東京リベンジャーズ（通称東リベ）に出てくる『天竺』
黒川イザナ率いる超武闘派集団のチームであり、マイキー率いる東卍會を潰すべく結成された極悪チームである。
天竺の圧倒的な強さに東卍は苦戦を強いられることになった。
天竺VS東卍の抗争は、数々の抗争の中でもかなり見ごたえのある抗争になります。
この記事では、武闘派である天竺の幹部と四天王を紹介し、天竺メンバーのS62極悪の世代についても解説していきたいと思います。
東リベ：天竺の四天王を紹介！
ここではまず天竺の四天王を詳しく紹介していきたいと思います。
一体どのような猛者たちが四天王として君臨しているのか？
1人目の四天王：鶴蝶
鶴蝶は『喧嘩屋』と呼ばれており、喧嘩の実力は天竺の中でもトップクラスになる。
以外にも主人公である武道とは幼なじみで、武道の事をオレのヒーローと呼んでいた。しかし鶴蝶が横浜に引っ越した事から武道とはずっと疎遠になっていた。
そんな鶴蝶は幼いころに両親を亡くし、施設に預けられていた。施設では友達もおらずいじめにもあっていた。
施設で鶴蝶は生きる希望を無くしてしまい『今日死のう』と決意していた日に、同じ施設の黒川イザナと出会った。
そこで今日死のうと思っていた鶴蝶に対して「オレの下僕として生きろ」と言った。普通であれば下僕として生きるなんてと思うところである。
しかしイザナの言葉で下僕として生きる理由をもらえた。今日死のうとしていた鶴蝶からすれば生きる理由をくれた命の恩人だったのです。
それから鶴蝶は王であるイザナのために戦い、イザナの命令にはどんなに理不尽であろうと従った。
そして鶴蝶は戦闘兵器として成長し、喧嘩屋という異名がつくほどの実力となった。
イナザが以前語っていた、鶴蝶の強さからしたら他の四天王は雑魚、やはり天竺の主力は鶴蝶1人と言わせるほどの実力者なのです。
2人目四天王：望月莞爾
望月莞爾こと通称モッチーも四天王の1人である。
ゴリラのような体格で見た目もイカつい。天竺に入る前は『呪華武（じゅげむ）』と言うチームの総長を務めていた。
東卍肆番隊の総長と副総長を務めている河田ナホヤとソウヤが居た『双悪（スゴアク）』とも過去に抗争している。
その時河田ソウヤはタイマンでモッチーに負けている。そのあと弟であるナホヤも完敗した。
肆番隊隊長と副隊長を務めている河田兄弟を倒しているだけあって実力はかなりのものである。
13歳の時にケンカを止めに入った警察官をボコボコに殴り、公務執行妨害の罪で少年院行きになった経緯の持ち主。
モッチーは漢気もあり、東京事変で黒川イザナが死亡した後、マイキーが逮捕されるのを防ぐために、マイキーを引き上げさせ、モッチーは現場に残り自身が逮捕された。
すべての責任を取り、モッチーが代表として警察に捕まった。漢気のある場面であった。
3人目四天王：灰谷蘭・灰谷竜胆
灰谷蘭・灰谷竜胆の灰谷兄弟は四天王の中でもとにかくいかれた危ない存在である。
天竺に入る前は六本木を拠点とし、チームなどは創らずに兄弟で六本木を仕切っていた。
13歳の時、都内最大と恐れられたチーム『狂極』を一瞬で壊滅させた。この時総長を蘭が一撃で倒し、副総長に竜胆が関節技をかけたところを、蘭が顔面を殴り続けて殺害した。
この殺害によって灰谷兄弟は少年院に入った。
2人の兄弟としてのコンビネーションはさすがなもので、東京事変では灰谷兄弟のコンビネーションに、アングリー＆柴八戒はかなりの苦戦を強いられた。
4人目四天王：斑目獅音
斑目獅音は元黒龍の9代目総長である。8代目総長黒川イザナの『東卍を潰す』という意志を継ぎ、マイキー率いる東卍を潰そうとするも、失敗し黒龍は敗北した。
見た目は派手で言う事も大きな事を言うが、一度も成功したことがなく喧嘩の実力は何故四天王に入っているのか理解できないほどの弱さである。
東京事変では、威勢よく東卍の参番隊隊長代理の『林良平（ペーヤン）』に絡んできたが、ペーヤンのパンチ一撃でノックアウトした。
恐らく四天王の中では最弱である。
東リベ：天竺の幹部を紹介
天竺には四天王のほかに実力者が揃っている。ここでは天竺の幹部を詳しく紹介していきたいと思います。
天竺総長：黒川イザナ
黒川イザナは元黒龍の8代目総長である。黒龍を最悪のチームにした人物である。
8代目総長を退いた3年後に天竺を結成し、再びマイキー率いる東卍を潰す事を目的としている。
当初はエマの実の兄であり、マイキーの異母兄弟とされていたが、マイキーやエマとは全く血縁関係が無かった事が判明した。
そして唯一の家族と思っていたマイキーの兄である『佐野真一郎』から黒龍は実の弟であるマイキーに継がせたいという事実を知り、イザナはマイキーへの嫉妬心を抱き、マイキーを潰すことを目的とした。
