方陣営に潜入させた。

そしてボロボロになりながら有古は土方の元に行き、全部盗んできたと6枚の刺青人皮を渡した。

土方の策略にハマった有古

やっとの思いで有古は土方に合流したが、一方の土方も鶴見が偽物である事に気付く事実はわかっていた。

分かっていて有古にわざと刺青を持たせ潜入させた。これは鶴見の偽物の刺青人皮を入手するためであった。

鶴見は有古がスパイであるとわかれば必ず偽物を持たせ再び有古を自分のところに潜入させるとわかっていたのです。その時は必ず偽物を持たせてくるはずだと。

都丹が生きていた事によって、都丹の刺青を利用し、土方と鶴見の刺青人皮心理合戦が行われたのでした。

そして偽物を見事手に入れた土方が少し優勢に立ったのでした。

ゴールデンカムイ:都丹庵士の五稜郭での最後の戦いを解説!

雪山ではかろうじて生きていた都丹であったが、五稜郭の戦いで遂に最後を迎える事になった。

ここでは都丹の最後の戦いについて解説していきます。

都丹庵士は土方に3度も命を救われた

五稜郭での第七師団との最終決戦となった土方一派は、五稜郭で第七師団を待ち構えていた。

都丹はこの戦いで土方の目的である金塊を獲得するために、土方を命がけで守る覚悟をしていた。

何故ここまで都丹が土方に対して命をかけるのかには理由があった。

都丹は土方の過去3度も命を救われているからである。

1回目は、屈斜路湖で犬童四郎助や鉱山会社の刺客と勘違いして杉元らを襲った際、逆に杉元に追い詰められ殺されそうになったところを、土方が仲裁に入り死を免れた。

2回目は、犬童四郎助に復讐をするために土方と共に網走監獄の教誨堂へ乗り込んだ際、鉄球を頭に受けて戦闘不能になってしまったところを、犬童四郎助を土方が倒し都丹は助けられた

3回目は、雪山で有古によって雪崩に巻き込まれ気絶した。有古に連れ去られそうになったが、寸前で土方に遭遇して難を逃れた

このように3度も土方によって命を救われている恩人になるのです。都丹にとっては命を掛けても守らないといけない存在だったのです。

最後は恩人である土方を庇い死亡

五稜郭では土方一派と第七師団の激しい銃撃戦が始まった。都丹は研ぎ澄まされた聴力で相手の攻撃を見抜き、土方を援護した。

そして聴力によって二階堂一等卒が土方を狙っていることを察知した。

都丹は土方を逃し自身が銃弾を食らった。命がけで土方を守った。

「土方さんがいなけりゃオレは2、3回死んでた。どうせオマケの人生だ、少しでもあんたの寿命の足しになれば・・・」と言って土方をその場から逃した。

その後第七師団から集団で被弾を浴びるも、必死でその場を守り土方を命がけで逃した。

最後は「静かだ」と真っ白な景色の中で静かに死んでいったのでした。

まとめ

今回は都丹庵士について解説していきました。

都丹は作中で何度も死亡したと思われても生きている、不死身の杉元並の生命力でした。

強面の悪人のようにに見えますが、義理人情に熱く土方への恩は命をかけて返しました。

最後は惜しくも亡くなってしまいましたが、土方を最終助けて悔いのない最後だったと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

アバター

普段は会社員の40代男性です。

サラリーマンをしながら趣味、副業を含めていろいろな事に挑戦しています。

とにかくアニメが大好きなのでアニメに関してのブログを中心に記事を執筆しています。
少しでも皆様に楽しんで頂けるよう記事を書いて行きたいと思いますので、宜しくお願いします。

iwabobuをフォローする
ゴールデンカムイ
iwabobuをフォローする
サラリーマンのお手軽趣味ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました