週刊少年ジャンプで連載された、異色の脱獄サスペンスの約束のネバーランドが実写映画化され、ついに2022年4月2日に放送されることが決定しました。
白井カイウ・出水ぽすか共著の『約束のネバーランド』原作の第1章 GFハウス脱獄編を実写映画化した作品です。
大人気マンガの実写化映画で、映画も非常に再現していると評判良く、動員21万9000人、興収2億8800万円をあげました。
今回はこの映画の気になるシーンなどを紹介していきたいと思います。
映画「約束のネバーランド」の最後を考察
映画にはいろいろ気になるシーンや、観ていてよくわからない謎のシーンなどがあると思います。
約束のネバーランドにもいくつか気になるシーンや感動シーンなどがありました。
気になるところを、解説していきたいと思います。
エマの最後の口パクのセリフはなんて言ったのか
映画の最後では、フィールドハウスから脱走したエマたちが、朝日を迎えて終わるのですが、ここでエマが木に登って朝日を見ながら口パクをするシーンがあります。
これは原作漫画にはない部分で、映画のオリジナルシーンです。
解説などもない為に、観た方によっては様々な解説考察がされました。その中でも最後のセリフについて有力そうなのをいくつかピックアップしてみました。
ラストの口パクは2つ程、世間やネットで噂されています。
1つ目は、『希望』です。
ハウス出身で大切な友達がいました。この世界の現実を知ってしまった、塀の上に登ったなどと、ママとエマには多くの共通点がありました。
そんなママはエマと同じ年齢の時、大切な友人・レスリーを失ってハウスを飛び出したのですが、彼女は塀に登ったところで外の世界に『絶望』し、逃げるのをあきらめてしまいました。
それに対してエマは大切な友人・ノーマンを失い、外の世界を見てもなお絶望することなく、『希望』を失わずに外の世界に出続けようとしていました。
良く似ている2人ではありますが、エマとママは対象的な言動、行動おすることも多いので、外の世界は対照的な見方をすることもあると思います。
それにママはレスリーを失って1人になりましたが、エマには大切な人がたくさんいたので、
同じ世界を見ても1人じゃないからこそ、絶対に希望を失わないエマはラストで『希望』、が見える、と言っていたのでは無いかと噂されています。
もう一つは『ノーマン』ではないかと噂されています。
何故ならこの脱走はノーマンなしでは、絶対に有り得なかったからです。
だから「ノーマンのおかげでグレイスフィールドを出て、外の世界に来れたよ」という意味で「ノーマン」と言ったのではないでしょうか。
ノーマンがあらかじめ下見して、これならみんなで脱走できる計画を一晩で立て、レイの行動を予測しています。
ノーマンは自分が死んでも大切な仲間たちはどうしても助けたい、生きてほしいと願ったのです。
そんな意味も込めて、最後は『ノーマン』では無かったのかとなりました。
他にも、いろいろ噂はありますが、一番多くて、理由がしっくりくるのが、この2つでした。
皆さんも観てみて確認してみてください。
エマ何が見てるの?
— はっちゃん (@arisulove0512) December 18, 2020
口パクで希望と多分発音した#約束のネバーランド
内容はアニメの続きです!
約束のネバーランド(映画版)、最後のエマの口パクが何言ってるか調べたら、ノーマン、未来、ママって説が出てきたけど。個人的には絶対、希望、だと思う。#約束のネバーランド
— ちーたら (@chitara_ol) August 19, 2021
エンドロール後に笑いの意味
今回映画版のエンドロール後の、最後の注意書きが面白いと話題になっていました。
これは、作成側は笑いを取りにいったのではなく、普通に注意書きとして出したのかはわからないですが、私も観て面白かったです。
なんとテロップが出たかというと、『ハンガーでロープを渡る行為は危険です』とテロップがでました。
これに対して、いやいや絶対しないだろなどの意見で笑えたなどがありました。
エンドロールも非常に演出が良く、感動するので是非最後まで観て、エンドロール後も楽しんでください。
観て来た。
— ASTRAY-K (@astray_kk) December 20, 2020
キャストの皆様の再現度高い。
更にイザベラ役の北川景子さんの目線、冷徹な表情とクローネ役の渡辺直美さんこコミカルかつ不気味な動きが流石過ぎました。エンドロール後のとあるテロップでシアター内がひと笑いした。。そりゃそうだろって。。#約束のネバーランド #映画約ネバみた pic.twitter.com/zOg5FpLn5J
映画の内容改変など伝えたかったこと
今回の映画自体は非常に原作に近く描かれていたと思います。どうしても映画は2時間なので、カットせざる得ないところもありますが、大幅に原作と変わっていたのが登場人物の年齢です。
実写版の映画では、年齢設定がおかしいとネットなどでは、『年齢設定だけがちょっと違和感があったから、残念だった』っと言われています。
メインキャストの3人の映画と原作の年齢設定をまとめると
名前 | マンガ年齢 | 実写版年齢 |
エマ | 11歳 | 15歳 |
ノーマン | 11歳 | 15歳 |
レイ | 11歳 | 13歳 |
このような年齢設定になってます。
これは恐らくですが、浜辺美波さんをキャスティングしたことによると思います。
浜辺美波さんは、幼さの中にしっかりした大人の魅力の顔立ちをしています。
エマは浜辺美波さんしか居ないとなったようです。
そこで当時20歳だった、浜辺美波さんを流石に11歳は無理だと思います。
なので15歳が限界ではなかったのかと思いますし、実写化にあたり、キャストを考えるとリアリティを求めると、変更は必要だったかと思います。
そして、出荷する年齢にしてはちょっと幼すぎて残酷では無いかとなるのではないかとの理由もありますし、R15の規制なども関係しているのでは無いかと思います。
この年齢設定以外は、非常に忠実に再現出来ていたと思います。浜辺美波さん以外に、エマを出来る女優さんは居ないと思うので、今回の年齢設定は仕方が無いかと思います。
まとめ
映画実写版は出演者もすごくピッタリで、演技のリアルさもあったので、非常に評価も高く、私自身も非常に楽しく観ることができました。
原作を観ている人は、年齢設定の部分がちょっと違和感はあるとは思いますが、そこも踏まえて観て頂いても全然楽しく観ることが出来ると思います。
4/2に地上波で放送されるので、是非口パクの部分は皆さんなりに解釈して、楽しんでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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