東京リベンジャーズ(通称東リベ)に出てくる『黒龍(ブラックドラゴン)』
不良達の憧れの存在的チームであった黒龍は、初代で関東制覇を成し遂げた偉大な暴走族である。
そんな黒龍は謎も多く、物語が進むにつれて徐々に謎が解明されていった。
黒龍はマイキー率いる東京卍會とも深い因縁がある。
黒龍九代目と羽宮一虎が揉めたことがきっかけで東京卍會が結成され、その後東卍によって1度は壊滅させられている。
今回は謎多き黒龍初代メンバーと歴代総長を紹介し、11代目は意外なあの人物だった事について解説していきたいと思います。
東京リベ:黒龍初代メンバーを紹介!
ここでは初代黒龍のメンバーを紹介していきたいと思います。
伝説の暴走族の初代は一体どのようなメンバーだったのか!
黒龍総長:佐野真一郎
マイキーの兄であり伝説の男である『佐野真一郎』
彼こそが黒龍の初代総長である。関東中の不良が慕い彼の元に集まったほどの人物。
喧嘩は弱くて女にも弱いがいざって時には頼りになる、主人公の『花垣武道』のような存在である。
マイキーとドラケンなど真一郎を知っている人物は、みんな武道を真一郎の面影を見るような感覚であった。
喧嘩は弱いが、彼の元にはみんなが自然と集まる、不思議な魅力があった。その人間的な魅力で初代黒龍を結成し、最強のメンバーが集まった。
黒龍引退後はバイクショップを経営し、そのバイクショップにはいつも不良達が集まっていた。
しかし真一郎は、東卍の『羽宮一虎』によって殺害され、真一郎の死がマイキーの闇落ちの原因となった。
最後に分かった事実であったが、佐野真一郎はタイムスリーパーであったことが判明した。幼いマイキーを救うためにタイムスリーパーとなり、過去を変えマイキーを救っていたのです。
その後真一郎のタイムスリープは武道に譲渡され、武道が2代目のタイムスリーパーとなった。
※真一郎がタイムスリーパーだった真実を詳しく知りたい方はこちの記事をご覧ください。
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黒龍副総長:明石武臣
黒龍副総長にして軍神と呼ばれた男が『明石武臣』である。黒龍を関東最大の暴走族にした立役者の1人である。
武臣の采配で戦況のすべてが変わると恐れられた存在。総長の佐野真一郎とは幼馴染であり、いつも優しい真一郎に憧れていた。
真一郎が黒龍を創った時に、いつも幼いころから隣にいた武臣を副総長に任命した。
しかし黒龍解散後は借金生活を送り、命まで危うい状態にまでなっていた。
そんな時に妹である『瓦木千咒』から一緒に梵(ブラフマン)というチームを創るから協力してくれと頼まれた。
梵(ブラフマン)は三天時代の1つのチームであり、総長の『瓦木千咒』は女であるがかなりの喧嘩の腕前である。
武臣はそんな落ちぶれた自分を拾ってくれた事に感謝しブラフマンのNo2として活動をした。
裏社会とのつながりもあり、黒龍時代には軍神と呼ばれた男だけあって、どんどんブラフマンを拡大させていった。
黒龍親衛隊隊長:荒師慶三
初代黒龍の親衛隊長であり、喧嘩の腕前は確かなのもである『荒師慶三』
初代黒龍が出来るまでは、西関東を完全に制覇していた600人の構成員からなる『螺愚那六(ラグナロク)』とういうチームの総長であった。
抗争の後は返り血で大きな巨体が赤く染まる事から『赤壁(レッドクリフ)』と呼ばれていた。
恐ろしい強さで西関東を制圧していた。
実際に真一郎と喧嘩をした描写はないが、恐らく荒師慶三の圧勝だったのではないかと予想される。しかしその後は笑顔で仲良くなり、真一郎の不思議な魅力に引かれた描写があった。
そして西関東最強の男が真一郎の下につき初代黒龍は誕生した。
荒師慶三も初代黒龍引退後は、瓦木千咒が創ったブラフマンに入り大幹部となっている。
黒龍特攻隊隊長:今牛若狭
初代黒龍の特攻隊長である『今牛若狭』
体はそれほど大きくはないがかなりの実力者である。今牛若狭は黒龍が出来る前は、荒師慶三率いる螺愚那六に対抗すべく東関東の12チームが集まってできた『煌道連合』の総長であった。
今牛若狭は『白豹』の異名で恐れられていた。
関東は西の螺愚那六と東の煌道連合とで完全2つ割れていた。そしてこの東と西はバチバチの状態が長く続いていた。
そんな2人を見事にまとめ上げのが当時まだ無名であった『佐野真一郎』である。
2人を見事にまとめ上げ、初代黒龍を結成した。そして黒龍でワカとベンケイの最強コンビが誕生した。
当時のワカとベンケイのコンビは喧嘩の腕は日本最強と言われるほどの強さであった。
初代黒龍引退後は、今牛若狭も瓦木千咒が創ったブラフマンに入り大幹部となった。
初代黒龍の明石武臣、荒師慶三、今牛若狭は3人揃って瓦木千咒の下についた。
東京リベ:黒龍歴代総長紹介!
ここでは黒龍の歴代総長を紹介していきます。
初代の佐野真一郎から11代目まで続いた黒龍はどのような総長が存在し、どのように変わっていったのかについて解説していきます。
2代目から7代目不明
初代総長は先ほど紹介した佐野真一郎である。しかし2代目から7代目までは紹介されておらず、何も語られておりません。
しかし7代目までは、真一郎の意思を継ぎ、自分より強い相手としか抗争をしない筋の通ったチームであったことは間違いないでしょう。
黒龍が不良たちが皆憧れる最高のチームでなくなったのは8代目からである。
8代目総長:黒川イザナ
黒龍が真一郎の意思を引き継がなくなり、腐った最低なチームになったのは8代目総長『黒川イザナ』の代からである。
ゆすりたかりや薬にまで手を出し、女子供関係なく犯罪に手を染める最低な集団になったのである。
イザナは真一郎と兄弟とされていたが、実は血の繋がりもない事実が判明した。
そして真一郎の創った黒龍を継がせたいのは実の弟である佐野万次郎である事実を知り、裏切られたと勝手に思い、マイキーへの嫉妬心が怒りへと変わり、マイキーを潰す事が黒龍の意思に変わった。
そしてイザナ黒龍引退後、自身で『天竺』というチームを創り、マイキーを再び潰すことを目的とした。
イザナの8代目で完全に黒龍は極悪犯罪組織へと変わっていった。
※黒川イザナの過去や真一郎との関係について詳しく知りたい方はこちらの記事を!
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9代目総長:班目獅音
9代目総長は『班目獅音』
8代目黒川イザナの意思を継ぎ、マイキー率いる東卍を潰す事を目的としていた。黒龍はさらに醜いチームへとなっていった。
班目獅音に関して喧嘩の腕前も弱く、人間性も最低であった。9代目は歴代で一番最弱とされている。
9代目の時に、マイキーの親友であった『羽宮一虎』が黒龍と揉めた事が原因で、東京卍會を結成し9代目黒龍と抗争になり、東卍が圧勝した。
マイキー達が東京卍會を創るきっかけとなったのが9代目黒龍であったのです。
そして9代目で黒龍は東卍によって壊滅となり、9代続いた黒龍は消滅した。
10代目総長:柴大樹
9代目で東卍によって壊滅した黒龍を見事復活させたのが10代目総長『柴大寿』である。
柴大寿の部下には『乾青宗(イヌピー)』と『九井一(ココ)』がいた。
10代目では特攻服を今風に変え、部下を戦闘員と鍛え上げた。そして超武闘派集団の黒龍を作り上げた。
柴大寿は幼い頃から体がデカく腕っぷしも強かった。そして何より人の心をつかむ術に非常に長けていた。そのため周りの子供達はみんな大寿に惚れていた。
中途半端な暴力は行わず、やるなら徹底的に行い2度と歯向かわせないようにする。
人を操る能力もあり、圧倒的な強さを誇るのが柴大寿である。
柴大寿は圧倒的な強さだけではなく、頭も切れた。
10代目黒龍はただの武闘派集団ではなく、暴力を売るという行為を行って金を集め、チームをどんどんでかくしていった。
しかし東卍との抗争で、柴大寿はマイキーに敗れ、黒龍は東卍の傘下となった。
東京リベ:黒龍11代目はあの人物だった!
10代目で東卍の傘下となった黒龍。黒龍に居たイヌピーとココは東卍に入隊した。
しかし黒龍は傘下になったが消滅してわけでは無かった。
11代目総長花垣武道
黒龍は東卍の傘下となったが、消滅してはなかった。イヌピーとココは11代目として黒龍に残った。
そして11代目黒龍は東卍の傘下になるなら、武道がいる壱番隊に入る事を志願した。
イヌピーの志願によって11代目黒龍総長に『花垣武道』を総長にすることに決めた。
マイキーは当初反対したが、渋々承諾した。
イヌピーが武道を総長にした理由
イヌピーが11代目総長に武道を選んだ理由は、初代黒龍を再興させたかったからである。
イヌピーは昔から初代黒龍の総長である佐野真一郎に憧れた1人であった。いつも真一郎のバイク屋に行き、初代黒龍メンバーのキラキラした表情に憧れていた。
そんな黒龍に憧れて入ったが、イヌピーが入った時代は8代目の黒川イザナの時であった。黒龍が最悪になった時代である。
イヌピーが憧れていたころの黒龍とは全く違っていた。しかしイヌピーもその黒龍に染まっていき悪事を働いた。
そして武道に出会い真一郎の面影を見た。イヌピーはこの男なら必ず初代黒龍の意思を継いでくれると確信した。
だからイヌピーは武道に命を預け11代目総長になってくれと頼み込んだ。
イヌピーはもう一度真一郎のころの黒龍を創るために武道を総長にしたのだった。
まとめ
今回は黒龍の隠された歴史について解説していきました。
決して喧嘩が強くない真一郎に関東の猛者達が慕ったのだった。そして最強で最高の黒龍が誕生した。
初代から7代目までは不良達が憧れるチームであったが、8代目の黒川イザナによってすべてが崩れていった。
しかしそんな腐った黒龍を初代の意思を取り戻すためにイヌピーは武道を総長に置いたのだった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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