当記事ではキングダム王賁(おうほん)についていろいろ紹介していきます。
本当に実在した人物なのか?そして王賁の生い立ちや最後を、史実を元に細かく紹介していきたいと思います。
読み終えたあとは、いつもストイックで負けず嫌いのクールでかっこいい王賁をもっと好きになってると思います。
王賁は史実でも実在したのか?
ここではあの王賁が史実の実在した人物なのかを紹介していきたいと思います。
そして父親である王翦将軍(おうせん)も実在したのかも一緒に紹介していきたいと思います。
王賁は史実でも実在した人物だった
そうなんです。王賁は実在した人物なのです。
そして父親の王翦も実在した人物で、この2人が親子と言うのも事実でした。
ちょっとうれしいですよね!あんな親子が実在したなんて。
史記にはしっかりと『王賁は、王翦の子で中国戦国時代から秦代にかけて活躍した秦の将軍である。』
『魏・燕・趙・斉を滅ぼして、秦の天下統一に貢献した』
と記されておりますので、間違いなく事実ということがわかります。
そしてなんとあの李信(りしん)や蒙恬(もうてん)も実在してました。この3人はマンガのとおりライバル関係で切磋琢磨やっていたんでしょうね。
史記には、紀元前221年(始皇26年)、李信・蒙恬と共に燕を南下して斉を攻め、斉都の臨淄を包囲し、斉王建を降伏させ、斉を滅ぼした。かくして、秦は、天下を統一した。と記されています。
なので間違いなく王賁は実在しており、実際に秦国の天下統一に大きく貢献したことは間違いないですね。
漫画での王賁と史実の王賁を比較
マンガでの王賁は非常にクールで、度胸もあり、仲間思いですが実際はどうだったのか!
王賁は数々の国を滅ぼした功績はあるものの、その戦には他の将軍の活躍の上に王賁の活躍があるわけなので、もし世代が違えば王賁はここまでの武功を挙げることが出来なかったとの意見もあるようです。
性格などについては史実には細かくは記されていませんでした。
私は個人的にそんな事無いくらいの実力があると思いますが、流石にこの時代の王賁を見たこともないのでなんとも言えませんが、王賁がいたからこそ成功した作戦も数多くあったのではないのかと思ってます。
そして王賁ではなく、父の王翦に対する評価は、司馬遷は『秦の補佐として徳をたて、根本を固めることはできなかった』『主君のきげんをとり身を全うするのがせいいっぱいで、一生を終えたにすぎない』とかなり厳しい評価をしています。
あの王翦将軍がと疑うような内容ですが、司馬遷はこのように書いてあるようです。
王賁の生い立ち
ここでは王賁の生い立ちについて書いていきます。
先程王賁の強さなどは実際に史実でわかりましたが、マンガのあの生い立ちなどは本当だったのか?
王賁の出生
王賁が王翦将軍の息子だったのは先程紹介しましたが、王賁はエリート育ちで、子供のころから槍の達人であの強さも本当だったようです。
漫画ではまるで親子に見えない、仲の悪い親子ですが、史実においては正反対のようです。
紀元前226年、王賁は、燕の王都薊を攻めていますが、大いに兵士を集めて、王翦の軍勢に詣でると記してあります。
実は、この時、父である王翦は、燕を攻めた時に苦戦を強いられており、王賁の援軍のおかげで燕を平定することに成功したようです。つまり燕攻めは王翦と王賁の親子プレイだったのです。
これを見ると、マンガのような親子のギクシャクは見受けられません。険悪な間柄だと、このような親子で一つの国を攻めるのは難しいでしょう。
王賁に子孫はいるのか
こちらも史実に記されておりますが、子孫は存在しました。
王賁の子は王離(おうり)と言う名で、王翦、王賁の血を引くとしてかなりの期待をされておりましたが、王離の実力は非常にイマイチだったそうです。
そして王賁の子の王離が大いに期待されながら、項羽相手に簡単に捕虜にされたそうです。
王翦と王賁の二代で築いた名声は三代目王離で無残にも崩れ去った結果になったようです。
王賁はどのような最後を迎えたのか
王賁の最後はどんな形でどんな死に方をしたのでしょうか。
実は史実では、王賁のこの辺のところは全く記されておりませんでした。
しかし、王賁は史実でこれだけの活躍をした将軍なので、おそらく戦死したのであれば必ず史実に戦死と記されると考えられます。
死に対しての史実が無いため、恐らくですが、寿命か病死したのでは無いかと考えられます。
まとめ
こんな渋い男が実在して居たのは非常に感動的です。マンガなので実際はこのような感じだったかどうかは実際分からないですが。
何と言ってもやっぱり見た目が圧倒的に男前ですよね。
こんな男前が強くて努力家で仲間思いだったら絶対に人気が出て当然だと思います。
王賁はただかっこいいと言う感じではなく、見た目と中身が非常に最高です。
私達も社会生活で生きていく上で非常に参考になる最高の上司像だと思います。
私はあんなに男前でもないですが見習える部分はたくさんあるので、あのような男になれるようにしっかり努力していこうといつも王賁を見ると思います。
キングダムはただのマンガでは無く、私達の普段の生活にも非常に参考になる事が多いので今後も読んで楽しみながら、いろいろ勉強して行きたいと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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