東京リベンジャーズ(通称東リベ)に出てくる『黒川イザナと鶴蝶』
2人は天竺というチームの幹部であり、黒川イザナは天竺総長、鶴蝶は喧嘩屋として天竺の中心メンバーである。
喧嘩屋として異名を持つ鶴蝶は他を圧倒するほどの強さであるが、黒川イザナに命を預けるほど崇拝している。
今回はイザナと鶴蝶の出会いや関係性を解説していき、2人の最後の死亡についても解説していきたいと思います。
東京リベ:イザナと鶴蝶の出会い・関係を解説!
何故かなりの実力を持つ鶴蝶があれほどイナザを崇拝しているのか?
ここでは2人の関係性や、出会いについて解説していきます。
施設で出会ったイザナと鶴蝶
2人の出会いは幼いころに一緒になった施設であった。
イザナは複雑な家庭環境で育ち、その後母親に捨てられ施設に預けられた。
鶴蝶は両親を事故で亡くしてしまい、その後身寄りもなく施設に預けられた。
施設に預けられた理由は違う2人であるが、お互い辛い家族の居ない幼少期を過ごしたのだった。
鶴蝶は施設では大人しく気弱な少年であったため、いつも施設内ではいじめをうけていた。
イザナは現在と変わらず自分勝手で自由奔放な少年であった。
2人の関係は王と下僕
ある日鶴蝶は施設内にお父さんとお母さんの墓を砂で作っているときに、イザナが突然現れ「何作ってんの?」と陽気な感じで話しかけた。
ほっといてよと言う鶴蝶に対して、イザナは突然鶴蝶の作っていた墓を蹴飛ばして崩した。
何すんだよと抵抗する鶴蝶に向かってイザナは「死んだ奴の事はもう忘れろ」と言った。
続けてイザナは「お前には何の価値も無いから誰も守ってくんねー、だからお前に生きる価値をやる」と脅すように言った。
そして「今日から俺が王でお前は下僕、オレの下僕として生きろ」と鶴蝶に言い放った。
鶴蝶に生きる理由をくれたイザナ
この時からイザナが王で鶴蝶が下僕という関係になった。
しかし普通であれば下僕として生きるなんてと思うところであるが、鶴蝶はこの時今日で死のうと思っていたのである。
両親を失い毎日施設ではいじめられ、何の価値も無い自分が1人で生きていくことを恐れていた。だから今日で死のうと決意していたのです。
しかしイザナの言葉で下僕として生きる理由をもらえた。今日死のうとしていた鶴蝶からすれば生きる理由をくれた命の恩人だったのです。
それから鶴蝶は王であるイザナのために戦い、イザナの命令にはどんなに理不尽であろうと従った。
これが鶴蝶がイザナを崇拝している本当の理由だったのです。
東京リベ:イザナと鶴蝶最後の死亡を解説!
2人は王と下僕という関係性で成長していった。天竺での関係性ももちろん王と下僕は変わらずだった。
鶴蝶はイザナの言う事に従い、イザナの目的のために戦い続けた。
ここではイザナと鶴蝶の最後の死亡について解説していきます。
2人は死亡してしまったのか?
鶴蝶が初めてイザナに歯向かった
黒川イザナが天竺を創った理由は『マイキーをそして東卍を潰すこと』である。
その後天竺と東卍は激しい抗争となったが、マイキーの圧倒的な強さの前に天竺は敗れた。
この抗争で鶴蝶は初めて王であるイザナに歯向かった。
イザナはマイキーによって完敗した。しかし負けを認めようとしないイザナは、稀咲の持っていた拳銃を取り上げマイキーに向けた。
イザナがマイキーを撃とうした時に、カクチョーがイナザの拳銃を弾き飛ばした。下僕である鶴蝶が初めて王のイザナに反抗した!
鶴蝶は「天竺の負けだイザナ!」と言った。
鶴蝶は今までイザナのためだけに戦ってきた。どんなに歪んだ思想であろうが鶴蝶はイザナの為なら喜んで死んでやる覚悟もあった。
しかし王であるイザナの情けない姿は絶対に見たくなかった。敗北を認めず抗うイザナの姿に耐える事が出来ずにイザナの持っていた拳銃を弾き飛ばしたのだ。
稀咲によって撃たれる鶴蝶
イザナを説得するカクチョーの姿を見た稀咲が、カクチョーに向かって銃弾を放った。銃弾は鶴蝶の右胸を撃ち抜いた。
稀咲はイザナを操り自身の目的を達成しようと目論んでいた。なので説得する鶴蝶が邪魔だったために鶴蝶を殺害しようとした。
鶴蝶は撃たれながらも、すべての黒幕である稀咲に立ち向かった。
そして向かってくる鶴蝶に対してとどめの一発を放った!
イザナが鶴蝶を庇い撃たれる
稀咲が鶴蝶に対してとどめの一発を撃った瞬間に、イザナが鶴蝶を庇い、イザナに身体に銃弾が直撃した。
イザナと鶴蝶はその場に倒れ込んだ。鶴蝶が「なんでオレなんかかばった?」とイザナに問いかけた。
鶴蝶はイザナからすればずっと下僕であった。そんな鶴蝶を何故かばったのか?
イザナは家族もおらず、信頼していた真一郎も自分が思った通りの兄貴にはなってくれなかった。そしてマイキー達の佐野家とは全くの血の繋がりもない事実も判明した。
ずっと孤独で1人ぼっちだった。イザナにはもう何も無かった。しかし唯一鶴蝶だけは最後までイザナについてきて信頼してくれた。だからもうイザナには鶴蝶しか居なかった。
だから鶴蝶が撃たれる瞬間に身体が勝手に動き、鶴蝶を守ったのである。
倒れこんだ2人は空を眺めていると雪が降ってきた。この瞬間イザナは完全に息を引き取った。
イザナは最後に下僕であった鶴蝶を庇い死亡したのでした。
最後は天竺を創った本当の目的が明かされた
雪を見た鶴蝶は幼いころ施設でイザナと雪合戦をした事を思い出していた。
そこで2人は将来の夢を語った。
イザナは大人になるまでに最強の国を作ると鶴蝶に語っていた。イザナが国王で鶴蝶が下僕。
イザナは国を作って『身寄りのない奴らをみんな国民にして居場所を作ってやる』
そしてその国の名前を『天竺』と名付けた。
イザナが天竺を結成したのは東卍を潰す事となっていたが、本当は自分のような身寄りのない、家族の居ない寂しい人々を救うという立派な目的だったのです。
鶴蝶はイザナ死亡後に天竺を創った本当の目的を思い出し涙した。
そして鶴蝶はイザナに寂しい思いはさせないすぐにそっち逝くからなと言っていた。しかし鶴蝶は一命を取り留めた。
結局最後はイザナだけ死亡し、天竺と東卍の抗争は終結したのでした。
※黒川イザナの目的やマイキーとの関係について詳しく知りたい方はこちらを
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まとめ
今回はイザナと鶴蝶の関係や、過去のについて解説していきました。
2人は王と下僕という関係でしたが、天竺を創る本当の目的にむかっていたのです。
鶴蝶の命を救って生きる理由を与えてくれた恩人がイザナだったのでした。
イザナが歪む事なく、幼いころの目的であった『身寄りのない奴らをみんな国民にして居場所を作ってやる』を実行していれば天竺はもっと良いチームになっていたでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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