ゴールデンカムイ:平太師匠の怖い過去!ウエンカムイの正体も解説!

ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイに出てくる『松田平太』

杉元や白石からは砂金採りの名人として平太師匠とも呼ばれている。

ウェンカムイという人食い熊に恐れながら毎日を暮らす平太。

ウェンカムイは砂金採りばかりを襲い人々に恐れていた。

今回は平太の怖い過去やウェンカムイの正体などを解説していきたいと思います。

ゴールデンカムイ:平太師匠の怖い過去とは!

ここでは平太の怖くて暗い過去について解説していきます。

平太が特殊な変人になってしまった原因は過去にあったのです。

砂金採りの名人松田平太は刺青囚人

平太は24人の刺青囚人の1人である。雨竜川という場所で父親、兄、兄嫁と4人で生活をしてた。

砂金採りの名人である平太は毎日のようにウェンカムイである人食い熊を恐れて生活していた。

平太が砂金採り最中にウェンカムイに襲われ崖から落ちそうになるところを杉元達に助けられ、それをきっかけに杉元達に砂金採りを教えることになったのです。

杉元達は平太の事を『平太師匠』と呼び、砂金採りの指導をうけたのでした。

過去のウエンカムイのトラウマ

ウェンカムイは村でも非常に恐れられており、砂金採りばかりを襲うとされてました。

平太はいつも熊の絵が入っているタバコ入れを着用していた。それを見たアシリパは「そのタバコ入れアイヌのものだな?」と尋ねた。

平太は子供の頃にアイヌの人たちと砂金を採っていた事があり、仲良くなってタバコ入れをもらったのです。

その時に聞いたアイヌのウェンカムイの話が本当に恐ろしかったようで、平太はそれから眠れなくなるほどウェンカムイを恐れていた。

過去に聞いたアイヌのウェンカムイがトラウマとなり、過剰に恐れながら日々の生活を送っている。

そしてもう何年もウェンカムイは平太に近づいてきていると言うのです。

家族殺害の罪悪感から多重人格になる

平太が家族のように話していた父親、兄、兄嫁は実は存在していなかった。

平太は多重人格で、平太自身が家族3人の人格になり会話をずっとしていたのです。

幼い頃に平太は家族全員をヒグマを利用して殺害しました。

平太が毎日汗水たらして砂金を採ってもその日のうちに散財する家族に対して不満があった。

砂金に目がくらんで欲深くて醜い家族にバチを与えてほしかった。そこで平太が考えたのがヒグマの食べ残しを見つけそれを家族が寝起きするところに隠した。

ヒグマは食べ残した食料を奪われると必ず取り返しにくる習性がある。平太はそのヒグマの習性を利用した。

そしてヒグマは隠された食べ残しを見つけ出し、家族は全員ヒグマによってズタズタに殺害された。

家族を殺したヒグマは平太を食べる前にアイヌの猟師によって倒されバラバラにされたので平太だけは助かった。

家族殺害以降、平太は多重人格となっていったのです。

24人の刺青囚人を見たい方はこちらの記事を御覧ください。

ゴールデンカムイ:ウエンカムイの正体を解説

ここでは村の住人や平太が最も恐れていたウェンカムイの正体について解説していきます。

村で砂金採りばかりを次々に襲い殺害していく凶暴な熊の正体は何なのか!

恐れていたウエンカムイは平太自身だった

平太は多重人格であったのですが、なんと恐れられていたウェンカムイの人格も持っていたのです。

平太が恐れ、砂金採り達が恐れていたヒグマの正体は平太自身でした!

幼い頃家族を殺したヒグマの毛皮を平太自身は捨てたと言っているのですが、何度捨ててもまた家に戻ってくるというのです。これはヒグマになった平太自身が家に戻しているだけだったのです。

平太はこのヒグマの毛皮を被り砂金採りを次々に襲っていた。その殺害が原因で網走刑務所に投獄され、平太が囚人の時に着いた名前は『道東のヒグマ男』と呼ばれていた。

最後は平太自身でウエンカムイにトドメを刺した

平太は最後に杉元と戦います。平太がヒグマの毛皮を被りついに杉元達の前でヒグマの人格になったのです。

ヒグマとなった平太のパワーは凄まじく杉元もかなりの苦戦を強いられます。

杉元は苦戦しながらもナイフで身体を複数刺し弱らせました。

すると毛皮の中から平太が「いいぞ・・ウェンカムイが弱っている・・・今なら」と言い出したのです。

すると平太は毛皮から自らの手を出しアマッポという鹿を倒す毒矢の仕掛けの紐を自ら引っ張り、毒矢が平太首に突き刺さった。

白石が平太を助けようと毒矢を抜こうとすると「いいんです・・このままで」と白石を止めました。

平太曰く「ウェンカムイは家族を罰した後に、欲深い自分自身も最後に罰せられた・・そしてウェンカムイに堕ちた私は罪のない誰かを襲いにいく」と言っていました。

そして最後に「誰かにとめてほしかった、杉元さんが戦ってくれたお陰でやっと私のウェンカムイを消すことが出来た」

平太は自身がウェンカムイに堕ち、自身が罪のない人々を襲う事に気づいていながらも止まらなかったのでしょう。

そして杉元との戦いによってやっと弱らせてもらい、遂に自身の中にいるウェンカムイを倒すチャンスだと思い、自ら毒矢を刺したのだと思います。

まとめ

今回は平太について解説していきました。

多重人格はとても驚いたのですが、まさかウェンカムイの人格も持っているとは予想外でした。

平太があんなに凶暴になったことも驚きました。

砂金の欲望が平太や平太の家族の人生を狂わせたのです。砂金には人を狂わせる魔力のようなものがあるのかもしれないですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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