ゴールデンカムイ有古は最後死亡した?その後生存したのかを解説!

ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイに出てくる『有古力松』

有吉は第七師団に所属しており、菊田特務曹長の直属の部下である。

日露戦争では菊田と共に何とか生き延び、登別温泉で長期の療養を余儀なくされた。療養後は再び第七師団に合流している。

今回は有吉の最後の死亡についてと、その後は生存しているのかについて解説していきます。

ゴールデンカムイ:有古は最後死亡したのか解説

ここでは有古が最後は死亡したのかについて解説してしいます。

有古は常に死と隣り合わせのようなポジションに居た為、幾度となくピンチを迎えていました。

有吉は土方陣営になり鶴見のスパイ

有古は長期療養を終えた後に雪山で刺青囚人の1人である『都丹庵士』を捕まえることに成功する。

その後都丹の刺青を戦利品として鶴見に渡し第七師団復帰の手見上げとした。復帰としてはかなりの手見上げとなった。

しかし有吉が渡した都丹の刺青は土方歳三から渡された実は違う囚人の物だった。

実は有古は都丹を雪山で倒した後に都丹はかろうじて生きていた。息のある都丹を雪山から救い出したときにちょうど土方が都丹を迎えに来た。

そこで土方は有古が第七師団と知っていながら土方陣営に勧誘した。土方は有古の父親がのっぺらぼう事ウイルクに殺されたとされるアイヌ7人の内の1人である事実を知っていた。

父親の夢であった金塊の夢を継ぐようにと説得され、有古は土方陣営に加わる決意をした。

鶴見にスパイが暴かれ2重スパイとなる

有古はスパイとして違う囚人の刺青を都丹の刺青と言って鶴見に渡したが、この作戦は鶴見に一瞬で見抜かれていた。

鶴見は土方が保有していた刺青人皮の大半を網走脱獄襲撃事件で奪い取っており、その中に都丹の刺青の写しも含まれていたので、すぐに都丹の刺青ではないと暴かれてしまった。

その後鶴見より有古の家族を人質にされ脅されるような形で今度は土方の陣営に潜入するように命じられた。有古は造反との事で第七師団の宇佐美によって半殺しにあう。

鶴見は土方陣営を混乱させるために以前作ってあった偽物の刺青人皮を有古に持たせ、土方陣営に潜入させた。

やっとの思いで土方に合流したが、一方の土方も鶴見が偽物である事に気付く事はわかっていた。

分かっていて有古にわざと刺青を持たせ潜入させた。これは鶴見の偽物の刺青人皮を入手するためであった。

鶴見は有古がスパイであるとわかれば必ず偽物を持たせ再び有古を自分のところに潜入させるとわかっていたのです。その時は必ず偽物を持たせてくるはずだと。

最初から土方にはうまく利用され、鶴見には家族を人質にして脅され、どちらにも逆らえない状況の中有古は2重スパイという非常に苦しい立場に置かれたのです。

アシリパを救出し月島によって銃殺

土方からも鶴見からも信頼させれず、2重スパイという非常につらい立場であった有古。

有古はどうしていいかわからずに流れのままに土方陣営と共に行動していた。

そんな時に有古の今後の道筋がはっきり決まった人物が現れた。それは『アシリパ』であった。

有古からすれば父親を殺害したとされるウイルクの娘のアシリパである。

恨みを持って当然だったが有古はアシリパのアイヌの未来の為に必死に戦う姿をみて、同じアイヌ出身だったこともあり共に戦う事を決意した。

そして第七師団にアシリパが奪われた際に、有古はアシリパを命がけで救い出した。

命がげで救いアシリパだけを逃がした後に第七師団に確保され、月島軍曹によって胸を銃撃され射殺した。

ゴールデンカムイ:その後生存したのかを解説!

最後は月島軍曹に射殺され死んだと思われましたが、実は有古は生きていたことがわかったのです。

何故生きていたのか?そしてその後はどうなったかについて解説していきます。

父親の形見であるマキリで一命を取り留めた

月島に銃撃された後、菊田によって病院に運ばれた。

意識が戻らないままの状態だったが、急に息を吹き返した。なんと撃たれた胸には父親の形見であった『マキリ』が入っていて、マキリによって銃弾から有古を守った。

マキリとはアイヌの工芸品で小刀になります。有古の父親はマキリ作りが上手だったのです。

菊田は有古に対して「親父さんに助けられたな」と言っていました。

有古は菊田以外の全員が死亡したと思っているのでこれで2重スパイをすることもなく自由な生活ができたのではないかと思われます。

その後は郷土資料館にマキリは展示されていた

一命を取り留めた後は有吉の登場は最後まで無く、その後はどうなったかははっきりとしません。

しかしこれはまた別の話と言った感じで有吉のマキリがその後、『郷土資料館』に展示されていることが分かったのです。

そこには製作者『有古イポプテ』と書いてあった。

父親のマキリの作品を真似てついに自分自身のマキリを作る事が出来たのでしょう。

そしておそらくですが金塊争奪戦の後にアシリパが作り上げたアイヌの未来の手助けもしてくれたのではないかと思われます。

有吉のはっきりしたその後の描写がないため憶測にはなりますが、生き残った事は間違いないと思います。

まとめ

今回は有吉について解説していきました。

有吉の生き方は非常に不器用ではありますが、とてもまっすぐな人物だったと思います。

アシリパの勇敢な姿を見て、どっちつかずの自分に苛立ちもあったのでしょう。

最後はいろいろなしがらみからも解放され、自身のマキリを作りあげたのはとてもうれしかったです。

きっとアシリパと共にアイヌの未来を切り開いてくれたのでしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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