モブサイコ100に出てくる巨大なブロッコリー。
突如として生まれた謎の巨大なブロッコリーを人々は神と呼び崇拝するようになった。
エクボの洗脳によってどんどん広がっていく信仰心。
今回は巨大なブロッコリーがなぜ突然生まれたのか!そしてブロッコリーは神樹と崇められ何故自我を持ってしまったのかをエクボの行動などを踏まえて解説していきたいと思います。
モブサイコ:ブロッコリーなぜ生まれた?
ここではあの巨大なブロッコリーはどのようにして生まれたのかについて解説していきます。
クネクネの退治でもらった種
7巻57話で霊幻の元に依頼がきた、格安で購入したいわくつきの土地に出る悪霊退治。
依頼人の男性によると夜になると畑の上で何者かがクネクネと踊っている。そして朝になると昨日まで元気だった植物が全て枯れているという依頼でした。
モブによってクネクネの退治が始まった。クネクネは上級悪霊で畑の野菜などの生気を吸い取って養分にしていた。
クネクネは植物の根に信号を出し自在に根を操ってモブ達を攻撃したが、モブが逆に更に強い念流を植物に送り込み根に信号を出しクネクネを退治した。
退治後に報酬として野菜をもらうはずだったがすべて枯れてしまったため、代わりに土や肥料そして野菜の種を貰い受けた。
その野菜の種にブロッコリーの種があり、モブは報酬として霊幻よりブロッコリーの種を頂いた。
この時にモブがもらったブロッコリーの種こそが、後の巨大ブロッコリーになっていくのであった。
爆発を吸収し巨大なブロッコリーが完成
巨大ブロッコリーが誕生したきっかけは超能力結社『爪』のボスである『鈴木統一郎』との戦いでした。
ある日『爪』によってモブの実家が放火されてしまう。
家に帰って来たモブは激しく動揺し、家族が爪のボスである鈴木統一郎に殺されたと思い、鈴木と激しい戦いになった。
戦いの最後はモブの説得により鈴木は自身のこれまでの行動が間違っていた事に気づき、自身が溜め込んでいたパワーを爆発させ自害することでせめてもの償いをしようとした。
しかしモブは自害しようとする鈴木を止めます。しかしもう鈴木の溜め込んだエネルギーの爆発を止める事は出来ない。
モブはそこで鈴木の莫大なエネルギーを吸収しモブが受け皿となって爆発を抑えようとした。
そしてエネルギーは爆発し街中が吹っ飛びそうな勢いの大爆発であった。もうこれはモブも鈴木も確実に死んだであろう大爆発。
しかし2人は見事に生きていた。
何故あの大爆発で全くの無傷で終わったのか?
それはモブが以前報酬として貰ったブロッコリーの種を胸ポケットに入れており、爆発の巨大なエネルギーをブロッコリーの種が吸収していたのです。
モブと鈴木の巨大なパワーを吸い取ったブロッコリーの種は、巨大なブロッコリーとなり街に突如出現した。
巨大なブロッコリーの正体はモブと鈴木のパワーが、以前貰ったブロッコリーの種に吸収され出来た物だったのです。
モブサイコ:ブロッコリーが神樹になり自我を持った理由
街に巨大なブロッコリーが出現したことによりブロッコリーは一種の神の象徴として成立していた。
エクボはその人々の崇拝した姿を見てチャンスだと感じた。
ここではブロッコリーが人々の力によって神樹が自我を持った理由について解説していきます。
エクボに洗脳されたサイコヘルメット教
人々が崇拝することによって想いのエネルギーが増幅していく。エクボはそのエネルギーを掠め取って有効利用し世界の神になろうと企んでいた。
そしてエクボはモブをサイコヘルメットに誘った。モブのカリスマ的超能力とエクボの空気を変える力で、現代に新しい宗教を作ろうとした。
しかしモブは全く話には乗らず「もう悪だくみはやめたら?」とあっさり言ってしまった。
モブの言葉にエクボは幻滅し、エクボは1人でブロッコリーを利用しサイコヘルメットの教祖となった。
エクボは戦略的に段階を踏んで人々を洗脳していった。
第一段階・神樹の一部を食品として食べさせ物理的な接触から精神の中に侵入させた。
第二段階・集合意識によって少数派の精神を巻き込んだ
第三段階・強い信仰の熱が隣人から隣人へと伝わっていき、何もしなくても拡大するようにした。
このような段階的に人々を洗脳していき、サイコヘルメット教は拡大を続けブロッコリーにエネルギーを集め、そのエネルギーを奪い取りエクボはどんどんパワーアップしていった。
そして共にブロッコリーもどんどんパワーを集めていき巨大化は進んでいった。
人々の崇めるパワーで神樹は自我をもった
モブとエクボは意見の対立で戦う事になる。そしてモブの説得によりエクボは目を覚ました。
エクボは神になることを諦め、そして人々の洗脳を解くと約束し、パワーを使い果たしたモブをおぶって2人で家に帰ろうとした。
しかし戦いはこれで終わらなかった。なんと信者やエクボの想いを吸収し、人々の想いで出来たサイコヘルメットという自我が発生した。
神樹は自我を持ち始め、教祖であったエクボがサイコヘルメットからはずれる事を虎視眈々と待っていた。そしてエクボが教祖をはずれた瞬間に自我が姿をい現し、モブの膨大なエネルギーを奪おうとしたのです。
自我を持った神樹は人々の崇拝する力によって出来た物だったのです。
エクボと共に消えた自我を持った神樹
モブは完全に眠ってしまい目をさます様子はありません。エクボはモブを守る為一人で自我を持った神樹と戦います。しかし膨大なエネルギーを蓄えた神樹はとても強く苦戦を強いられる。
モブはやっと目を覚ましたがまだ体力は衰弱していた。衰弱したモブならエクボの洗脳が通じると考えモブを洗脳した。
エクボは自分の足で歩いて帰れとモブ命令をします。エクボの洗脳にかかったモブは言う通りに一人で家にかえったのです。
これ以上戦いに巻き込んでしまうとモブが危険と判断したのでしょう。
そして残ったエクボは神樹と戦い、最後は神樹の中に取り込まれ自爆するような形で、自らも神樹と共に消えてしまったのです。
そして街から巨大なブロッコリーも消滅させたのでした。
まとめ
今回はブロッコリーと神樹の自我について解説していきました。
ブロッコリーは以前のクネクネ退治の時の種が伏線になっていたのですね。
そして神樹の自我は人々の崇拝するパワーによって出来上がった怪物のような存在だったのです。
人の想いが作り出す物は本当に恐ろしい物です。
しかしモブとエクボが無事関係を修復してくれたのは良かったと一安心しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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