東京リベンジャーズ(通称東リベ)に出てくる黒川イザナとマイキー。
2人の関係性は非常に複雑であり、しかも黒川イザナについては兄弟なのかも謎であった。
兄である佐野真一郎に憧れ、それぞれのチームの総長となった2人。2人の共通点は真一郎を尊敬し、何よりも圧倒的な強さであった。
マイキーは東卍會総長、イザナは天竺総長として激しい抗争を繰り広げる事になる。
今回は黒川イザナとマイキーの関係を家系図で解説していき、2人の幼い頃の過去や何故対立していったのかについて解説していきます。
東京リベンジャーズ:黒川イザナとマイキーの関係を家系図で解説!
ここでは黒川イザナはマイキー達と血の繋がりはあるのかなどの関係性について詳しく解説していきます。
イザナとマイキーの家系図
イザナとマイキーは異母兄弟されていました。しかし実際は血縁関係ではなかった。
血縁関係はないものの2人の関係は非常に複雑なものでした。
まずは家系図を見ながら2人の関係性について見て来ましょう。
マイキーと真一郎は実の兄弟
マイキーと真一郎の父親は『佐野真』であり、母親は『佐野桜子』という人物である。
よってマイキーと真一郎は実の兄弟であり血縁関係はしっかりあります。
両親は作中での登場は無くすでに死亡している。父親は事故で死亡しており、母親は病死とされている。
両親が亡くなったあとは、祖父である『佐野万作』に預けられ、佐野道場で元気に育っていった。
ちなみに父親である佐野真はまあまあのヤンチャな人だったらしい。おそらくマイキーの父親だったので喧嘩はかなり強かったと想像できます。
妹エマは異母兄妹
エマとマイキー、真一郎は母親の違う異母兄弟になります。
父親は佐野真で母親が『黒川カレン』になります。佐野真の再婚相手が黒川カレンである。
なのでマイキーとエマは母親は違いますが、しっかりとした血縁関係はある事になります。
しかし佐野真と黒川カレンはその後離婚しており、離婚をきっかけに母親である黒川カレンは、佐野家の祖父である佐野万作にエマを預けることになりました。
そして真一郎、マイキー、エマは佐野道場で一緒に暮らす事となったのです。
イザナは全くの血の繋がりが無かった
イザナはエマの母親である黒川カレンが母親であるため、エマとイザナは血縁関係ありと思われていた。
しかしイザナの母親は黒川カレンでは無かった事実が判明した。なのでエマとイザナは全くの血縁関係がありませんでした。
ではイザナは一体誰の子供なのか?
黒川カレンが佐野真と結婚する前の旦那の連れ子がイザナだった。
なのでイザナは黒川カレンの前の旦那とフィリピン女性との間に出来た子供であることがわかったのです。
イザナがこの事実を知ったのは、パチンコ屋にいる母親を偶然見かけ、何故自分の事を捨てたのかを訪ねた時に、母親の黒川カレンは「あんたは他人の子、血がつながってないんだよ」と衝撃的な事実を聞いた。
イザナはその寂しい気持ちから身寄りのない奴らの居場所を作るために天竺というチームを作る事を幼い頃に決意した。
東京リベンジャーズ:黒川イザナがマイキーに嫉妬する理由を解説!
血縁関係が無いとわかったイザナでしたが、何故マイキーに恨みを持ちしっとしていたのか?
ここではマイキーに嫉妬するイザナについて解説していきます。
唯一の家族と思っていた真一郎
母親に捨てられたイザナは施設へと預けられた。家族のいないイザナは家族、そして兄弟へのあこがれを持っていた。
ずっと兄がほしいと思っていたイザナの前に突然異母兄であると言う男が現れた。
その男が『佐野真一郎』である。
イザナは唯一の家族である真一郎を慕った。真一郎はバイクを教えてくれた。ケンカの仕方、不良の遊び方、不良の服装、髪型までいろいろな生き方をすべて真一郎から学んだ。
イザナは真一郎を『オレだけの兄ちゃん』とずっと思っていた。
黒龍をマイキーに継がせたい事実を知ったイザナ
真一郎は初代黒龍の総長であった為、いつかイザナは真一郎が大事にしていた黒龍を継ぎたいと思っていた。
そんな時に黒龍を最終的に受け継いでほしいのは『佐野万次郎』である事実を知ったイザナは深くショックを受けた。
唯一の兄であり家族だった真一郎は自分だけの兄と思っていた。しかし突然万次郎という弟が居て、しかも最終的には万次郎に黒龍を継いでほしいという事実を知った。
マイキーに黒龍を継がせたい事実、そして血縁関係がない事などをすべて知ったイザナはマイキーに対しての嫉妬心がどんどん強くなり、次第に嫉妬が恨みへと変わっていった。
その後黒龍の8代目総長になったイザナは今までの黒龍とは全く違った腐った黒龍にしてしまった。
そしてイザナ率いる8代目黒龍の意思は『佐野万次郎をそして東卍會は黒龍が潰す』という意思だった。
天竺総長となりマイキーを灰にする計画
自分だけのモノと思っていた真一郎に裏切られた気持ちになり、血のつながりもない事実をしったイザナに更に追い打ちをかける出来事が起きた。
それは『佐野真一郎の死』であった。
そして殺害したのは東卍會のマイキーの部下であった事実も知った。唯一の兄のような存在だった真一郎の死、そして殺害したのはマイキーの部下。
イザナはショックから灰のように落ち込んだ。そして更にマイキーに対しての恨みが増幅していった。
そしてイザナはすべてを奪ったマイキーを倒すべく天竺を結成。
天竺でのイザナの目的は『マイキーを灰にして真一郎にする事だった』
自分だけの兄と思っていた真一郎はイザナが思う理想の兄にはなってくれなかった。そしてマイキーの部下が真一郎を殺害した。なのでもう真一郎は居ない。
すべてを奪ったマイキーを倒し、マイキーを灰にし空っぽにして真一郎にするためだった。
しかしそんな目的は達成出来るはずもなく、最後は稀咲鉄太の銃撃によってイザナは死亡した。
まとめ
今回は黒川イザナと佐野家の関係性について解説していきました。
非常に複雑な関係でしたが、イザナの真一郎に対する歪んだ愛情が引き起こした事でした。
母親に捨てられ、母親と思っていた人物とは全くの血のつながりも無く、唯一の兄である真一郎には裏切られた気持ちになり、そして真一郎は殺害された。
イザナが歪んでいく気持ちも非常に良くわかります。もしイザナがマイキーを弟だと認めわかりあえていたら、もっと違う生き方が出来ていたのではないかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント