僕のヒーロアカデミア(通称ヒロアカ)に出て来る『殼木球大』
蛇腔総合病院の創設者であり理事長を努めている。人々からは敬意と共に受け入れられていた。
そんな殼木であるが、実は裏の顔はとんでもない悪人であった。
今回は殼木球大の個性や本当は悪人である正体、そしてデクの個性を奪い無個性の診察は嘘だったのかについて解説していきます。
ヒロアカ:殼木球大の個性解説!
ここでは殼木の本当の個性やオールフォーワンとの関係について解説していきます。
殼木球大個性は複製を可能にした
殼木は慈善事業などに精を出し、全国各地に児童養護施設や介護施設の開設をしており、表向きの顔は非常に優秀な人物とされていた。
しかし殼木の蛇腔病院には立ち入り禁止の空間があった。
そこには無数の個性のストックが存在し、脳無などを製造する研究室であった。
殼木は脳無を作る事に生きがいを感じ、更に研究を続け遂に脳無の最上級とされる『ハイエンド』まで作り出した。
そして殼木は研究の末に、個性の複製をも可能にした。
個性の複製には専用の設備と膨大な時間が必要なため、表向きの病院での顔はトゥワイスの個性の分身に任せていた。
そして自身は研究室に籠もり個性の複製などの研究に専念していた。
自身の個性摂生はオールフォーワンへ
殼木は戸籍上では無個性となっているが、実はしっかり個性を持っていた。その個性は摂生であった。
摂生の個性とは、通常の人間の2倍の生命力を持っているのです。
そしてこの摂生の個性を、殼木はオールフォーワンに捧げていた。
この摂生の個性を譲り受けたオールフォーワンは、未だに現役として活動していますが、摂生の個性は不死と言う事ではないので、オールフォーワンも徐々に歳を取っているのでしょう。
なので今現在の殼木の個性は、自身の中にある複製ということになります。
ヒロアカ:殼木球大の正体・デクの個性を奪ったのかを考察
ここでは殼木球大の本当の正体や、デクの診察は嘘だったのかについて解説、考察をしていきたいと思います。
デクを無個性と言った院長が殼木だった
通常の子供は4歳程度で個性が発現し、その個性によってヒーローを目指したりするものになります。
周りの同級生たちはどんどん個性が発現していく中、デクは全く個性が発現する気配がありませんでした。
無個性のデクを心配した母親が、デクは本当にこのまま個性が発現しないのかを調べるために、『ツバサ医院』で診察してもらうことにしました。
そこで出た院長の回答は「諦めた方がいいね」と言う答えであった。要するに無個性であることはこの時確定したのです。
しかしこの諦めたほうがいいねと言った医院長は、オールフォーワンに治療をし、脳無を作り出した、蛇腔総合病院の殼木九大ではないかとされている。
その理由は見た目が完全に同一人物なのです。あのヒゲと特徴的なメガネはほぼ間違いないかと思われます。
もし同一人物であれば、殼木はこの頃から個性を奪い、脳無などに複数個性を移植していた。そして殼木の蛇腔病院にある研究室には無数の個性がストックされていた。
孫のツバサくんを脳無に
もう一つデクを無個性と診察したツバサ医院の院長が殼木である決定的な証拠があったのです。
デクは無個性によって同級生の『爆豪(かっちゃん)』達にいじめられていました。その中に1人翼の生えた小太りの少年がいたのです。
この少年の名前は『ツバサくん』と言い、ツバサ医院の院長の孫であった。
小学校まではデク達と一緒に遊んでいたが、中学校は同じ中学には行かず、その後どうなったかは不明であった。
そして7巻の55話で、ステインを倒した後に急に現れた翼の脳無がデクをさらって行くシーンがありました。数多くいた中でデクだけをさらったのです。
このデクだけをさらったのは偶然では無く、しっかりとした根拠があった。
それは作者である堀越先生が7巻56話の最後で明らかになりました。
それは『翼の脳無があの集団から緑谷出久を掴んだのは何故だ?』と書かれた文字の下にツバサくんの絵が入っていました。
これはもう完全にあの脳無はツバサくんですよと言っているようなものです。
脳無には元の人間であった頃の意思や思考が少し残ることが明らかになっています。なのであの翼の脳無は、ツバサくんの意思や思考が少し残っていた事から、幼なじみであるデクをさらったのではないかと考えられます。
恐らく殼木は孫であるツバサくんをも脳無の実験に使ったのではないと考えられます。
この事から、デクを無個性と診察したのは確実に蛇腔病院の殼木であったことがほぼ確実になったのです。
デクの超再生を奪いオールフォーワンへ?
デクを無個性であると診察した理由は、殼木がずっと探していた個性をデクが持っていたからではないかと考えられる。
殼木は過去にオールフォーワンの重症を治し「やっとの思いで超再生を手に入れた」と発言しています。
オールフォーワンは殼木が見つけてきた超再生の個性によって復活した。
ここから考えられるのは、殼木はずっとオールフォーワンの為に超再生の個性を探し続けていた。
しかし超再生の個性はなかなか見つからなかった。そんなある日、1人の少年デクが母親と一緒に無個性ではないかと心配し診察にきた。
そして診断してみるとなんとずっと探していた超再生の個性を持った少年が現れた。無個性と心配しているので、個性を奪って無個性でしたと言えば何ら問題は無い。
殼木がデクから超再生の個性を奪い、デクの超再生の個性をオールフォーワンの治療に使ったのではないかと考えれる。
そしてその超再生の個性を次々と複製し、脳無などにも超再生の個性を移植した可能性は十分に考えられる。
この事からデクの持っていた個性は超再生ではないかという可能性は非常に高いと思われます。
まとめ
今回は殼木球大の個性や正体について解説していきました。
オールフォーワンに全てを捧げた殼木。そして自身の持っていた摂生の個性を捧げ、オールフォーワンを2倍の寿命にした。
そしてさらなる個性の研究によって、個性の複製をも可能にしていった。
これほど個性に対しての探究心があるのであれば、その個性をもっと人の為に使用する考えはなかったのかとも思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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