オリエントに出てくる小次郎の父親『鐘巻自斎』
この自斎は確実にこの物語の超重要人物であることは間違いないとされています。
自斎のいた竜山町では、武士は悪者、鬼は神様として崇められていました。
自斎は非常に肩身の狭い武士であったのです。
当初はただの小次郎の父親であり、竜山町の武士だった自斎でしたが、物語が進むにつれて非常に重要な人物である事がどんどん明るみになってきます。
今回はそんな鐘巻自斎について解説していきたいと思います。
オリエント鐘巻自斎の過去や正体などを解説
\⚔キャラクター紹介⚔/
鐘巻自斎(CV.#小西克幸)
小次郎の父。
竜山町では悪逆非道とされる
武士の末裔として町の人々から
迫害を受け続けていた。町はずれのぼろやで
幼い小次郎と2人暮らしをしており、
一時期、武蔵の面倒も見ていたが、
既に亡くなっている。
顔にある大きな掻き傷が特徴 pic.twitter.com/RQzFJai4r2— TVアニメ「オリエント」公式@第2クール「淡路島激闘編」22年7月放送決定! (@orient_PR) December 24, 2021
まずは鐘巻自斎とはどのような人物だったのかを説明していきたいと思います。
この自斎を知ればオリエントが更に楽しく観てもらえると思いますので、しっかり説明していきたいと思います。
武蔵と小次郎との関係
物語の始まりは、武蔵と小次郎が幼い頃に剣術を習い、共に将来は武士になろうという夢を語ったことから始まります。
武蔵は実の子供ではないですが、実の息子のように育ててくれていたのです。
その時に、この2人に武士としての心構えや刀の使い方などを教え、育てていたのが鐘巻自斎なのです。
見た目は非常に穏やかそう人物で、何処にでもいるような普通の武士でした。
竜山町では武士が差別されていたので、もちろん自斎もひどい差別をされていました。もちろんその息子の小次郎、そして仲良くしている武蔵でさえもひどい差別をされてきたのです。
自斎は何故処刑されたのか?
https://t.co/jXpmTNDMSX #オリエント #オリエント最強名場面
自斎様すき…………いけおじ枠最高…
これからの小次郎の強さに繋がる大切なシーン、すきだなあ— pan🥐 (@rolls_yyy) April 23, 2022
そんな自斎は小次郎と武蔵が小さい頃に八つ裂きの刑で処刑されこの世を去っているのです。
何故自斎は処刑されたのでしょうか?そのはっきりした処刑の理由についての詳細は記されておりません。
恐らくですが、何か重大な証拠など、鬼神側にとっての不都合な秘密を握っていたので処刑されたのではないかと思われます。
自斎の正体は富田勢源
鐘巻自斎の本当の名は『富田勢源(とだせいげん)』だったことが五傑将のうちの北条獅子門(ほうじょうししかど)によって明かされたのです。
これは五傑将と小次郎、武蔵が初めて対面したときにわかったのです。
北条は小次郎の顔を観た瞬間に、小次郎の元に詰め寄り『オレ昔君に似た人にあったことがある・・その人のことオレは尊敬していた・・白髪で左目に3本の掻き傷があった』と言ったのです。
その富田勢源は非常に強く、武士団が敵の圧倒的な強さの前に全滅されそうになった危機を、富田勢源がたった一人で敵をなぎ倒して見事救ってくれた恩人だったのです。
しかし見た目などはまさに自斎そのものですが、小次郎も武蔵もその名前を聞いたことがなかったのです。
しかし特徴なども似ているし、何と言っても小次郎は自斎に顔がそっくりです。なのでこの北条が語っていた富田勢源は間違いなく小次郎の父自斎だったのです。
過去に上杉武士団だったのか
自斎が小次郎と武蔵に渡した巻物でその事実は発覚したのです。
2人が大事にしている、いつも見ている巻物の端に、なんと上杉家の家紋が入っていたのです。
その事実を調べる為に、五傑将の1人である上杉竜臣に事実を聞くのです。