喧嘩の実力はかなりのもので、喧嘩屋の鶴蝶も歯が立たないほどの実力。最強マイキーと肩を並べるほどの強さである。
天竺を恐怖で支配し、恐怖によって戦わせるといった、恐怖政治的なやり方がイナザであった。
最後はマイキーに敗れ、その後稀咲の放った銃弾から鶴蝶を守って死亡した。
天竺総参謀：稀咲鉄太
物語のすべての黒幕であった稀咲鉄太は、東卍を除名された後天竺に入隊していた。
黒川イナザをうまく操り、自身の目的を達成するためにイナザを利用し、そして天竺結成の後押しをした。
自身が日本一の不良になるために、天竺を介してマイキーを傀儡とし、自分の望む『東京卍會』を創ろうと企んでいた。
ガキの喧嘩に拳銃を持ち込み、鶴蝶とイザナを銃撃した。
最後は武道に追い詰められ逃げようとするも、逃げる途中でトラックにひかれ死亡した。
最後はなんともあっさりとした死に方であった。
天竺幹部：半間修二
稀咲の相棒のような存在で、喧嘩の実力もある。しかしさすがのドラケンとのタイマンでは手も足もでないくらい完敗であった。
何故か稀咲の事を気に入っており、稀咲の作戦にはいつも協力的であった。
稀咲についていく理由は『おもしろいから』と言っていたが、本当の理由は明らかにされていない。
稀咲の死亡後は逃亡生活を続けていました。稀咲の墓の前で「語りあかそうか、死神と道化について」と語っていました。
何を語ったかは謎に包まれたままです。
天竺幹部：武藤泰宏
武藤泰宏（通称ムーチョ）は、東京卍會伍番隊隊長で特別枠として唯一内輪もめを許されている特務隊だった。
東卍の裏切り者などをあぶり出す特別な役割であるため『風紀委員』とされていた。
喧嘩の実力はかなりのもので、マイキーも認めるほどの強さである。過去には傷害で少年院に入っていた。
そんな特務を与えられてムーチョは、実は天竺創設メンバーの1人でもあった。そしてムーチョが選んだのはマイキーではなく黒川イザナを選び、天竺に入った。
要するに東卍を裏切り天竺に入ったのである。
東京事変で東卍に敗北後は、マイキーを裏切った罪滅ぼしかその場にに残り、マイキー達を逃がして警察に連行された。
最後はずっと面倒を見ていた『三途春千夜』によって裏切り者と言われ殺害された。
天竺幹部：九井一
九井一（通称ココ）と乾青宗（通称イヌピー）のコンビである。
ムーチョによってイヌピーを殺さない代わりにココは天竺に入る事となった。天竺はどうしてもココが欲しかった。
その理由はココの財力である。ココはお金を集めるスペシャリストだったのです。
柴大寿率いる10代目黒龍に在籍していた時も、ココは金を集める重要なポストにいた。ココはあらゆる手段や人を使って金を集めまくっていた。
天竺はもっと大きな組織にするために金が必要だった。そこでココの金を集める才能に目をつけココを天竺に無理やり取り込んだ。
天竺に行き一度は親友であったイヌピーと敵対関係になりますが、最終的にはやはりイヌピーを裏切る事が出来ず、イヌピーの元に戻ってきた。
東リベ：S62極悪の世代6人について
ここでは天竺の主要メンバーの中でも最も危険人物とされているS62最悪の世代について解説していきます。
昭和62年生まれの極悪6人
S62とは昭和62年生まれの人物の事である。その中でも最悪と言われるほど狂暴な人物として6人が挙げられた。
その6人とは、黒川イザナ、灰谷蘭、灰谷竜胆、望月莞爾、武藤泰宏、斑目獅音、この6人が昭和62年生まれの極悪の世代と呼ばれていたのです。
そしてこの6人の極悪世代の中でも圧倒的な強さを誇っていたのが、黒川イザナであった。
その強さの前に、ほかの5人は圧倒されるほどであった。
同じ少年院で出会う
この6人の出会いは少年院であった。
灰谷兄弟の罪状は傷害致死である。ムーチョは喧嘩相手を下半身不随にし傷害罪。モッチーは警察官に暴行を加え公務執行妨害によって逮捕。
イザナと斑目罪状は不明である。
少年院で見たイザナは圧倒的な強さで一気にこの猛者どもを黙らせた。そして俺たちをまとめれるのはイザナしか居ないと認めた。
これほど危険人物たちを一瞬にして黙らせ、まとめ上げたイザナの実力は確かなものである。
まとめ
今回は天竺の主要メンバーについて詳しく紹介していきました。
1人1人の個性も強く、武闘派が集まる天竺を見事に恐怖によってまとめ上げた黒川イザナはさすがである。
この強敵揃いの天竺に苦戦はしたものの見事に勝利した東卍の戦いは見ごたえがありました。
マイキーの圧倒的な強さと、武道の諦めない心が勝利へと導いたのでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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