モブサイコ100に出てくる爪のリーダー『鈴木統一郎』
世界征服を目論む超能力犯罪集団のボスであり、自己中心的な性格の持ち主。
冷徹さと傲慢さを持ち合わせ、他者への配慮というものも考えていない。実の息子に対しても容赦無い男である。
今回は鈴木統一郎がモブに敗れたその後と、最後のモブとの再戦について解説していきたいと思います。
モブサイコ100:爪のボス鈴木統一郎のその後を解説!
鈴木はモブと壮絶な戦いを繰り広げた後、モブによって敗北した。
ここでは鈴木の敗北した後、そしてその後について解説していきます。
鈴木とモブの戦いによって出来たブロッコリー
鈴木はモブとの戦いの最後で、モブの説得により鈴木は自身のこれまでの行動が間違っていた事に気づき、自身が溜め込んでいたパワーを爆発させ自害することでせめてもの償いをしようとした。
しかしモブは自害しようとする鈴木を止めます。しかしもう鈴木の溜め込んだエネルギーの爆発を止める事は出来ない。
モブはそこで鈴木の莫大なエネルギーを吸収しモブが受け皿となって爆発を抑えようとした。
そしてエネルギーは爆発し街中が吹っ飛びそうな勢いの大爆発であった。もうこれはモブも鈴木も確実に死んだであろう大爆発。
しかし2人は無事に生きていた。
何故あの大爆発で全くの無傷で終わったのか?
それはモブが以前報酬として貰ったブロッコリーの種を胸ポケットに入れており、爆発の巨大なエネルギーをブロッコリーの種が吸収していたのです。
モブと鈴木の巨大なパワーを吸い取ったブロッコリーの種は、巨大なブロッコリーとなり街に突如出現した。
鈴木はその後囚人になった
鈴木はモブに敗北後自らで自首し警察により逮捕となった。
息子である鈴木将と幹部であった芹沢に見送られながら警察に同行された。
鈴木は最後に息子の将と芹沢に謝罪のようなものをした。
芹沢には「慕ってくれたお前にとってこの結末は気分が悪いかもしれないが・・私はお前たちを心から仲間だと思っていなかった・・気を病む必要はない」と芹沢に言った。
息子の将には「これでお前の将来を見届けるものはいなくなってしまった・・本当にすまない」と言った。
鈴木はモブとの戦いで人には人が必要ということにはじめて気づいたのでした。
モブサイコ100:爪のボス鈴木統一郎とモブとの再戦を解説!
モブは最後にツボミちゃんに告白するため待ち合わせ場所へ向かう途中に事故にあった。
事故の影響でモブは今までにない完全覚醒状態になってしまった。街中を破壊しもう誰に止められない状態。
その時鈴木が久々の登場でモブと再び戦うことになったのです。
モブとの力の差を実感した
覚醒し暴れるモブを静止するために警察は極悪囚人を政府監視の元で街に放ちモブと対戦させる事にした。
その中の囚人に鈴木がいた。鈴木とモブの再戦である。鈴木はモブの前に現れ「借りを返しに来た」と言った。
鈴木であればモブを止める事は出来るだろうと思ったが、今回のモブは今までの覚醒とは訳が違う。
鈴木の力を持ってしても全く歯が立たない。モブの強力な超能力によって一方的に鈴木は攻撃された。
「まさかここまで差があるとは・・・」と語るほどの歴然とした力の差であった。
息子の将と手を組み共に戦う
圧倒的な強さのモブは最後のトドメの一撃を鈴木に放った。その瞬間に息子である将が間一髪鈴木を救った。
将はダメ親の社会奉仕に協力してやると言って鈴木と共に戦うことにした。
鈴木はモブの攻撃を受けながらモブのエネルギーを少しづつ充填していたのでした。
ここからが本当の勝負と鈴木と将は力をあわせて2人のエネルギーをモブに放った。
しかし2人の全力は見事にモブに吸い込まれてしまい、全くダメージを与える事すら出来なかった。
鈴木はもう勝てないと判断し、最後にモブを止める方法として自身が器となりモブのエネルギーをすべて吸収するとても危険最後の行動に出た。
将は「あれは無茶だろ・・ぶっ壊れちまうぜ」と言ったが鈴木は「覚悟は出来ている」と将に言った。
最後は普通に生きることを選んだ鈴木
自身が器となることを決めモブに向かっていく鈴木に対して将は「親父」と呼び止めた。
振り向いた鈴木は将が行ってほしくない表情をしていたことに気づいた。将ははじめて鈴木を父親として見た。初めて2人が親子になった瞬間であった。
鈴木は将の表情を見て決断した。「将・・肩を貸してくれないか・・逃げよう!」
鈴木は親としてまだ死ぬわけには行かないと判断したのでしょう。そして器になるのではなく逃げる事を決断しました。
2人は初めて理解した。モブが普段から超能力を使わずに普通に生きていく事を選択していた意味が。
超能力は怖いということに!
鈴木と将はもう超能力は使わないと決心し、普通に生きることが一番だと初めて気づいた。
そしてモブの元から去っていったのでした。
※モブの最後の覚醒を詳しく見たい方はこちらの記事を御覧ください。
まとめ
今回は爪の元リーダーの鈴木統一郎について解説していきました。
鈴木と将はやっと親子になり、そして今までモブが超能力の力を頼らなかった理由が理解出来たのです。
そして普通に生きることが本当に幸せであることに気づいたのでした。
再戦によってやっと気づいた超能力の怖さで鈴木と将は本当の親子になることが出来たのでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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