そこで、富田勢源は上杉連合のいち傭兵武士だったと伝えられているのでした。いち傭兵武士だっとということは、この頃はまだ目立った実力者ではなかった事がわかりますね。
しかし過去には上杉連合にいたことは事実のようです。
鐘巻自斎と黒曜の女神の関係性
\⚡このあとすぐ!⚡/
TVアニメ「#オリエント」
テレビ東京にて第11話・第12話が
2話連続放送!!📺💫武蔵の中に眠る「黒曜の女神」が覚醒。
女神はすべての刀気を引き寄せ、
扱うことができる「鬼鉄刀の支配者」で…📺テレビ東京
24:00~ 第11話
24:30~ 第12話📺BSテレ東
24:30~ 第11話 pic.twitter.com/PaFZW7CznR— TVアニメ「オリエント」公式@第2クール「淡路島激闘編」22年7月放送決定! (@orient_PR) March 23, 2022
そんな圧倒的なと良さを誇っていた自斎は、黒曜の女神の器だったのではないかとされているのです。
もちろん小次郎にも武蔵にもそんな話を自斎から一度も聞いたこともありませんでした。
ここからは、自斎が黒曜の女神の器だったのかについて解説していきたいと思います。
自斎は武蔵の前の黒曜の女神の器だった
作中ではまだはっきりとは言われてないのですが、自斎は武蔵の前に黒曜の女神の器だったことは間違いないようです。
武蔵がはじめて黒曜の女神の器だったことがわかったときに、黒曜の女神は『武蔵決して殺されるな。お前は黒曜の女神の器なのだから・・・ジサイは志半ばで殺されてしまった』と女神が武蔵に言っていたのです。
そして犬飼四郎も、以前の黒曜の女神の器は『白髪の中年男で、目に掻き傷がある』と語っていました。
このことから、やはり自斎は武蔵の前の黒曜の女神の器だったことは間違いないかと思われます。
自斎は黒曜の女神を持ち出した大罪人
黒曜の女神がどのようにして生身の人間に宿るかなどは作中でははっきりとされておりませんが、自斎はどうやって黒曜の女神の器になったのでしょうか?
以前に犬飼四郎がこのような事を言っています。『黒曜の女神を持ち出し・・・己が身に宿した天下の大罪人』と言っているのです。
この言い方からすると、自斎は黒曜の女神をどのような形かで手に入れ、それを自分の身体に宿らせた可能性もあります。
作中では、この自斎がどのようにして黒曜の女神を宿らせたかなどははっきりしておりませんが、今後このへんもはっきりしてくるのではないかと思われます。
そして、どのような経緯でその黒曜の女神が武蔵に宿ったかなどは、非常に気になるところですね。
小次郎に女神の鞘になれと言った意味
漫画の15巻で、鬼鉄の結晶で鬼鉄刀を作るために、北条武士団と共に、武蔵と小次郎で鬼鉄の結晶がある場所へと行くのです。
その時小次郎が鬼鉄の結晶に触った瞬間に、小次郎は刀試しの時のような感覚になり過去の記憶に戻るのです。
その過去の記憶に戻った場所は、父親の自斎が処刑された時の場所だったのです。そしてそこに自斎が登場するのです。
そこで自斎は小次郎に対して『黒曜の女神の鞘になってくれ』と小次郎にお願いするのです。
この意味は未だにわかりません。小次郎自体が鞘になるのか、それとも黒曜の女神が持っていたとされる鞘が存在し、それを守ってくれとのことなのかは不明になります。
もう~いろいろな伏線が多すぎて早く見たくなりますよね。ほんとこれからの展開が楽しみになります。
まとめ
今回は謎が多すぎる、鐘巻自斎についていろいろ解説をしていきました。
・鐘巻自斎は実は富田勢源だった
・自斎は武蔵の前の黒曜の女神の器だった
・自斎は五傑将の恩人とされていて、過去には上杉軍のいち傭兵武士だった
・黒曜の女神をどのようにして宿したのかは不明
・そして小次郎に黒曜の女神の鞘になってくれは今後明かされる
自斎と黒曜の女神の関係は、本当に今後どうなって行くかが見ものですね。今後も何か新事実がわかればすぐに更新していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント