魔女の宅急便で、森の中で絵を描くことに没頭している少女が居ましたよね。あの少女の名前がウルラスになります。作中では一度も名前を呼ばれないし、エンドロールでも名前が出てこない少女になります。
この少女ウスラスは、キキにとっても非常に重要な人物になります。
キキの魔法のスランプの時に、名言でキキを励ましたりと、まるで先輩魔女のおゆな存在になります。
今回はこのウルラスについて詳しく解説していきたいと思います。
魔女の宅急便のウルラスの真実について
まずはこのウルラスとはどんな少女なのか、そしてウルラスとキキの隠された真実などを深堀していきたいと思います。ろ
世間では魔女の宅急便に関してのいいろな伝説や謎などがありますが、このウルラスについてはあまり深堀されていません。
非常に面白い噂などもありましたので、ご紹介していきます。
ウルスラのプロフィール
ウルスラは作中では、夏は森の中で小屋で絵に没頭する少女でした。
キキとの出会いは、宅急便の依頼でジジそっくりのクロネコのぬいぐるみを届けようとして途中強風に吹かれなくしてしまい、ぬいぐるみを落としてしまいました。
その時にぬいぐるみを拾ってくれていたのがウルスラです。それから2人は意気投合して仲良くなるのです。
ウルスラの年齢は19歳で、はっきりはしておりませんが、おそらく魔法を使えるのでは無いかと思います。
宮崎駿監督も、『あの絵描きのお姉さんも魔女だと思うんですよ、カラスをたぶらかして絵を描く次にはキキをたぶらかしたりして』と語っています。
性格は、非常におおらかな性格で、まるでキキのお姉さんのような存在感を出しています。
おおらかでちょっと意地悪を言ってみたりする、非常にかわいらしい憎めないキャラクターです。
キキとウルスラの隠された真実
キキとウルスラは非常に謎めいた関係があったのです。
まず先ほども紹介しましたが、ウルスラは作中に一度も名前を呼ばれていませんし、エンドロールにも名前が出てきません。
これだけ、キキに対して重要な人物だったら普通は名前も出てくるし、もっと重要視されてもいいかと思います。
これには実は大きな秘密があったのです。実はウルスラはキキの未来の人物を描いているそうです。
これに関しては、制作側もはっきりしたコメントなどはしていないので、ここからは私の考えなども入ります。
しかしこの2人が同一人物(キキの未来)である可能性が多数あります。
まずは、ウルスラの名前が作中で一度も呼ばれない、エンドロールにも出てこない、そして声優の高山みなみさんがキキとウルスラの二役を1人でしている。この3つの事を考えると、やはりこの2人は同一人物、つまりキキの成長した姿がウルスラと言うことになるのではないかと推測できます。
因みに、キキ(13歳)、が成長するとウルスラ(18歳)になり、次におソノさん(26歳)、キキのお母さんであるコキリ(37歳)、最後はケーキを焼いてくれた老婦人(70歳)へと成長していくということです。
ウルスラ以降は少し都市伝説的な部分もあるので不明ですが、ウルスラに関してはほぼ間違いないかと思います。
キキがもう少し成長したら、ウルスラみたいになるんじゃないかな~ってちょっと想像もできますよね。笑い方などもそっくりですもんね。
高山みなみさんがキキとウルスラの一人二役をされていたとは…
初めて知った…!#魔女の宅急便 pic.twitter.com/ATAvOZ4Vmc— フジモト (@RdA7R8L5uYhWrPr) March 21, 2022
キキとウルスラのふたりは、高山みなみさんが声を担当しています。 pic.twitter.com/vH74AACUr8
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) February 19, 2021
あの絵にはモデルがあり宮崎駿監督も関係していた
作中に登場する、ウルスラのペガサスのような絵ですが、あれは実はモデルとなった作品があるというのです。
青森県八戸市立湊中学校の養護学級に在籍した生徒14名が、共同制作したものだそうです。
作中では、ウルスラがキキをモデルにしてこの絵を描いていました。魔法のスランプになってしまったキキに、ウルスラが自分の経験を語りながら描いているということもあり、作中では非常に重要なシーンになります。
しかし、青森の八戸市は魔女の宅急便とはなんら縁がないように思えますが、何故この青森の中学校の作品がモデルになったのかが不思議ですよね??
これには、あの宮崎駿監督が関係していたからなのです。
実は宮崎駿監督の妻である朱美さんは、1950年代~80年代にかけて全国的に盛んだった版画教育をしていた教育者であり版画家の大田耕士さんの娘だったのです。
青森県立美術館の担当の方のお話によると、『宮崎監督も教育版画を認知していたということで、この作品を劇中に起用することに至ったと聞いています』と話しております。
実際の作品は版画なので色などはありませんが、真ん中に描かれているキキの顔以外のデザインはほぼそのものと言っていいほど同じでした。
あの少し不気味な雰囲気のある絵は、モデルというか、ほぼ実際の絵と同じように描かれていたのでした。
森の中にウルスラの家があって、中にはキキを描いた絵も飾ってある。
静かな森の中に、ただこの家があるだけが良いな。
もしくは、ミニギャラリーになっていて、作家さんが展示できるようになっているとか。
スランプになった人が、ウルスラに出会い英気を養える場所に🌲 pic.twitter.com/FG6yC78VdA— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) January 30, 2022
まとめ
今回は、ウルスラについて深堀していきました。本当に根強い人気の魔女の宅急便ですが、いろいろと謎が多い作品になります。
そして、女の子の思春期をうまく描いた作品になるでの、お子様と一緒に見ても十分楽しめる作品の一つだと思います。
また今度地上波で放送があるので、この事実を知りながら見ると、また今までとは違った見方が出来ると思いますので楽しんでもらえると思います。
お子様と一緒に見ながら、この事を話してもらったら、お子様もちょっとびっくりしてくれると思いますので、よかったら話してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント